当協会がさいたま市西区において適正と考えるプロパンガス料金は、基本料金1,500円、1立方メートルあたりの単価(従量単価)260円~です(2021年1月現在)。
出典:「エネ研・石油情報センター」埼玉県平均価格(2020年12月現在)
ガス会社の変更で
平均価格(相場) | 適正価格(協会価格) | |
---|---|---|
基本料金 | 1,586円 |
1,500円 |
従量単価 10m3使用時 |
482円 |
260円 |
請求額(月) | 6,406円 |
4,100円 |
請求額(年) | 76,872円 |
49,200円 |
さいたま市西区のプロパンガス平均価格は昔から高止まりしていますが、ガス会社の変更で平均30%下がります。当協会なら115社の会員ガス会社の中からベストなガス会社を一切無料でご紹介します。
埼玉県さいたま市西区に住む金子さん(仮名)
【当協会に相談した理由】プロパンガスの料金についてインターネットで検索し、協会のサイトを見つけました。
【相談内容】「今のガス会社とは3年前から契約しています。さいたま市西区の自宅にガス会社の営業が来て『ガス代が安くなる』と言われ、料金表を見せられたのですが、確かに前のガス会社より安くなる計算だったので、その場でガス会社変更の申し込みをしました。
その後時々値上げのお知らせが来ていましたが、検針票の端に小さな文字で書いてあるだけで、かなりわかりにくいと思いました。
先月通知が来て、この1月からまた1立方メートルあたりの単価が50円値上がりしました。一気に50円も値上がりすることはよくあるのか、また妥当な値上げなのかを教えてください」
【従来のガス会社】関東地方中心に供給する大手プロパンガス会社
【従来料金】
使用量:20m3、請求額:9,500円(税抜)
基本料金:1,500円(税抜)、従量単価:400円(税抜)
さいたま市西区にお住いの金子さんが3年前にプロパンガス会社と契約した当初は、1立方メートルあたりの単価が230円だったそうです。それが3年後には400円になり、7割以上値上げされたことになります。
よく説明していることですが、「値上げ=悪」ではありません。プロパンガスに限らず、エネルギーのほとんどを輸入に頼っているわが国では、値上がりが避けられない状況は起こり得ます。このことはガソリンの価格変動を見ればわかりやすいと思います。
金子さんが契約した当時の1立方メートルあたり230円という設定には、そもそも無理のある顧客獲得のための非現実的な安値(売り込み価格)であったと言わざるを得ません。
しかしその後、現在まで原油は最安値を更新するなど、エネルギー業界では今回のガス会社の対応とは全く逆の方向に値が進み、昨年末から今年にかけて多少値を戻したものの、依然とてもCPは安い価格で推移していることには変わりありませんから、金子さんの場合、値下げならともかかく、値上げなど到底考えられることではありません。
【対応策】現在の単価400円は今後さらに上がる可能性があること、現在協会がさいたま市で適正と考える単価は280円前後であることをお話しました。金子さんは「適正価格との差額は大きいし、なにより、不誠実な会社との契約を続けたくない」とのことで、さいたま市西区エリアに配送ルートを持つ協会の会員会社を紹介させていただきました。
【成 果】差額は大きくないというものの、単価が120円違いますので、2,000円以上の節約になりました。
また、協会には「ガス料金見守り保証」というシステムがあるため、今後は不透明な値上げがないということで、金子さんは安心されていました。
【新規のガス会社】埼玉県に本社を持つ大手プロパンガス会社。
【新規の料金】基本料金:1,500円(税抜) 従量単価:280円(税抜)
月間=約2,400円(従来の請求額9,500円→変更後の請求額7,100円)
年間=約28,800円