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注文住宅でLPガスを使う際の注意点

注文住宅でLPガスを使う際の注意点

注文住宅でプロパンガス(LPガス)を使う際のガス会社選びについて、あまり気にしていない利用者が多いようです。家を新築する際のLPガス会社選びは最も重要です。ここでは、注文住宅におけるガス会社選定の注意点について解説していきます。

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注文住宅が完成してからではもう遅い!?

注文住宅が完成まであと1カ月!この時期になると、引っ越し業者への手配、家具の購入、転居手続きなど、慌ただしい日々を過ごすことになります。

ライフラインのガス、水道、電気の手続きを忘れる人はいないと思いますが、プロパンガス(LPガス)に限っては、住宅が完成してから選ぶことができないので注意が必要です。

注文住宅のガス会社選定のタイミングは、新築の着工が始まる前がベストです。基礎工事の段階で床下のガス配管工事が始まってしまうので、その前に施工会社に「LPガス会社は自分で選定する」旨を伝えるとよいでしょう。

注文住宅では100%施主側でLPガス会社を選定できます。しかし、実際には施工会社が懇意にしているガス会社を勝手に使って工事を進めてしまう場合がありますから、早めの選定を心がけてください。

<関連記事>:新築時のプロパンガス会社選びは建築会社に任せるな!

逆に、基礎工事直前になって「LPガス会社を早めに決めてください」と施工会社から言われるケースもあります。その際、慌ててガス会社を決めてしまうと毎月のガス料金が高くなる場合が多いので注意が必要です。

焦る必要はありません。ガス配管工事費がいくらなのか、無償貸与契約の契約期間と毎月のガス料金(基本料金、従量単価)を地域の適正価格と比較した上で判断をしてください。

<関連記事>:適正料金早見表 2024(一戸建)

注文住宅におけるLPガス会社選びのポイント

日本全国でプロパンガス(LPガス)事業者の数は約18,000社あるといわれています(2019年3月末現在)。平均すると各都道府県に約400社。注文住宅新築時には、この中から優良なガス会社を選ばなければなりません。

あなたは、ガス会社選びに自信がありますか?

ガス料金、工事代金、安全面などガス会社選定の基準はさまざまです。信頼できるガス会社選びの重要ポイントを3つに分けて紹介します。

貸与価格が適正か?

注文住宅の場合には必ずガス配管工事が必要です。一般的には、この工事代金は建築費用に含まれずガス会社が負担します。

初期投資が削減できてありがたい面もありますが、実際には15年間の無償貸与契約を結ぶことになります。要するに、単価に上乗せしながら毎月分割払いをしていく仕組みです。これを「無償貸与契約」といいます。

まず注意すべき点は、この工事費の貸与価格が適正かということです。

建築図面ができたらガス配管工事費を確認することです。建物の規模にもよりますが、一般的に適正なガス配管工事費は10万円前後です。

ガス会社の中には、ガス配管工事代金のほかに、給湯器やガスコンロなどのガス設備費用も無償貸与として提案してくるところもあります。

初期投資が抑えられるメリットはあるものの、設備費用の貸与価格が適正でなければ、結局、割高に購入することになるので決してお得とはいえません。

貸与価格が高額であると、ガス単価に上乗せされる金額が多くなるだけではなく、いざガス会社を変更したくても残金の精算がネックになり変更できないケースもよくあります。

その点を考えるならば、必ずしも無償貸与契約をせずに一括支払いをすることも可能です。無償貸与の縛りがないため、ガス会社変更が気軽にできるので、覚えておくとよいでしょう。

注文住宅のガス会社選びは、貸与価格が適正かどうかを判断した上で決めましょう。

LPガス料金が適正か?

プロパンガス(LPガス)は自由料金のためガス会社ごとに料金が異なります。同ガス会社でも料金プランは数百通りあるといわれています。要するに、LPガス料金は顧客に応じてさまざまということです。

したがって、ガス会社選定で一番重要なのはガス料金が適正かということです。

無償貸与契約をすると支払い分がガス単価に上乗せになります。例えば、ガス単価300円に上乗せされる支払い額が80円すると380円。これがガス単価となります。

請求書や明細書にはこれらの詳細が記載されていませんから、知らぬ間にガス単価が値上げされればガス単価が不透明になる傾向があるので注意が必要です。

契約する前に、必ずガス料金(基本料金と従量単価)と貸与価格の内訳を確認しましょう。

地域のLPガス適正価格と比較して、割高だった場合には交渉してみてもいいでしょう。また、不透明な値上げが横行するのがLPガスです。値上げのタイミングにどのような案内をするのかなど気になる点についても確認しておくと安心です。

配送・保安距離に問題ないか?

