CP速報:プロパンガス料金消費者協会

CP速報

プロパンガスの原料である原油のCP(サウジアラビアでの船積み価格)は常に変動しており、プロパンガス会社もこれをベースに値上げしたり値下げしたりしています。


2017年5月CPは385ドルで4月比45ドル下落

4月30日に5月のサウジアラムコCPが発表されました。4月の430ドルに対して385ドルで、45ドル(10.5%)下落しました。

4月=430ドル/トン
5月=385ドル/トン(10.5%↓)

サウジアラムコCP推移

CPの上昇があるとしても限定的か

5月のCPが前月比45ドル下がって385ドルになりました。

2016年のCP平均価格は324.6ドルでしたが、2017年も年間平均は昨年並みになるかもしれません。今のところ1-5月の平均CPは448ドルですが、今後は暑くなり不需要期を迎えるので少しずつ下がり、しばらくは300ドル台で推移するのではないでしょうか?

今のところ、CPが急上昇するような要素は見当たりませんが、あるとしたら5月25日にオーストリアのウィーンで開催されるOPECの定時総会で、6月末で期限を迎える減産の延長が決まった場合が考えられます。

3月25日にアルジェリアのブーテルファ・エネルギー相は「減産の延長を支持」する方針を打ち出しています。また、ベネズエラは協調減産に参加していないOPEC非加盟国にも協調減産への協力を呼びかけるとのことで、OPEC総会で減産延長が決まる可能性は高いです。

しかし、それでも大きな上昇にはなりそうもありません。

CPを左右するのは米国シェールの稼働リグ数

OPECや非加盟国が協調減産を強化しても、原油価格が上がればシェールオイル掘削業者にとっては採算分岐点が改善されるので算入業者が増え、シェールオイルの生産高が増加することになり、原油価格が下がる要因になります。

日本経済新聞によると、5月12日に発表した米石油サービス大手であるベーカー・ヒューズ社の情報では、米国の石油掘削装置であるリグ稼働数は17週連続で増えており現在712基になったようです。サウジアラビアやロシア、ベネズエラといった原油生産によって経済を支えている国にとっては何とも頭の痛い状況が続きそうです。


CPとは

CP(Contract Price)とは、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ社が決める通告価格です。CP(≒FOB)は輸出国の港で渡される価格で、$/tという単位で取引されています。CPには日本までのタンカー運賃と保険料などは含まれていません。

http://www.astomos.com/business/lpg_trend/supply/c0401009.html
↑こちらでCPの速報を見ることができます。


プロパンガスの料金はCPに連動します

日本のプロパンガス料金は、上記サウジアラムコ社のCPを参考に決めるガス会社が多いようです。ただし、連動させる会社でも「原料費調整制度」を採用して、CP・輸入船運賃・為替の動きを毎月のプロパンガス料金に反映させるガス会社と、CPが極端に上下した時にだけ料金をいじる会社とがあります。

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ご自分の料金が適正料金かどうかは簡単に調べることができます。


集合住宅の方 一戸建ての方
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2017年のCP


2016年のCP


2015年のCP


2014年のCP


2013年のCP


2012年のCP


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