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2014年10月のCP

10月CPは735ドルで今年最安値をさらに更新

9月29日に10月のプロパンガスのCPが発表されました。先月の745ドルからさらに10ドル下がって735ドルになり、2014年の最安値をまた更新しました。例年だと冬の需要期に向かって徐々に上がっていくことが多いですが、今年はまだ上がる気配がないですね。

9月=745ドル/トン
10月=735ドル/トン(1.4%↓)

サウジアラムコCP推移
サウジアラムコCP推移

市場の動向

秋になってCPが上がってこない原因としては、需給のバランスが取れていることが大きいようです。サウジアラビアやリビア、イラクといった主な産ガス国の原油生産量が増加傾向にあることと、米国や中国の経済指標が弱いことも影響しています。とはいえ、価格決定権を持っているサウジアラムコが、どのタイミングでドーンと値上げしてくるか予断は許さない状況です。

販売価格があまり下がらない理由

10月のCPが735ドルで、昨年5月に735ドルを付けたのと同じレベルになりました。しかし、プロパンガス会社が一般消費者に対して値下げをしているという情報はあまり聞かれません。なぜでしょうか?

それは円安が原因です。



・2013年10月 CP=820ドル ドル=97.62円 指数=1.0
・2014年10月 CP=735ドル ドル=109.00円 指数=1.0

〈2013年10月〉

CP=820ドル ドル=97.62円
指数=1.0

〈2014年10月〉

CP=735ドル ドル=109.00円
指数=1.0



上記数字は、昨年10月と今年の10月のCPと為替レートを比較したものです。CPは85ドルも下がっていますが、円が11円38銭も下がってしまったために、昨年と今年の10月だけを比較すると指標がまったく同じです。まあ、円安にならなくてもプロパンガス会社が値下げするかというと疑わしい面はあります。ただ、円安がガス会社に言い訳を与えていることは事実でしょう。

プロパンガスと原油の関係

時々、「原油の値上げとプロパンガスの値上げは何か関係があるのか?」と質問を受けるように、 プロパンガスが原油から作られることを知っている方は意外と少ないです。原油からは色々な石油製品が作られますが、その石油製品の1つがプロパンガスなのです。

原油は元々黒くてドロッとした液体です。これを加熱炉の中で350度に熱していきます。すると原油の中の成分が沸点で気体に変わります。その気体を蒸溜装置の中で比重を利用して選り分け、今度は冷やしてまた液体の状態に戻すのです。

こうすることで、プロパンガスをはじめ、ガソリン、ナフサ(石油化学原料)、灯油、ジェット燃料(ジェット機の燃料)、軽油(トラックやバスの燃料)、重油(船舶の燃料、火力発電所の燃料)などができるのです。

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