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2020年2月のCP

2020年2月CPは505ドルで1月比60ドル下落

1月30日に2月のサウジアラムコCPが発表されました。1月の565ドルに対して60ドル下落して505ドルです。中国発の新型コロナウィルスが影響しているようです。

1月=565ドル/トン
2月=505ドル/トン(10.6% ↓)

サウジアラムコCP推移
サウジアラムコCP推移

今回の下落は新型コロナウィルスが影響

新型コロナウィルスの拡大によって、中国の経済に大きなダメージを与えています。日本のお正月に当たる春節が終わっても、飲食店などはお店を開店できないところがたくさんあるようです。

肺炎でなくなった方も中国だけで908人まで増えたとの発表がありました。感染者も実に4万171人になっています。致死率は2.26%ですね。

英国などで有効なワクチンが開発されたとの情報もありますが、実用レベルになるにはまだ時間がかかりそうです。

この状態が続くと中国の景気経済が悪化するのは当然として、中国と貿易している世界中の経済も悪化するのは避けられません。

あと、今後も原油は大幅に高騰するようなことは暫くなさそうです。
その理由をご説明します。

世界の原油は生産過剰気味になりつつある

下のグラフは、日経新聞がまとめた原油の世界需要の伸びと非OPEC諸国の供給力を表したものです。ウイルス問題がなくても米国やロシアをはじめとする非OPEC諸国の供給量は需要の伸びを上回っていることが明白です。

原油の世界需要の伸びと非OPEC諸国の供給力グラフ
原油の世界需要の伸びと非OPEC諸国の供給力グラフ

こういう状況では、いくらOPECが減産を画策しても以前のようには自由に原油価格やプロパンガスのCPをコントロールすることは簡単ではないでしょう。

世界で何が起こるか一寸先は闇ではありますが、極端な高騰がないことを祈りたいと思います。

この記事の執筆者

一般社団法人プロパンガス料金消費者協会

代表理事 鈴木 秀男

  • 2010年10月 一般社団法人プロパンガス料金消費者協会を設立。代表理事に就任。

1980年広告代理店勤務を経て、東芝パソコンシステム(旧:ソード電算機システム)に入社。営業推進部部長として勤務する傍ら、1990年より世界最大の人材教育機関「デール・カーネギー・コース」のニューヨーク本部公認トレーナーとしてセールスパーソンの教育に20年間従事。官公庁や大手企業を中心に約3千人を指導。また、ヤフージャパンで4年間広報宣伝ディレクターを兼務した。



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