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プロパンガス料金の適正価格 2024

プロパンガス料金の適正価格 2024

プロパンガスを10m3使用した適正価格の概算は、関東なら4,950円。東北は5,720円。中部は5,500円。近畿は6,380円。甲信越は5,720円。北陸は6,710円。中国、四国、九州は6,160円です。

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都道府県別LPガス料金の適正価格と平均価格

お住まいのエリアボタンをクリック(タップ)して、各都道府県別の適正価格と平均価格を確認してみましょう。

※平均価格:エネ研・石油情報センター2024年10月発表(2024年8月分)
※適正価格=協会紹介価格(2024年11月現在)

北海道

※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率

東 北

※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率

関 東

※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率

甲信越

※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率

東 海

※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率

北 陸

※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率

近 畿

※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率

中 国

※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
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基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率

四 国

※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率

九 州

※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
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基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率
※価格は税込み表示
基本料金 従量単価 ガス料金
(10m3使用)
平均価格
適正価格 円~
差額
削減率

上記表は、あくまでエリアごとの大まかな一覧表です。お住まいの都道府県で高いガス代がどれくらい安くなるのかは、下記料金診断でチェックしてみてください。

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プロパンガス料金の「平均価格」にご用心

プロパンガスの適正価格とは、プロパンガス料金消費者協会が独自に定めたプロパンガス料金のことを言います。

プロパンガスの料金は自由料金制なので、契約するガス会社によって料金が違います。そのため不当に高い従量単価で契約しているユーザーも多く、適正価格のプロパンガス会社と契約すれば、ガス料金を約30%安くすることができます。

<関連記事>:ガス会社の変更でガス代30%削減!

協会の適正価格は、このような不公平を是正するため、業界に先駆けて都市ガス並みのプロパンガス料金を目指して提唱したのがきっかけです。

プロパンガス料金には「適正価格」がある

残念なことに、世の中には適正なプロパンガス料金があることを知らない方がとても多いです。平均価格は知っているけど、適正価格なんて聞いたことがないという方ばかりです。

無理もありません。この適正価格は、協会が独自で定めた価格帯なので、知らない方がいるのも当然です。

そこでまずは、ページの冒頭に示した「現在の適正価格」という料金表をご覧ください。

これが協会が推奨する適正価格です。適正価格には地域差があるので、都道府県別の一覧表で掲載しています。

でも、この適正価格表をみても、なんだかピンとこないという方は多いのではないでしょうか。

プロパンガス料金が適正かどうかは従量単価で比較すべし!

というのも、多くの方はこの料金表の一番右側の「合計金額」だけを見て、自宅のガス代と比較しようとするからです。

実はここで注目してほしいのは、「合計金額」ではなく「従量単価」です。

自宅のガス代が適正価格かどうかは、この従量単価を比較してはじめて判断することができるからです。

プロパンガス料金の分かりにくい従量単価の仕組み

では、みなさんは自宅のプロパンガス料金の従量単価がいくらか分かりますか?

検針票を見れば一目瞭然だろうと思うかもしれませんが、そんな方は今すぐ検針票を持ってきて確認してみてください。

ほとんどの方が、明確に記載された「従量単価」なるものを検針票の中に見つけることはできないと思います。というのも、多くのプロパンガス会社は、わざわざ検針票に従量単価を記載することはしないからです。

従量単価はプロパンガス料金の基本

しかし、この隠された従量単価こそが、自宅のガス代が適正価格かどうかを判定する唯一のものさしです。知らないままでいて良いわけがありません。そうでないと、いつまでたってもガス代の節約はでません。

そもそも、プロパンガスにおけるこの従量単価とはいったい何でしょうか。

プロパンガス料金の従量単価とは?

