当協会が広島県において適正と考えるプロパンガス料金は、基本料金1,600円~、1立方メートルあたりの単価(従量単価)350円~です(2021年1月現在)。
出典:「エネ研・石油情報センター」広島県平均価格(2020年12月現在)
ガス会社の変更で
平均価格(相場) | 適正価格(協会価格) | |
---|---|---|
基本料金 | 1,735円 |
1,600円 |
従量単価 10m3使用時 |
534円 |
350円 |
請求額(月) | 7,075円 |
5,100円 |
請求額(年) | 84,900円 |
61,200円 |
広島県のプロパンガス平均価格は昔から高止まりしていますが、ガス会社の変更で平均30%下がります。当協会なら115社の会員ガス会社の中からベストなガス会社を一切無料でご紹介します。
広島県広島市に住む浅尾さん(仮名)
【当協会に相談した理由】ネットで検索してホームページを読んだら、ずっと疑問に思っていいたことが詳しく書いてあったので、信頼できると思い問い合わせました。
【相談内容】「東京で働いていましたが、実家の家業を継ぐために2年前に広島市内の実家に戻り、両親と同居を始めました。
家計を任され毎月簡単な家計簿をExcelでまとめているのですが、当初から光熱費の金額がかなりかさんでいるように思い、調べてみるとプロパンガス料金の引き落とし額がかなりの割合を占めていることが分かりました。
東京では都下の住宅地だったので、同じようにプロパンガスを使っていましたが、使用量を考慮しても比べ物にならないほど高いことが分かりました。
確かに都会と違って広島はまだまだ閉鎖的な部分は多いと思いますが、このまま諦めることはできないので相談しました」
【従来のガス会社】広島市内をカバーするプロパンガス販売店
【従来料金】
使用量:35m3、請求額:21,950円(税抜)
基本料金:2,000円(税抜)、従量単価:570円(税抜)
東京から実家のある広島市に転居された浅尾さんは、高いプロパンガス料金に気が付き、何とかしたいと思いお問い合わせいただきました。東京23区内はほぼ都市ガスのインフラが整備されていますが、東京の西部エリアになると、まだまだ住宅地においてはプロパンガス物件が多く、浅尾さんはそのエリアに住んでいました。
しかし、関東においてはプロパンガス会社の競争が激化していて、協会が提示する「適正価格」もとても安い価格になっていますから。浅尾さんもある程度安定した価格でプロパンガスを使用していたようです。
一方、中国地方ではプロパンガス利用者の割合は全国的に見ても高いにも関わらず、その料金はかなり高い設定になっているようです。
広島県は中国地方だけでみると都市ガス普及率・世帯数ともに2位の岡山県</a>に大差をつけて1位となっていますが、反面インフラ整備の遅れたエリアではプロパンガスの高さに苦しむ消費者が想像以上に多く存在することも事実です。
これはプロパンガス料金がもともと公共料金と違って自由料金であるにも関わらず、業社同志の自由競争が全く進んでいないということが大きな要因になっていると思われます。
ようやく、最近では電力や都市ガス自由化の報道を受けて、高いプロパンガスについても注目される機会が増えたこともあり、適正な価格で対応しようとするガス会社が増える兆しも見え始めています。
【対応策】浅尾さん宅のガス会社は20年以上前にご両親が新築した家で、工務店に紹介された広島市内のガス販売店と契約していました。
築15年未満の物件ですと新築時の工事費用負担にかかわる「無償貸与契約」が存在する場合が多いのですが、今回はすでに20年経過ということで気にすることなく新しいガス会社に変更できることが分かりました。
協会では広島市の「適正料金」を半永久的に維持してもらえることが可能なガス会社を選定してご紹介しました。
【成 果】1立方メートルあたり380円で対応できるガス会社に変更したので、一か月のガス料金は驚くほど安くなり、年間で計算すると家族旅行ができるほどの大きな節約につながることが分かりました。
【新規のガス会社】広島市とその近県をカバーする大手ガス会社。
【新規の料金】基本料金:1,600円(税抜) 従量単価:380円(税抜)
月間=約7,050円(従来の請求額21,950円→変更後の請求額14,900円)
年間=約85,000円