ガス代の節約方法

毎月のガス代、「高いかも...」と感じたら、それは見直しのタイミングかもしれません。
無理なく始められる工夫から、より効果的な方法まで、今日からできる節約術をご紹介します。取り組み次第で、年に7万円ものガス代を節約できる可能性があります。
まずは、あなたのガス代が高いかどうか診断してみましょう。
「うちは大丈夫」と思っていませんか?プロパンガス料金診断
節約に繋がる小さな工夫
すぐに始められる小さな工夫でも、ガス代はしっかり節約できます。
ここでは、キッチンとお風呂の節約方法を厳選し、それぞれの月間節約目安額を表にまとめました。
節約方法 | 月間節約目安額 | ポイント |
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食器洗いの湯音を4℃下げる | 約100~300円 | ゴム手袋の使用で冷たさ軽減 |
40%節水シャワーヘッドの仕様 | 約600~900円 | 水もガスも約40%削減できる |
浴槽の湯量を20L減らす | 約600~1,000円 | 快適さを保ちつつ節約可能 |
お風呂の保湿シートを使用 | 約1,000~4,000円 | 1,500円の投資で大きな節約 |
上記の節約術をすべて取り入れると、月に最大で約2,090円の節約に。コツコツ続ければ、年間2万円以上のガス代削減に繋がるかもしれません。
より詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
さらに効果的な節約法とは
もっと大きな節約を実現したいなら、ガス会社の見直しが最も効果的です。
実は、プロパンガスは自由料金のため、同じ使用量でも、ガス会社によって料金に大きな差が出ます。4人暮らしの場合で比較してみましょう。

つまり、生活スタイルは変えず、ガス会社を見直すだけで、大きな節約を実現できる可能性があります。
実際、当協会を通じて「適正価格」の優良ガス会社へ変更された方は、平均で月に約3,900円、年に約4万7,000円の節約に成功しています。
※「適正価格」は当協会が独自に設定した価格です。詳しくは、プロパンガス料金の適正価格2025をご確認ください。
あなたの節約額はいくらになるのか、以下の料金診断で確認ができます。ぜひ試してみてください。

優良ガス会社を探すなら
「ガス会社を見直したい」と思っても、どの会社が良いのか分からない方も多いと思います。当協会では、そうした方に「適正価格」の優良ガス会社を無料でご紹介しています。
協会経由だと、ガス会社による不透明な値上げを心配することなく、ガス代を節約することができます。
協会の強み
- 不透明な値上げを防ぐ見守り保証
- Googleクチコミ★4.9の顧客満足度
- 累計6.6万人の豊富な相談実績
「そもそも会社変更すべきかわからない」という方でも、まずはお気軽にご相談ください。ご相談だけでも安心してご利用いただけます。
よく読まれている記事
よくある質問
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お風呂やシャワーのガス代を節約するにはどうすればいいですか?
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節約には、以下のような5つのポイントがあります。
- 追い焚きを減らす
追い焚き1回につき、大体100~150円ほどかかります。追い焚きを減らすには、家族が入浴する際、なるべく間隔を空けないことが求められます。
- シャワーの使用時間を短くする
シャワーの使用時間を短くすることは、ガス代の節約だけでなく、水道代の節約にもつながり、大変効果的です。
シャワーのお湯を出しっぱなしにするのを避け、小まめに止めて、身体や髪を洗うことをオススメします。また、停止ボタン付きのシャワーヘッドなら、シャワーの混合水栓レバーを停止するよりも、手間なく停止することができます。
- 節水型シャワーヘッドに変更する
シャワー時間を短くするとともに、シャワーから出る水量を減らすことで水とガスを同時に節約できます。
一般的なシャワーヘッドでは、1分あたり大体11リットルの水が出ますが、最近の節水用シャワーヘッドは40%以上も節水できる商品が主流です。
プロパンガスでは、1分あたりのシャワー代が約8円ほどですので、40%も節約できると、かかるコストは5円ほどに減ります。1日5分シャワーを使用すると、差額3円×5分 =1日15円の差になります。これを30日にすると月間450円安くなる計算です。
- 給湯温度を1~2度下げる
季節にもよりますが、「お風呂や台所のお湯の設定温度を1~2度下げる」ことは、ガス代の節約に効果があります。環境にもよりますが、給湯温度を1度下げて浴槽に約200リットルのお湯をためた場合、1回あたり約7円節約することができます。
1か月の節約額を計算すると、7円×30日=210円、年間だと約2,500円も節約できます。
- 追い焚きを減らす
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ガス会社を変更する以外に、節約できる方法はありますか?
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はい、あります。お風呂や台所での使い方を見直すことにより、ガス代を節約できます。
お風呂での節約方法は、上の質問「01. お風呂やシャワーのガス代を節約するにはどうすればいいですか?」をご覧ください。
台所での節約方法を挙げますと、
1.ぬるま湯で、つけ置き洗いをする
2.冬場の食器洗いは、ゴム手袋を使用して、冷水で洗う等ですが、プロパンガス使用量のうち、7~8割はお風呂での使用が占めていますので、台所での使い方を見直しても、基本的には大きな節約にはつながらない可能性があります。
詳しくは、下記の<関連記事>をご確認ください。
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節約効果が一番高い方法は何ですか?
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一番の方法は「ガス会社を変更して良心的な価格の会社にすること」に尽きます。
日常の節約と合わせて実施すれば、最も効果が見込めます。
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冬場のガス代が跳ね上がるのはなぜ?
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理由は、毎日浴槽に熱いお湯をためて浸かったり、熱いシャワーを使用するからです。台所でも、お湯で洗い物をすれば、使用量が多くなります。あと、冬は水温が低く、同じ40度のお湯を作るにも多くのガスを使うため、使用量が増えます。
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保温シートや断熱カバーは効果ある?
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はい、効果はあります。当協会スタッフも保温シートを利用しており、効果を実感しているようです。
当協会調べでは、保温シートを使ったことで、使わない時より温度の冷め方に、2.5度も差がありました。
理想は、お湯を溜めた浴槽に、保温シートをした上で、普段の風呂ふたを使用すると、相乗効果により、一層お湯が冷めにくい。

プロパンガス料金消費者協会
- ・1950年
- 群馬県伊勢崎市生まれ。
- ・1980年
- ソード株式会社(後の東芝パソコンシステム株式会社)に入社。
- ・2010年
- 一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
- ・2011年
- 同代表理事に就任。現在に至る。
- ・2023年
- BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。
設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。
それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。
現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。