当協会が京都府において適正と考えるプロパンガス料金は、基本料金1,600円~、1立方メートルあたりの単価(従量単価)380円~です(2021年3月現在)。
出典:「エネ研・石油情報センター」京都府平均価格(2021年2月現在)
ガス会社の変更で
平均価格(相場) | 適正価格(協会価格) | |
---|---|---|
基本料金 | 1,692円 |
1,600円 |
従量単価 10m3使用時 |
524円 |
380円 |
請求額(月) | 6,932円 |
5,400円 |
請求額(年) | 83,184円 |
64,800円 |
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京都府では22万世帯強でプロパンガスが使用されています。これは京都府全世帯数の20%程度にあたります。都道府県別で見ても京都府のプロパンガス使用世帯比率は低く、大阪府、東京都に次いで3番目です。ただし、人口が多いため世帯数としては他県並みです。
都市ガスと比較されがちなプロパンガスですが、そもそも組成の違うエネルギーですから、両者の比較自体にあまり意味はありません。それでも「プロパンガスは都市ガスに比べて高い」というイメージがあるため、プロパン利用者からすると料金の比較が気になるようです。
都市ガスは1立方メートルあたりの単価がプロパンガスの平均単価より安いというのは事実です。ただし、誤解されやすいのですが、単価だけを比べても実際の差額はわかりません。なぜなら、カロリーが違うからです。一般にプロパンガスは都市ガスよりも約2倍のカロリーがあると言われます。当協会ではこの数値を2.18倍としています。ですから、プロパンガスと都市ガスの料金比較には数値を換算することが必要になります。
さらに問題は、プロパンガスの場合、会社が違えばもちろん、同じ会社でも料金体系が違うことが珍しくないことです。これはプロパンガスが自由料金制であるためで、現実問題として正確な平均価格というものは誰も知り得ません。一応の参考になるのは、エネ研・石油情報センターが発表している数値ですが、データの元が各ガス会社の自己申告であるため、客観性に若干疑問が残ります。
とは言え、エネ研・石油情報センター発表のデータが唯一平均料金の目安となるのも事実ですので、これを元に京都府で一番供給世帯数の多い都市ガス会社の料金と、平均的なプロパンガス料金の比較をしてみます。
■京都府の都市ガス料金......7,849円(税抜)
■京都府の平均的なプロパンガス料金......12,627円(税抜)
■月間差額......................................................4,778円
■年間差額......................................................43,002円
※都市ガス43.6m3、プロパンガス20m3使用時の料金
数字を並べて比較すると、やはりプロパンガスは高いという結論になります。ただし、その差額はプロパンガス会社によって変わってきます。上記は平均的なプロパンガス料金で比較しましたが、同じプロパンガスでも適正価格に基づく料金であれば、都市ガスとの差はかなり縮まります。
■京都府の適正なプロパンガス料金......9,500円(税抜)
■都市ガスとの差額......1,651円(税抜)
※2014年12月のデータ
※適正価格は地域によって若干異なります
上は適正料金のプロパンガスと都市ガス料金の比較ですが、プロパンガス同士で比べた場合、適正料金は平均的な料金よりも3,127円安くなります。
※価格:税込み表示
年月 | 基本料金 | 従量単価 | ガス料金 10m3使用時 |
---|---|---|---|
2020年12月 | 1,861円 | 576.8円 | 7,629円 |
2020年10月 | 1,866円 | 572.2円 | 7,588円 |
2020年8月 | 1,872円 | 569.0円 | 7,562円 |
2020年6月 | 1,876円 | 572.3円 | 7,599円 |
出典:「エネ研・石油情報センター」京都府平均価格(2021年2月現在)
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