CP速報:プロパンガス料金消費者協会

CP速報


プロパンガスの輸入価格であるCP(サウジアラビアでの船積み価格)は毎月変動しています。日本全国のプロパンガス会社もこれをベースに値上げしたり値下げしたりしているので、消費者の方もウォッチすることが大事です。


2019年4月CPは515ドルで3月比25ドル上昇

3月31日に4月のサウジアラムコCPが発表されました。3月の490ドルに対して25ドル上昇して515ドルです。米国の石油関連施設での火災が影響しているようです。

3月=490ドル/トン
4月=515ドル/トン(5.1% ↑)


サウジアラムコCP推移

米国ヒューストンの火災が原因で中東産CPが上昇

4月CPは3月に比べて25ドル上昇しました。主な原因は米国テキサス州ヒューストンでの火災のようです。ヒューストンにはガルフ石油の石油化学プラントがあります。そこで発生した火災のため原油輸出が落ち込みそれが原因でCPが上昇したようです。

火災の影響でヒューストンでは出荷停止になったことから、アジアへは米国産の原油が減少。アジア諸国としては当然中東産に頼らざるを得なくなり、OPEC諸国へのニーズは高まります。

サウジアラビアとしては絶好の好機を逃すはずはありません。加えて、インドや中国、インドネシアなどの需要が旺盛だったため25ドル高となりました。


今後はどうなるか?

例年だと、春先から夏にかけてはCPは下がっていきます。需要がピークを越えるからです。4月は米国の石油化学プラントでの火災という要因がありましたが、5月CPは下がりそうです。

ヒューストンでの火災の影響が一段落すれば、米国産の豊富な原油がアジアに大量に流入するでしょうし、気候も温暖になり原油の消費量も減少します。

ただし、上がる要素もあります。

4月5日に米国労働省が発表した3月の雇用統計が予想以上だったことです。非農業部門の雇用者数が予想の18万人増を超えた19万6,000人でした。このように米国の景気が堅調だと確認されれば、当然原油価格は上がります。

あと、6月25・26日にはオーストリアのウィーンでOPECの会合が予定されているようです。現在の協調減産は6月末までとなっていますが、これがさらに継続されることになれば上昇基調になるでしょう。

いずれにしても注目ですね。


プロパンガスの料金はCPとMBに連動します

従来は、プロパンガスの料金はCPに100%連動していましたが、2017年からはCPに加えてMBに連動するようになりました。2019年4月現在のそれぞれの比率は、概ねCPが70%でMBが30%です。

ただし、この比率は元売り会社(プロパンガスを海外からタンカーなどで輸入し、卸業者に販売する会社。アストモスエネルギー、エネオス、ジクシスなどがある)の方針で若干異なります。


CPとは

CP(Contract Price)とは、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ社が決める通告価格です。CP(≒FOB)は輸出国の港で渡される価格で、$/t(トンあたりのドル建て)という単位で取引されています。CPには日本までのタンカー運賃と保険料などは含まれていません。


MBとは

MB(Mont Bellevue)とは、米国テキサス州モントベルビュー市にあるプロパンガス基地における取引価格です。米国全土で生産されたプロパンガスの原料はモントベルビューに集められて精製されるので、モントベルビューでの取引価格が世界三大指標の一つになっています。CPは月単位での価格だが、MBは毎日取引されているので前月の平均値が確定値として利用されています。


賃貸住宅の方 一戸建ての方


2019年のCP

2018年のCP


2017年のCP


2016年のCP


2015年のCP


2014年のCP


2013年のCP


2012年のCP



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