2019年8月のCP :プロパンガス料金消費者協会
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2019年8月のCP



2019年8月CPは370ドルで7月比5ドル下落

7月30日に8月のサウジアラムコCPが発表されました。7月の375ドルに対して5ドル下落の370ドルです。夏季で消費が増えないことと米中貿易摩擦が影響しているようです。

7月=375ドル/トン
8月=370ドル/トン(1.3% ↓)


サウジアラムコCP推移


サウジアラムコCP推移

CPが上がる要素はイランとサウジアラビア

綱引きに例えれば、ほぼ拮抗している状態です。上げる要素もあるが下げる要素もあり、大きな変動はありませんでした。

上げる要素は2つです。まずイランを巡る地政学的リスクです。イランが核開発を再開させたことから米欧の反発が強まっています。何がキッカケとなって米国対イランの本格的な紛争状態に突入するかわからない状態が続いています。

もう1つは、サウジの原油産出量が減っていることです。ロイターによればサウジの産油量は6月の日量980万バレルから7月は20万バレル低下して960万バレルになったようです。今後数ヶ月はこのレベルを維持するとのことです。

下がる要素は米国の増産基調と世界経済の成長鈍化懸念

米国のシェールオイル増産に伴う原油の産出量が2018年は世界一になっています。さらに国際エネルギー機関(IEA)は、2023年には米国の原油全体の生産量が日量1,690万バレルにまで拡大するとの見通しを示しています。

2018年の米国の産油量は日量平均で1,095万バレルだったので、今後5年間で1.5倍以上になりそうです。これまではOPECが原油価格を主導してきましたが、今後は原油価格を抑えたい米国の影響力が強まることは必死の情勢ですので、消費者にとってはありがたいことです。

全体的にみると下げ圧力のほうが強い中、サウジが減産によって必死に下支えをしている状況と思われます。


また、米中貿易摩擦の影響も原油価格の上昇を抑えるという面では貢献しています。中国の経済成長鈍化によって日本をはじめ世界の経済が悪影響を受けていますが、トランプ政権が中国の貿易をはじめとする一連の横暴を是正すべく必死の努力をしている中では我慢の時かと思います。






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