プロパンガス(LPガス)の保安に関する法律(液石法)には「緊急対応時には供給先の消費者宅から原則20km以内に営業所があり、車で30分以内にかけつけられる事」とあります。これに該当しないガス会社はプロパンガスを供給することができません。

保守保安には緊急時の対応だけでなく、さまざまな業務があります。

  1. 供給開始時のプロパンガス設備の点検や調査
  2. ボンベ交換時の供給設備点検
  3. 4年に1回の定期的な設備点検
  4. プロパンガス使用上の注意を説明した資料の配布
  5. 出動を伴う緊急時対応と出動を伴わない緊急時連絡

保安業務に関しては、大手ガス会社であっても保安会社に委託するのが一般的です。

最近では関東地方を中心に複数のガス会社が提携して保安業務専門の会社を立ち上げて、より一層の安心・安全に力を入れていますが、業務対応を怠っていたり、遅れてしまったりと対応が不十分なガス会社が存在するのも事実です。

ガス料金ばかりに目が向いてしまいがちですが、やはり毎日の生活において安全確保が最も重要です。使用法やメンテナンスを怠ると、事故につながる危険性もあります。LPガス会社を選ぶ際は、管理体制の整っているガス会社を選択しましょう。

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3つのポイントを説明しましたが、いかがでしたか?

いざガス会社探しとなると、複数のガス会社に図面を見せてガス配管工事費、ガス料金の見積もりを取る必要があります。例えば3社からの見積額がバラバラ...時間がない中で交渉するのも容易ではありません。

そこで、プロパンガス料金消費者協会が皆さんに代わってお手伝いします。

当協会には、全国130社(2021年4月調べ)のLPガス会社が協会の会員になっています。各都道府県の適正価格でガスを供給することを契約しているガス会社です。

また、新築の無償貸与に関しても透明性を確保しています。もちろん、保守・保安についても万全です。

<関連記事>:協会の概要

さらに、協会では万一の価格保証として「ガス料金見守り保証」を付けています。

紹介したガス会社が間違った値上げを実施した場合、ご利用者から連絡をいただければ、事実確認をし、万一不適切だと判明した場合には元の適正価格に戻すことをお約束しています。

注文住宅を計画している方は、当協会へお問い合わせください。

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今回は「注文住宅でLPガスを使う際の注意点」をテーマに解説しました。注文住宅でプロパンガス(LPガス)を利用する場合に一番大事なことは、信頼できるガス会社を自分で選ぶということです。

これから注文住宅を新築される方は、図面ができた段階でガス会社選びを行いましょう。
「注文住宅におけるLPガス会社選びのポイント」は以下の3点です。

  1. 貸与価格が適正か?
  2. ガス料金が適正か?
  3. 配送・保安距離に問題ないか?

プロパンガス料金消費者協会では、これらのポイントを考慮した上で、良心的なガス会社を紹介します。注文住宅でのガス配管工事費、設備費が適切かどうかもアドバイスしますので、お気軽にご相談ください。

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注文住宅でLPガスを使う際の注意点まとめ

注文住宅が完成してからではもう遅い?

注文住宅のガス会社選定のタイミングは、新築の着工が始まる前がベストです。基礎工事の段階で床下のガス配管工事が始まってしまうので、その前に施工会社に「LPガス会社は自分で選定する」旨を伝えるとよいでしょう。詳細はこちら

LPガス会社の提案するガス配管工事の貸与価格が適正か?

注文住宅の場合には必ずガス配管工事が必要です。注文住宅のガス会社選びの際は、この工事費の貸与価格が適正かどうかを判断した上で決めましょう。詳しくはこちらをチェックしてください。

LPガス会社の提案するLPガス料金が適正か?

プロパンガス(LPガス)は自由料金のためガス会社ごとに料金が異なります。そのため、ガス会社選定で一番重要なのはガス料金が適正かということです。こちらを詳しくはご覧ください。

LPガス会社の提案する配送・保安距離に問題ないか?

プロパンガス(LPガス)の保安に関する法律(液石法)には「緊急対応時には供給先の消費者宅から原則20km以内に営業所があり、車で30分以内にかけつけられる事」とあります。また、保守保安には緊急時の対応だけでなく、さまざまな業務があります。詳細はこちらをご覧ください。

【NS】

この記事の執筆者

一般社団法人プロパンガス料金消費者協会

副代表理事 鈴木 涼太

  • 2016年3月 当協会にコンサルタントとして参画
  • 2019年4月 シニアコンサルタントに就任
  • 2021年5月 副代表理事に就任

大学時代に英国カンタベリー・ケント大学(Canterbury - University of Kent)へ2年間留学。
日本を代表する大手IT企業を経て、LINE株式会社のグループ企業にて検索エンジンの開発・運営に従事。当協会に参画後、プロパンガス料金の適正化の活動に尽力している。
プロパンガス料金の専門家として5年間で2,000人以上の悩みを解決し、相談者から高い評価を得ている。

〈監修者〉 監修者
一般社団法人
プロパンガス料金消費者協会
代表理事 鈴木 秀男
・1950年 
群馬県伊勢崎市生まれ。
・1980年 
ソード株式会社(後の東芝パソコンシステム株式会社)に入社。
・2010年 
一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
・2011年 
同代表理事に就任。現在に至る。
・2023年 
BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。

 設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。

 それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。

 現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。

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