2014年9月のCP:プロパンガス料金消費者協会

2014年9月のCP


9月CPは745ドルで今年最安値を記録

8月31日に9月のCPが発表されました。先月から35ドル下がって745ドルになりました。今年としては4月の770ドルを抜いて最安値を記録しました。大きな要因としては夏の非需要期であることと、産ガス国の供給が潤沢であることが大きいようです。

8月=780ドル/トン
9月=745ドル/トン(4.5%↓)

サウジアラムコCP推移

市場の動向

もともと今の時期は毎年最安値をつける季節です。2012の7月には575ドルをつけましたし、2009年の8月には490ドルという最近の平均価格の半分くらいだった時もありました。先の見えなかったウクライナ問題もロシアとの間で停戦が合意になる見通しも出てきて、地政学的リスクが緩和されたのも影響があるかと思います。

関東では若干販売価格が下がり始めました

昨年12月にCPが1,100ドルを付けて日本中の販売店が値上げを行いました。そのあと1月からは徐々にCPが下がり、若干の上下はあったものの9月にやっと745ドルまで下がりました。12月からみると32%ほど下がったことになります。

ここでやっと販売価格が下がってきました。当協会の関東における適正価格の中心は8月までは350円でしたが、9月からは330円に設定しました。率にすると5%強です。昨年の11月までは330円でしたのでその時の水準に戻ったということです。

しかし、CPがいつまで700ドル台で継続するかは不透明です。これからは冬の需要期に向けてCPの先物も先高感がありますし、過去の例でも冬は高騰します。2012年の12月は1,010ドルを記録し、昨年の12月は1,100ドルでした。今月は745ドルですが、年末にいきなり1,000ドル超えというのはいくらでもあり得ることです。つかの間の330円かも知れません。

関東では販売価格に値下げの傾向が出てきましたが、他の地方ではまだまだのようです。プロパンガス会社としては、前述の通り12月になれば1,000ドル超えが待っているという不安からか、「今値下げしても暮れにはまた上げざるを得ないのだから」と考えている節があります。

ただ、ここで少しでも下げるプロパンガス会社はまだ良心的なほうで、まったく下げないでおいて1,000ドル超えがあったらさらにまた上げるという会社が大多数だと思われます。このようにして、一般利用者の価格は右肩上がりになっていきます。

実は、昨年末に1,100ドルになった時各社は一斉に値上げしましたが、値上げする前の11月のCPは875ドルでした。875から1,100になって値上げするのはわかりますが、8月に780円まで下がったのに値下げしないのは何ともおかしな話です。745で下がったのでやれやれというところでしょうか。




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