2019年2月のCP:プロパンガス料金消費者協会

2019年2月のCP


2019年2月CPは440ドルで1月比10ドル上昇

1月28日に2月のサウジアラムコCPが発表されました。1月の430ドルに対して10ドル上昇して440ドルです。しばらく下落基調でしたが、下げ止まったのかもしれません。

1月=430ドル/トン
2月=440ドル/トン(1.0% ↑)


サウジアラムコCP推移

1月のOPEC加盟国の産油量が大幅に減少

ロイターニュースによれば、1月のOPEC加盟国の産油量が大幅に減少しました。1月は、1日の産油量が3,098万バレルです。前月の12月は3,187バレルだったので2.8%減少しました。

OPECは、昨年12月7日にロシアなど非加盟国の主要産油国との会合で、1月からOPECと非加盟国との合計で1日あたり120万バレル減産することで合意していました。今回のロイターニュースでは、昨年の発表が現実になったことを証明したことになります。

なお、この減産は2019年の6月まで継続するとのことですが、財政的に苦しいサウジアラビアやロシアとしても、原油価格下落には歯止めをかけたいところでしょう。

120万バレル減産の内訳ですが、OPEC加盟国が80万バレルで非加盟国は40バレルが割当られていました。今回は89万バレル減少しているので、割当の80万バレルを9万バレル上回ったことになります。

今後も上昇は続くのか?

1月からのOPEC及び非加盟国の減産は、プロパンガスCPをわずかに押し上げましたが、今後はどうなるのでしょうか?気になるのは米国のシェールオイルの産油動向です。


米国の原油生産量の見通し

上記グラフは、楽天証券経済研究所コモディティアナリストの吉田 哲氏が米国エネルギー省(EIA)のデータをもとに作成したものをアレンジしました。

この図を見ると、米国の原油生産量は2018年10月現在でほぼ世界一の産油量になっており、2019年の11月頃には日量12,20万バレル程度が予想されています。であれば、OPEC及び非加盟国が日量120万バレル削減しても全体的には供給不足にはならないのではないか、ということになります。

OPEC及び非加盟国がさらなる減産に踏み切れば別ですが、そこまでサウジアラビアやロシアが減産できるのかどうかも疑わしいです。結局2019年末までの予測としては大きくは上昇しないのではないかと思います。




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