小平市のプロパンガス（LPガス）適正料金と平均価格

東京都小平市に住む吉田さん（仮名）

「プロパンガス＿料金」というキーワードでネット検索した際に協会の広告を見つけ、ガス会社変更について相談したく、お電話しました。

「2週間前にガス会社からの売り込みがありました。

単価がかなり下がることから、これならガス会社を替えるのも悪くないと話を聞いているうちに『ところで、今のガス会社はどこですか』と聞かれたので、私が『〇〇会社です』と返すと『うちでは替えられません』と説明もそこそこに帰っていきました。

ガス会社同士で何かしがらみがあるということは察しましたが、私はどういうことなのかよく理解できませんでした。

ガス料金が高い上、今回のようなよくわからない訪問も重なり、私はプロパンガス業界やガス会社自体が信用できなくなってしまいました。

一般社団法人の協会ならば信頼できると思って問い合わせしたのですが、本当に信用できるガス会社はあるのでしょうか。プロパンガス業界のしがらみについても教えてください」

使用量：30m³、請求額：16,050円
基本料金：1,650円、従量単価：480円

今回は、突然のガス会社訪問で不可解な体験をされたという吉田さんから「プロパンガス業界のしがらみとは何か」というご質問をいただきました。

以前はプロパンガス会社を変更することもできず、ガス会社側の言い値に従って料金を払うしかなかった状態（現在もさほど変わりませんが）でしたが、平成9年に液石法（液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律）が大幅に改正されたことで、自由競争ができる市場になりました。

つまり、利用者がプロパンガス会社を自由に選べるようになったのです。

そうは言っても、まだまだガス会社同士にはしがらみが存在します。

具体的には、ガスの問屋とガスを購入する販売店の関係や、大手ガス会社と配送を任されている小売店の関係であれば、お客様の横取りはしませんし、ガス会社同士でお客様を取り合わない協定を結んでいる場合もあります。

今回、訪問して来たセールスマンは吉田さんが契約されている現ガス会社が自社としがらみのある会社だとは知らずに訪ねて来て話の中で気づいたのでしょう。かなり不注意な人ですね。

このようなご説明をすると、吉田さんは「これでは自分が切り替えしたいガス会社に替えられない場合も起こり得るということですよね」と業界に対してやはり不満をお持ちのようでした。

そして、吉田さんとしては、この業界には納得いかない面が多々ありますけど、まずは、我が家として適正料金でガスを使えるようにしたいと当協会経由でガス会社の切り替えをご依頼されました。

東京都の多摩地域に配送ルートを持つ中堅のガスメーカーをご紹介しました。

480円から308円に単価が下がったことで、5,160円程度節約につながりました。

「おかしなガス会社のセールスがきっかけで、良心的なガス会社に切り替えることができたので、今回はラッキーだったと思っています。

なんだかスッキリしなかったしがらみについても協会から詳しくご説明してもらったことで、業界の状況が少し分かりました。大変勉強になりました」と、吉田さんからはこのような感想をいただきました。

基本料金：1,650円　従量単価：308円