プロパンガス料金の従量単価とは、ガスの使用量に応じてかかる従量料金を計算するための単位、つまり、1m3あたりのプロパンガスの料金のことです。

この従量単価の値段はガス会社や顧客によってバラバラですが、全国的な平均相場は、約517円~770円ほどです。これに対して、協会の適正な従量単価は、約286円~495円程度となっており、平均価格と比較して約2、3割ほど安い設定になっています。

ガス代が高い」という悩みを抱えている家庭は、この従量単価が高いことが一番の原因です。



なぜなら、従量単価が高ければ高いほどひと月のガス代は高くなり、逆に、従量単価が適正価格であればガス代は安くつくからです。

一般的にプロパンガスの平均的な従量単価は、適正価格より高め傾向にあります。この従量単価を適正価格にしようというのが、協会の適正価格の主旨なのです。



なぜ高い?プロパンガス料金の平均相場

ではなぜ、プロパンガスの平均価格はそんなにも高いのでしょうか?
そもそも、プロパンガスの平均価格とは、いったい何でしょうか?

プロパンガス料金の平均価格とは?

プロパンガスの平均価格は、 一般財団法人日本エネルギー経済研究所の「石油情報センター」が各プロパンガス会社へ調査をした上で算出した、LPガスの小売価格のことです。

このLPガスの小売価格は、エネ研・石油情報センターのホームページ上に公表されているので、誰でも見ることができます。ちなみに、現在のプロパンガス料金の全国平均価格は、基本料金1,955円、従量単価709円(2024年2月調べ※価格は税込み)です。

プロパンガスの平均価格は、このように公に公表されている以上、何の問題もないと思われるかも知れません。しかし、この平均価格の算出方法については、大いに問題アリと言わざるをえません。

プロパンガス料金が都市ガスより高い仕組み

先ほども述べたように、一般的にプロパンガスは都市ガスより料金が割高です。その理由は、両者の供給スタイルの違いによるところが大きいのですが、それ以外にも、プロパンガスが自由料金制であることと深いかかわりがあります。

私たちはここ最近、都市ガスの自由化に伴い、住んでいる地域に関係なく自由にガス会社を選ぶことができるようになりました。都市ガスが自由化される以前は、東京なら東京ガス、大阪なら大阪ガスというように、地域ごとにガス会社が決められていました。

それは、各地域を特定のガス会社に任せることによって、過度な競争が起こらず、安定的にガス事業を運営する必要があったからです。よって、都市ガスの料金は地域ごとにすべて一律料金なのが当たり前でした。

一方、プロパンガスはといえば、昔からずっと自由料金制です。つまり、ガス会社によってプロパンガスの販売価格はバラバラだというわけです。高いガス代に不満があれば、別の安いプロパンガス会社に変更しても問題はないということです。

<関連記事>:プロパンガスは公共料金ではありません!

ただ残念なことに、昔はプロパンガス会社を自由に変更できることを知っている人はごくわずかでした。なぜなら、プロパンガス業界がこの自由料金制のルールをあえて積極的に宣伝してこなかったからです。



というのも、自由料金制であることが広く世の中に知られてしまうと、激しい安売り競争が進み、業界全体が疲弊する恐れがあると見たからです。

そこでプロパンガス業界は、平均価格といういわば業界横並びのルールを作って、過度な安売り競争を回避してきたのです。

これこそ、プロパンガス業界の談合のなせるわざです。

談合とも言える根拠は、この平均価格の算出方法にあります。

プロパンガス料金の平均価格は平均ではない

このプロパンガスの平均価格は、全国のプロパンガス会社からの自己申告をもとに集計した地域ごとの平均に過ぎません。

実際の数字ではなく、自己申告を集計したものとなると、その数値の信頼性には非常に疑わしいものがあります。

つまり、平均価格を高く設定しておけば、高い利益が得られるので、多くのガス会社は意図的に自社の単価を高く申告している可能性が否定できないからです。

お宅のプロパンガス料金は「平均価格ですよ」に要注意

その証拠に、平均価格という高めな価格帯が存在すれば、ある種のガス会社にとっては、高いガス代でも安く見えるようカモフラージュすることができてしまいます。

例えば、ガス会社に「ガス代が高い!」と文句を言ったら、こんなことを言われた経験はありませんか?

