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新築住宅にプロパンガス導入の注意点は?

新築住宅にプロパンガス導入の注意点は?

新築住宅を建てる時に、プロパンガス会社を自分で選定することは極めて重要です。完成してからでは遅いのです。一般社団法人プロパンガス料金消費者協会では、新築時のプロパンガス会社選定のポイントをアドバイスします。

新築住宅のプロパンガス「無償配管」とは?

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新築住宅にプロパンガス(LPガス)を導入する場合、契約するガス販売店はどのように選べばよいのでしょうか?

家の新築や購入にあたっては、決めなければならないことが数多くあります。プロパンガス住宅では、ガス販売店の選定もたいへん重要になります。

プロパンガスには「無償配管」という慣行があることをご存じですか?納得した上でガス配管の工事費を貸与してもらうと決めたのであれば問題ありませんが、その内容をよく理解しないまま「知らぬ間にLPガス会社とガス供給契約を結んでいた」ということがよくあります。

プロパンガスの「無償配管」は「タダ」ではない

新築住宅を建てる際には水道、電気、内装・外壁など少なくとも20種類以上の専門業者が関わっており、それらの費用は建築費に含まれます。

しかし、プロパンガス(LPガス)の工事は例外です。LPガス業界には「無償配管」という特殊な慣行が存在します。

「無償配管」とは、ハウスメーカーや工務店などの建築業者から住宅購入者の紹介を受けたLPガス販売業者が、無償で住宅のガス配管工事を行う代わりに、その消費者と継続的なLPガス供給契約を結ぶことです。通称、「無償貸与契約」とも呼ばれます。

実際には、LPガス販売業者はLPガス供給に必要な設備を自らの費用で設置し、家の引き渡し後に住宅購入者とLPガス供給契約(無償貸与契約)を結びます。

無償という言葉のイメージから、「配管工事代や給湯器代がタダになるのでお得」と理解するかもしれませんが実態は違います。

配管工事費用やガス設備は「貸与」される、つまり借りているものであり、住宅購入者のものではないということです。

【押さえておきたいポイント】

  • 「無償配管」は「タダ」ではない。10~15年間、毎月のガス代に初期費用を上乗せして請求されるリースのような仕組み。
  • 支払いが終わるまでLPガス販売業者と契約を継続することが義務付けられているため、契約期間中のガス会社変更等による解約時には残存金の支払いが発生する。

新築住宅のガス配管工事のタイミング

さて、新築住宅の工事着工後、どのタイミングでガス配管工事が入るのでしょうか?

はじめ約1か月間は建物の土台作りである「基礎工事」を中心に進められます。鉄筋を組み、コンクリートを打設して基礎が完成します。一般的に基礎が完成し、上物の建物工事に移る前のタイミングで最初のプロパンガス配管工事が行われます。

まず基礎が立ち上がる前にスリーブという穴を開けておきます。スリーブとは穴床を支える梁や床そのものに給排水の配管通過させるための穴のことをいいます。

基礎が完成したら、このスリーブにガス、水道などの先行配管工事をします。時期は着工から1か月目ぐらいです。

その後、建物を支える骨組みや木製の設備の取り付けなどの木工事が始まり、同時に防水工事やサッシなどの建具工事、外装工事なども進められます。

外壁工事が完了し、外回りの作業が終わったら足場を解体し、外構工事等、外回りの工事を始めます。このあとプロパンガスの配管工事をして、給湯器やメーターなどのガス器具を取り付けます。時期は3~4か月目くらいです。

最後に、お風呂場と室内に給湯器などのリモコンを取り付けて新築住宅のガス工事が完了します。

このようにプロパンガスに関する工事は2回に分けて行われます。

【押さえておきたいポイント】

  • 基礎工事が終わるタイミングで、最初のプロパンガス配管工事に入るので、それまでにLPガス販売業者を選定しておく必要があります。
  • 全体の工事に影響が出ないよう、新築住宅の図面が完成した段階で準備しておくのがベスト。

新築住宅における無償配管の問題点

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新築住宅を建てる際、建築業者やLPガス販売業者が、無償配管の採用についての説明をせず、施主の合意を得ないまま、当然のごとく工事を進めるケースがあります。

LPガス販売業者にとっては、無償で配管工事をする代わりに、住宅購入者にLPガスを供給する権利を得ることで利益が得られます。

建築業者にとっては、配管工事代金や給湯器などの設備費がかからず、建築費用を抑えられることや、ガス事業者から紹介料が得られるなど、両者の利害が一致します。

LPガス業界で無償配管が定着しているのは、これが理由です。

1つ目の問題は、住宅購入者にきちんと説明されないまま無償配管契約になってしまうことです。LPガスに関する初期費用を「一括買い取り」か「無償配管」かについて検討する余地がないわけです。

