当協会が宮城郡において適正と考えるプロパンガス料金は、基本料金1,500円~、1立方メートルあたりの単価(従量単価)310円~です(2021年1月現在)。
出典:「エネ研・石油情報センター」宮城県平均価格(2020年12月現在)
ガス会社の変更で
平均価格(相場) | 適正価格(協会価格) | |
---|---|---|
基本料金 | 1,617円 |
1,500円 |
従量単価 10m3使用時 |
559円 |
310円 |
請求額(月) | 7,207円 |
4,600円 |
請求額(年) | 86,484円 |
55,200円 |
宮城郡のプロパンガス平均価格は昔から高止まりしていますが、ガス会社の変更で平均30%下がります。当協会なら115社の会員ガス会社の中からベストなガス会社を一切無料でご紹介します。
宮城県宮城郡では、七ヶ浜町(しちがはままち)と利府町で都市ガスが供給されていますが、松島町では供給されていません。
ただ、当協会へのお問い合わせは3つの町全てからありますので、宮城郡全域でプロパンガスが使用されていることになります。
料金制度が公共料金である都市ガスは、自由料金のプロパンガスと違い、同じガス会社を使っていれば料金体系に違いはありません(各種プランなどの差はあります)。ただし、各都市ガス会社によって料金の設定は違います。
利府町と七ヶ浜町に供給している都市ガスの料金は、1立方メートルあたり概ね190円前後です(税別、2014年10月現在)。これは全国の都市ガス供給会社の中では、平均的な単価と言えるでしょう。
ところでプロパンガスの料金は高いとよく言われますが、これは都市ガスと比較して言われる場合が多いようです。しかし、その比較方法が間違われている場合の少なくありません。プロパンガスと都市ガスでは1立方メートルあたりのカロリーが違います ※「プロパンガスと都市ガスの特性比較」参照。
ですから価格の比較をするためには換算が必要になります。具体的には都市ガスの単価を2.18倍することでプロパンガスの単価との比較が出来ます。
190(円)×2.18=414.2(円)
上のような計算で、宮城郡の都市ガス単価は、プロパンガスに換算すると約414円ということがわかります。
プロパンガスの場合、配送がある関係上、基本料金が都市ガスの倍近く(1,500円程度が主流)かかりますが、単価については少なくとも414円程度であれば都市ガスと変わらないということになります ※「プロパンガスと都市ガスの違い」参照。
【宮城郡のプロパンガス料金、平均と適正】当協会が宮城郡において適正と考える適正な単価は400円程度です。これなら単価においては都市ガスより安いことになり、基本料金分の差額を考えてもプロパンの方が高いという結論にはなりません。
ただし、これはあくまでも「プロパンガスを適正な単価で使う」という仮定でのお話です。実際にはこれより大幅に高い単価で販売しているプロパンガス会社の方が圧倒的に多いと思われます。
宮城郡の平均的なプロパンガス単価......約577円(2014年8月のデータ)
適正価格と比べると170円ほど高くなっています。これでは「都市ガスに比べ高い」と言われても仕方がありません。しかし、プロパンガス業界はなかなか業者間の競争が進まず、このような高値が平均価格となっています。実際に平均的なプロパンガス料金と適正な料金との差額を下にシミュレーションします。
■宮城郡の平均的な料金..........................12,924円
■宮城郡の適正な料金..................................9,500円
■月間差額................3,424円
■年間差額................30,816円
※金額は税別表示
当協会ではプロパンガスを適正な単価で供給するガス会社のご案内もしています。協会がご紹介したガス会社は、継続して適正価格を維持し、不透明な値上げをしないことが前提となっています。