「この地域ではこれが平均価格なんですよ!」
「お宅の場合は、平均より安いんですよ!」

実際のところ、「平均価格は適正価格より高い」のがプロパンガス業界の常識ですが、一般消費者はそんなことまで知りようがありません。「平均価格なんですよ!」とガス会社から堂々と言われれば、「平均なら大丈夫か....。」と安心してしまうのがオチです。



しかし、ガス会社の巧妙な言い訳を信じて、いつまでも平均価格に甘んじていては、プロパンガス料金の節約はいつまでたってもできません。

ですから、現在のプロパンガス料金が平均価格だと言われても、決して安心してはいけません。

むしろ、そんな高値設定のガス会社はさっさと解約して、適正価格のガス会社に変更すべきです。そうすれば、プロパンガス代を平均30%安くできる可能性が十分にあります。ぜひ協会へご相談ください。

<関連記事>:プロパンガス会社を変更するメリット

プロパンガス料金を節約したいなら今すぐ単価を確認

どうでしょう、今すぐ、自宅のプロパンガス料金の従量単価を知りたくなってきたのではないでしょうか?

けれども、この従量単価、さきほども述べたように検針票を見ても簡単には分からない仕組みになっています。

上記の適正価格表を見てもピンとこないのは、自宅の従量単価を知らないために、協会の適正価格と比較して高いのか安いのか瞬時に判断できないことが原因です。

けれども安心してください。従量単価は契約しているガス会社にわざわざ聞かなくても、自分で簡単に調べることができます。

プロパンガス料金の従量単価はカンタンに調べられます

検針票に従量単価が書かれていない方は、今すぐ協会の「料金自動診断」で自宅のプロパンガス料金を診断してみましょう。

ひと月の使用量と請求額を入力するだけで、現在のガス料金の従量単価と適正価格が一発で判明します。



しかも、この料金自動診断の優れているところは、割り出された従量単価をもとに、お住まいのエリアの適正価格との違いまで計算してくれるところです。

プロパンガス料金自動診断で節約のシミュレーション!

例えば、診断結果が高かった場合、適正価格のガス会社に変更すればどれくらい安くなるか、月間と年間における節約額をシミュレーションしてくれるのです。



このように、料金自動診断などのツールを使って、自宅のプロパンガス料金の従量単価や住んでいるエリアの適正価格を正確に知ることは、ガス代の節約の第一歩です。

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協会としては、プロパンガスを適正価格で利用してほしいというのが一番の願いですが、なぜ私たちはこれほどまでに、適正価格にこだわるのでしょうか。

ここからは、協会が適正価格を導入したいきさつを詳しく説明したいと思います。


プロパンガス料金が都市ガスより高い理由

これまでプロパンガスの料金は、都市ガスの1.5倍から2倍ほど割高なのが普通とされてきました。これには以下のような理由が挙げられます。

都市ガスは人件費が安い

そもそも都市ガスは、地下に整備された導管網で供給されますが、プロパンガスは配送や充填が必要なボンベで供給されます。そのため都市ガスよりも人件費がかかり、その分どうしても料金が高くなってしまいます。

プロパンガスの熱量は都市ガスの2倍以上

プロパンガスの熱量は都市ガスの2倍以上もあるので、このことも料金の違いに関係してきます。

プロパンガス料金は、いびつな自由料金制

昔からプロパンガスは自由料金制だったため、ガス会社はプロパンガスの料金を自由に設定することが許されていました。

それをいいことに、プロパンガス業界は、ガス会社同士の価格競争を避けて、高値安定の「平均価格」という水準をキープしてきました。割高な単価を消費者に押し付けることで、互いの利益を守ってきたのです。

しかし、都市ガスが自由化された今、同じ家庭用エネルギーインフラであるガス料金に、これほどまでの料金格差があるのは問題だと私たちは考えます。

このような事態を放置していると、プロパンガス業界は徐々に競争力を失い、衰退化が避けられなくなるからです。

高いプロパンガス料金を都市ガス並みに

そこで協会は、プロパンガスの利用者でも都市ガスのように安心して利用できる価格環境を整えるため、適正価格という概念を初めて業界に導入しました。

プロパンガス料金適正価格の仕組み

「適正価格」を取り決めるにあたって留意したのは、協会の会員プロパンガス会社に対して極限までの低価格は求めないということです。ガス会社としては企業経営に必要な利益は最低限確保しつつ、都市ガスの1割増し程度に抑えてもらえるよう要請しました。



