自宅を新築する際、プロパンガス会社の選定だけは工務店やハウスメーカーに任せっ放しにはしないでください。後日後悔することになるからです。
その理由は、プロパンガス会社は自社の都合で勝手に値上げするからです。新築住宅でプロパンガスを使用する場合は、着工前にガス会社を自分で選定することをお勧めします。
一般的に施主はハウスメーカーや建築会社が奨めるガス会社を選定するというケースが多いかと思います。
施主であるあなたは、プロパンガス業界について詳しい訳ではないし、建築会社は信頼できるところだから。というのがほとんどだと思います。
しかし、これは正直大変危険なのです。建築会社が奨めてくれたプロパンガス会社と契約した場合に起きる、典型的なトラブルには以下のようなものがあります。
ハウスメーカーや建築会社から、プロパンガスの利用については詳しい説明がないまま、完成間近の慌ただしい時期に契約。その後しばらくしてからガス料金の高さに気がつき、他のガス会社に替えようとしたが15年契約になっており、中途解約する場合には高額の違約金が発生することが判明する。
このようなことはほぼ間違いなく起こります。なぜなら、建築会社とプロパンガス会社にはそれぞれ思惑があるからです。
法外な契約金額というのは、たとえば配管工事代は実費は7〜8万円でも契約金額は15万円以上が多いです。これは、明らかに乗せすぎだと思います。また、給湯器は定価が40万円でも、ガス会社の仕入れ価格は大手なら給湯器本体が約5万円、取付工事代約3万円の合計約8万円くらいしかかかっていないのに、30万円くらいの高値で契約します。
お客様がガス料金の高さに気付いて解約しようとしても、40万円とか45万円などの高額をポンと支払える方はそうそういません。泣き寝入りするしかないのです。
こうなってから当協会に相談をされる方が後を絶ちませんが、私たちにできることも限度があります。そこでお奨めしたいことがあります。
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上記のトラブル例は、決して悪徳会社の特例ではありません。すべてではないでしょうが、業界では横行していることです。
当協会の会員ガス会社なら上記のようなことは起こりません。配管を無償貸与にする場合でも買い取っていただく場合でも、協会の相談員が価格をガス会社に確認した上でご紹介するからです。
① 配管工事やガス給湯器などは事前に書面による見積書をもらうこと。
特に配管工事は黙っているとほとんどの場合「無償貸与」になってしまいます。
② 「無償貸与」か「買い取り」か決めること。
無償貸与はリースのような物で、設置時には現金は出ていきませんが、結局ガス代に上乗せされるのと、買い取りよりも高くなりがちです。買い取りの場合と無償貸与の場合の両方を金額提示してもらっておけば万全です。
また、プロパンガス業界では契約後に徐々に単価が上がってしまうケースが多く見られます。当協会では「ガス料金見守り保証」を付けていますので、この点でも安心してご利用いただけます。
契約後にも不透明な値上げをしないことはもちろん、配管工事代の無償貸与契約をした場合でも、適正価格で継続的にプロパンガスを供給をしてくれること。
自分の家を建てるのですから、ガス会社は自分で選ぶ権利があります。
ガス会社を自動的に決められ、配管工事が終わってからでは手遅れです。新築住宅でプロパンガスを使う場合には、基礎工事が始まる前に一度当協会にご相談ください。
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ちなみに、全国の適正価格は適正価格早見表で簡単に確認できます。
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千葉県勝浦市 金子さん(仮名)
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