CP速報:プロパンガス料金消費者協会

CP速報

プロパンガスの原料である原油のCP(サウジアラビアでの船積み価格)は常に変動しており、プロパンガス会社もこれをベースに値上げしたり値下げしたりしています。


1月CPは425ドル。記録的な低水準

12月31日に1月のプロパンガスのCP価格が発表されました。12月の550ドルからさらに125ドル(22.7%)下がって425ドルになりました。この水準まで下がったのは2009年6月に395ドルまで下がった記録がありますので5年半ぶりです。

12月=550ドル/トン
1月=425ドル/トン(22.7%↓)

サウジアラコムCP推移

供給過剰感が原因

1月5日のニューヨークWTI原油先物取引は、一時1バレル=50ドルを切りました。プロパンガスのCPが下がったのも、原油先物が値を下げているのも根は1つです。

いくつかある原因の1つは、アメリカのシェールオイルの増産が続いた結果、いまやサウジアラビアやロシアを凌駕するほどの産油国になってきたことです。これに対し市場でのシェアを落としたくないサウジアラビアは、OPEC総会での減産に反対したことで原油安に歯止めがかかりません。また、ルーブル安に苦しむロシアやイラクでも生産が増えているなど各国の増産が続いているのに、逆に世界の経済指標が冴えないことから供給過剰感が高まっています。

さらに長年世界の経済を引っ張ってきた中国経済が減速する中、ヨーロッパの経済もパッとしません。EU全体の経済低迷が続いている最中にギリシャのEU離脱問題も発生し、原油価格の下落圧力にもなっています。

2015年のプロパンガス相場はどうなるか?

今年のプロパンガスの相場は、比較的安値安定した動きになるようです。もちろんこれは、中東で戦争が勃発するなど状況が変わればすぐに一変してしまうので、一寸先は闇というのが現実ではあります。単に需要と供給だけの問題を捉えると、供給過剰の状態が続くのは当面続きそうなのですが大手プロパンガス元売り会社のレポートでも、2015年は450ー530ドルくらいで推移するのではないかと見ているようです。1月のCPが425ドルなので春から秋冬にかけて少しずつは上昇するかも知れませんが、一昨年末のような1,000ドルを超えるような状況になることは想像できない状況です。

なかなか下がらない小売り価格

このように歴史的なCPの下落が起きている中で、小売り価格が下がった話はあまり出てきません。当協会の会員プロパンガス会社はほとんどが下げていますが、なぜ一般的には下がらないのか不思議です。CPが急騰した時には敏感に小売り価格を上げるのに、値下げには鈍感なのがこの業界の問題かも知れません。現在当協会が推奨する「適正価格」は下がり続けています。詳しくは下記で確認しておいてください。


CPとは

CP(Contract Price)とは、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ社が決める通告価格です。CP(≒FOB)は輸出国の港で渡される価格で、$/tという単位で取引されています。CPには日本までのタンカー運賃と保険料などは含まれていません。

http://www.astomos.com/business/lpg_trend/supply/c0401009.html
↑こちらでCPの速報を見ることができます。


プロパンガスの料金はCPに連動します

日本のプロパンガス料金は、上記サウジアラムコ社のCPを参考に決めるガス会社が多いようです。ただし、連動させる会社でも「原料費調整制度」を採用して、CP・輸入船運賃・為替の動きを毎月のプロパンガス料金に反映させるガス会社と、CPが極端に上下した時にだけ料金をいじる会社とがあります。

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ご自分の料金が適正料金かどうかは簡単に調べることができます。


集合住宅の方 一戸建ての方
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2014年のCP


2013年のCP


2012年のCP


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