すべてのエリアで都市ガスと同等とまではいかなくとも、エリアによっては都市ガスよりも安いプロパンガス料金の地域もあります。平均すると都市ガスの1割増し程度にプロパンガス料金が抑えられるので、これはガス会社と消費者の"歩み寄り"価格とも言えます。

プロパンガス料金の価格設定を「都市ガスの1割増し程度の適正価格にする」という協会のチャレンジは、長年の努力が実り、ここへきてほぼ実現しつつあります。その結果、各エリアにおけるプロパンガス料金の適正価格は、従来の平均価格と比べてなんと30~40%も安くすることに成功しています。

<関連記事>:プロパンガスの料金を都市ガス並みに下げる

これはどういうことかと言うと、プロパンガス料金を平均価格で利用している家庭と、適正価格で利用している家庭では、ガス代の差が30%~40%も違ってくるということです。

埼玉県の場合を例に、詳しく検証してみましょう。

徹底比較!プロパンガス料金の適正価格と平均相場の違い

<適正価格(協会価格)と平均価格の比較(埼玉県版)>

※価格は税込み表示
<平均価格(相場)>
埼玉県 平均価格=1,837円 
従量単価=624.4
※出典:「エネ研・石油情報センター」埼玉県の平均価格(2024年2月現在)

<(協会価格)>※一戸建ての場合
埼玉県 基本料金=1,650円 
従量単価=308円~

上記は、埼玉県における適正価格と平均価格を比較したものです。両者を比較すると、平均価格の従量単価は、適正価格よりかなり高いことが分かります。

これだけ単価が違うと、使用量が多い家庭ともなれば、平均価格でプロパンガスを利用することは膨大な家計のロスにつながります。光熱費のコストをなんとしてでも抑えることを考えている方にとっては、大問題です。

平均価格でプロパンガスを利用している家庭が、プロパンガス会社を変更して適正価格になった場合、実際にいくら節約できるか試算してみれば、その違いは歴然です。

下記の図をご覧ください。

埼玉県において、適正価格でプロパンガスを月間20立方メートル使用した場合、平均価格の場合に比べてなんと月額6,000円以上節約できることが分かります。



これは年間にすると7万円以上もの節約になります。冬場であれば使用量が20立方メートル以上になることもあるので、節約額はもっと大きくなる可能性は十分にあります。

従量単価にこれほどの差があると、使用量を抑えるような節約方法では、とうていかなわないことがお分かりいただけると思います。

これはあくまでも平均価格での話ですが、実際には、平均価格よりももっと高いガス代を払い続けている家庭も少なくありません。そうなるとさらに多額のプロパンガス料金を節約できる家庭もたくさん出てくることが推測できます。

上記は埼玉県を例として、平均価格と適正価格の料金の違いを比較しましたが、それ以外の都道府県の場合も同じような格差は当然あります。

プロパンガス料金を適正価格にして安くする方法

ここまで説明してきたように、プロパンガスには適正価格というものがあり、これがとても重要だということはご理解いただけたと思います。

特に、日頃からガス代が高くて悩んでいる方、家計の節約のために光熱費を見直したいという方は、プロパンガス料金を適正価格にすれば、30%~40%も安くできるという意外な節約方法があるということをぜひ知っていただきたい。

<関連記事>:ガス会社の変更でガス代30%削減!

