CP速報:プロパンガス料金消費者協会

CP速報

プロパンガスの原料である原油のCP価格(サウジアラビアでの船積み価格)は常に変動しており、プロパンガス会社もこれをベースに値上げしたり値下げしたりしています。


8月CPは780ドル。非需要期で下降気味

7月30日に8月のCP価格が発表されました。先月比40ドル下がって780ドルになりました。サウジアラムコCPは昨年12月に史上2番目の高値である1,100ドルをつけ、その後4月まで連続で下げたが5月6月は上昇、7月8月はまた下げています。

7月=820ドル/トン
8月=780ドル/トン(4.9%↓)

サウジアラコムCP推移

市場の動向

7月?9月は、プロパンガス非需要期のピークを迎えます。それだけにもっとCPが下がってもおかしくなかったのですが、ウクライナやイラク問題が起こったために一直線に下がらずに、夏場としてはやや高止まりしています。今後どうなるかですが、いままでの傾向では9月からは冬場の需要期に備えた在庫準備に向かっていくので、CPは上がっていくトレンドにあります。

今年は、"値上げはあっても値下げなし?"

上部のグラフをご覧いただいてわかる通り、昨年12月には1,100ドルという高値を付けました。業界はすぐに反応し、ほぼ全社が1立方メートル当たり40円前後の値上げを行いました。

その後4月には770円までちょうど30%下落しています。8月のCPも780円ですので同じ水準にあります。昨年12月に1,100ドルを付ける前のCPは870ドルでした。870ドルから1,100ドルになってすぐ値上げしたのに、1,100ドルから780ドルに下がったら当然値下げの話が出てもいいはずです。しかし、どこからも値下げの話は聞こえてきません。それどころか、ある大手は8月から30円ほど値上げをしたようです。

何ともよくわからない業界です。9月のCPはまだ知るよしもありませんが、仮に10ドルでも20ドルでも下がったら値下げをして欲しいものです。しかし、多分期待薄でしょうね。経営面から見て、もうすぐ秋になってCPの値上がりが予測される中、なかなか販売価格の値下げには踏み切れないのは理解できなくもないですが、1月に40円上げたのであれば少なくとも20?30円は下げておくべきではないかと思います。

そしてこのまま秋になってまた1,000ドルを超えるとすぐに値上げが行われることでしょう。こうしてプロパンガスの利用者価格は、CPの高騰時に値上げされ、その後様子を見ているうちにまた冬の需要期を迎えてしまうという悪循環を繰り返しているのです。


CP価格とは

CP価格(Contract Price)とは、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ社が決める通告価格です。CP(≒FOB)は輸出国の港で渡される価格で、$/tという単位で取引されています。CPには日本までのタンカー運賃と保険料などは含まれていません。

http://www.astomos.com/business/lpg_trend/supply/c0401009.html
↑こちらでCP価格の速報を見ることができます。


プロパンガスの料金はCP価格に連動します

日本のプロパンガス料金は、上記サウジアラムコ社のCP価格を参考に決めるガス会社が多いようです。ただし、連動させる会社でも「原料費調整制度」を採用して、CP価格・輸入船運賃・為替の動きを毎月のプロパンガス料金に反映させるガス会社と、CP価格が極端に上下した時にだけ料金をいじる会社とがあります。

spacer

ご自分の料金が適正料金かどうかは簡単に調べることができます。


集合住宅の方 一戸建ての方
spacer

2014年のCP価格


2013年のCP価格


2012年のCP価格


spacer


spacer

ページの先頭へ戻りる

spacer