中には、配管工事費や設備費を相場よりもはるかに高く設定しているケースがあるので注意が必要です。

2つ目の問題は、建築業者はLPガス販売業者を決める際、プロパンガス単価が高いか安いかについて、一切関知していないため、ガス料金が高い販売店に当たってしまう可能性があることです。

仮にそうなっても、住宅購入者は配管工事を担当したガス販売店を使わざるを得ないという理不尽な結果を招いてしまいます。

毎月のプロパンガス料金が高い上に、無償配管の費用が上乗せされるので、相場よりはるかに高いガス代の支払いが続いてしまいます。

この問題を回避するには、新築住宅の住宅購入者であるあなたが納得のいくLPガス販売業者を選ぶことに尽きます。

【押さえておきたいポイント】

  • 建築業者が住宅購入者に対して、LPガス販売業者選定を希望するか、また無償配管を希望するかを確認することは少ない。「ガス販売店は納得してから決めたい」とはっきり伝えることが重要。
  • LPガス販売業者を選定の際には、①基本料金・従量単価、②ガス配管工事費とその他設備費、③無償配管代に対する毎月の分割金額を確認する。
  • 無償貸与契約を交わす場合は、契約内容を事前に確認する。

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ガス配管工事費を一括買い取りするか無償貸与にするか?

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ガス配管工事の費用についてみていきましょう。ざっくり言うと10~15万円程度です。さらに給湯器費用を合わせると30~40万円くらいでしょう。この費用については、ガス販売業者と貸与契約するか、一括買い取りするかを選択できます。

住宅購入者にとって、無償貸与契約のメリットは、ガス配管工事費だけではなく、給湯器などガス器具代の初期費用を支払う必要がないため、建築費を安く抑えられるのでお得、といわれていますが、本当にそうでしょうか?

夢のマイホームが建っても、実態は住宅ローンとは別に借り物がある状況です。無償配管は建築業者に利益を与えるものであっても、消費者にとっては「縛り」であって、決してお得な話ではありません。

10~15年間も縛られ窮屈な思いをしたくないと考えるのであれば、配管工事代やガス器具代は一括払いしてしまうという選択もあるでしょう。

そうすることで、割高のガス代を払い続ける必要もなく、さらにいつでも自由にLPガス販売店を乗り換えることもできて、気が楽かもしれません。

【押さえておきたいポイント】

  • 無償配管は建築業者に利益を与えるものであっても、消費者にとっては「縛り」。
  • ガス配管工事費の支払い方法は「一括買い取り」か「無償貸与契約」のいずれかを選択できる。

プロパンガスはガス会社選びが重要

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新築住宅にプロパンガスを導入する際、ガス会社選びの注意点や選定のタイミングについて説明してきました。

新築住宅の住宅購入者であるあなたが納得のいくガス会社を選ぶことが重要ですが、全国約2万社の中から優良なガス会社を選び出すのは簡単なことではありません。特に個人で判断してしまうのはリスクが大変あります。

適正価格でのガス供給や不当な値上げをしないガス会社を確実に選びたいなら、ガス会社変更サービスの専門家に仲介を頼むことが得策です。

「プロパンガス料金消費者協会」なら優良なガス会社と提携しており、設立10年以上の豊富な紹介実績をもっています。また、永久保証である「ガス料金見守り保証」があるのも魅力です。

下記バナーより電話、メールフォームから無料相談が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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新築住宅にプロパンガス導入の注意点は?まとめ

プロパンガスの無償配管とは?

無償配管は「タダ」ではなく、10~15年間、毎月のガス代に無償貸与分が上乗せされて請求されるリースのような仕組みです。支払いが終わるまでLPガス販売業者と契約を続けることが義務付けられているため、解約時には残存金の支払いが発生します。詳細はこちら

新築住宅のガス配管工事のタイミングは?

基礎工事が終わるタイミングでガス配管工事に入るので、それまでにLPガス販売業者を選定しておく必要があります。全体の工事に影響が出ないよう、新築住宅の図面が完成した段階で準備しておくのがベストです。詳細はこちら

新築住宅における無償配管の問題点は?

住宅購入者に詳しい説明もなく、無償貸与契約になってしまうこと。建築業者はガス単価が高いか安いか一切関知せずLPガス販売業者を決めるため、ガス料金が高い販売店に当たってしまう可能性があることです。詳細はこちら

ガス配管工事費を一括買い取りするか無償貸与にするか?

ガス配管工事費の支払い方法は、「一括買い取り」か「無償貸与」のいずれかを選択できます。10~15年間も縛られ窮屈な思いをしたくないと考えるのであれば、ガスの供給設備を買い取ってしまうという選択もあるでしょう。詳細はこちら

(H)


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