そこで、ここからは、どうやったら自宅のガス料金を適正価格にすることができるのか、その具体的な方法を説明していきます。

1.料金自動診断で自宅のプロパンガス料金を診断する

ここまで説明してきましたが、自宅のプロパンガス料金が適正価格なのかどうか、まったく分からないという方がほとんどだと思います。

まずは協会の「料金自動診断」を試してみましょう。自宅のプロパンガス料金が適正価格に比べてどれくらい高いのか安いのか、すぐ分かります。

お手元にプロパンガスの検針票を用意したら、下記の料金自動診断バナーのプルダウンメニューからお住まいのエリアを選び、「30秒無料診断」というボタンをクリックしてください。

診断画面の入力欄に、ひと月のプロパンガスの使用量と請求金額を入力するだけで、自宅のガス料金の詳細な診断結果が表示されます。

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2.協会に相談してプロパンガス会社を変更する

診断結果はいかがでしたか?

「高い」と表示された方は、残念ながら、現在契約しているガス会社のプロパンガス料金が適正価格ではない可能性があります。



この場合、現在のガス会社に自分で値下げの交渉をすることだけは絶対にやめてください。高め設定のガス会社は、たとえ交渉で料金を下げることを了承してくれたとしても、それはあくまで一時しのぎの引き留め工作に過ぎないからです。

プロパンガスは、原油の輸入価格の変動に影響するので、販売価格に転嫁されてその都度値段が上下してしまうのは避けられません。

加えてプロパンガスは自由料金制でもあります。ガス料金は常に変動するというこの暗黙のルールを逆手に取って、原油高騰の時期でもないのにそれらしい理由を付けて勝手に値上げを繰り返す悪質なガス会社もあるくらいです。

こういう会社に「ガス料金が高い!」とクレームを言っても、一時的には料金を下げることをしてくれるかもしれませんが、また徐々に値上げをされてしまうのがオチです。

協会では、適正価格でプロパンガスを利用したい方には、ガス会社の変更をおすすめしています。

診断結果画面に出てくる協会の連絡先へ、今すぐ電話かメールでお知らせください。

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3.適正価格を維持して長期的にプロパンガス料金を節約!

特に、長年同じガス会社を利用してきた方は、たび重なる値上げでガス料金が高止まりしている可能性が高いはずです。

原油価格の高騰や為替レートの変動以外の理由では値上げをしないことを誓約してくれている、協会会員の優良なガス会社に変更することで、適正価格で長く安心してプロパンガスを利用できます。



協会の会員ガス会社は、ガス会社に負担がなく、利用者も納得できる適正価格でプロパンガスを供給しているので、よほどの情勢変化がない限り、継続的に安定してプロパンガスを適正価格で利用することができます。

これを保証するために、協会の紹介でガス会社を変更した方には「ガス料金見守り保証」という手厚い無料保証制度も付けています。

ガス料金見守り保証

これは、契約しているガス会社に万が一不透明な値上げが見られた場合、協会にご連絡いただければ、利用者に代わって元の料金に下げるよう交渉するシステムとなっているので、たいへん好評をいただいております。

<関連記事>:ガス料金見守り保証

協会では、相談からガス会社の紹介まで一切無料で行っています。安心してお気軽にお問い合わせください。

プロパンガスを適正価格の会社に変更するにあたっては、自宅の築年数が5年以上経っていることや、借家の場合は大家さんの事前の承諾がないと紹介できないなど、いくつか条件があります。

詳細については、「プロパンガス会社を変更する時の条件とは?徹底解説!」で詳しく説明しています。こちらも参考にしてください。

以上見てきたように、プロパンガス料金には適正価格というものがあり、この適正価格を長く維持してくれる優良なガス会社と契約することが、そのまま家計の節約につながるということをご理解いただけたと思います。

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この記事の執筆者

一般社団法人プロパンガス料金消費者協会

代表理事 鈴木 秀男

  • 2010年10月 一般社団法人プロパンガス料金消費者協会を設立。代表理事に就任。

1980年広告代理店勤務を経て、東芝パソコンシステム(旧:ソード電算機システム)に入社。営業推進部部長として勤務する傍ら、1990年より世界最大の人材教育機関「デール・カーネギー・コース」のニューヨーク本部公認トレーナーとしてセールスパーソンの教育に20年間従事。官公庁や大手企業を中心に約3千人を指導。また、ヤフージャパンで4年間広報宣伝ディレクターを兼務した。



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