関東のプロパンガス料金が安い理由! :プロパンガス料金消費者協会
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関東のプロパンガス料金が安い理由!


         
プロパンガス料金は基本料金と従量単価から構成されています。ガス料金は全国一律ではなく北海道から九州まで都道府県ごとに異なり、地域差最大2倍以上にのぼるっているのが実情です。このような中、関東のガス料金がなぜ全国一安いのか解説します。


(1)ガス販売量がダントツトップ

下図でもわかる通り、関東地方(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)のプロパンガスの月間使用量は9.2立方メートルと全国で一番多いです。ガスの主な利用用途はガスコンロ、給湯器、ガスヒーターや乾燥機などがありますが、ガス使用量を一番必要とするのが「給湯器」です。全体の使用量に対して給湯器(お風呂)による使用量は75%を占めるといわれています。

地域別プロパンガスの月間平均使用量

エリア 平均使用量
関 東 9.2m3
北海道 3.2m3
東 北 5.7m3
甲信越 6.8m3
東 海 8.4m3
北 陸 6.7m3
近 畿 8.7m3
中 国 6.8m3
四 国 6.8m3
九 州 6.1m3

1世帯あたり二人暮らしの場合の数値
資料:一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センター「一般小売価格 LP(プロパン)ガス月別公式資料」



関東地方における一般家庭のガス利用用途がガスコンロと給湯器であることから、給湯器の利用が少ない地域に比べて関東地方の月間使用量が多くなることは容易に想像できます。では都道府県で家庭向けのプロパンガスの販売量が多いのか数値を見てみましょう。

販売量1位は東京都(614,930トン)、2位は愛知県(596,855トン)、3位が神奈川県(587,604トン)。続いて4位が埼玉県(451,687トン)、5位が静岡県(334,870トン)という結果になっています。2位が関東地方以外の愛知県であるのが意外ですが、関東地方の販売量は全国の39%を占めています。

※資料:日本LPガス協会 2018年度統計資料「都道府県別販売量」より

結論は単純です。プロパンガスの販売量が多い地域ではガス料金が安くなる傾向にあります。ガス会社としては販売量が増えれば増えるほど原料となるガスを大量に購入することができるので、従量単価あたりの原価も下げることが可能になるのです。

豆知識

関東地方の人口は4,237万人。世帯数は1,723万世帯でも全国の34.8%を占めています。世帯規模(1世帯当たり人員)は2.46人と昭和45年以降の核家族化の進行、一人暮らし世帯の増加が続いていることにより縮小していますが、想定通り関東地方が全国トップの世帯数です。

※資料:平成17年総務省による国勢調査「国土交通省国土計画局作成データ」より


(2)地理的に配送しやすい地域

都市ガスとプロパンガスの供給方法については大きな違いがあります。都市ガスは人の手を介さず地面の下に埋められた導管を通じて各家庭に届けられますが、プロパンガスはガスをボンベやタンクに詰めて人の手によって各家庭に配送します。もちろん人里離れた山間に1軒でもプロパンガス利用者のお宅があれば配送することになります。

想像がつくと思いますが、プロパンガスは配送にまつわる人件費、ガソリン代、車代などがガス料金に反映されるので導管を使って供給される都市ガスと比較して割高になります。

つまり、地域による配送の効率がガス料金に直結します。首都圏は道路渋滞が発生しやすいことはあっても市街地で建物が密集し飲食店なども隣接している箇所が多い、平地が多いことなどから関東地方は効率的に配送ができるので、結果的にガス料金を抑えられるのです。

対照的な地域を見てみましょう。例えば、北海道においては積雪が多いこと、面積が広く家と家が離れていることなどから配送に手間が掛かかってしまいます。そのことから日本で一番プロパンガス料金が高い地域です。また東北地方においては寒冷で積雪も多く、山に囲まれた場所が多く平地が少ないため各市町村間の距離が遠い、道路には峠道が多いのが特徴です。配送が非効率であることからガス料金は割高になる傾向があります。


豆知識

プロパンガスは都市ガスと違って人の手でガスボンベを配送します。ガス会社の配送員は3トン車にて一日平均40件くらいのお客様宅を回るといいます。単純に配送といっても、一連の作業はガス容器を車から降ろしてお宅の敷地内まで運び空の容器と交換します。最後に安全点検です。ガスボンベは50kg容器がメインですがガス入りだと約85kgの重量です。ガスボンベのヘリを使って転がしたり台車に乗せたりして運びます。トラックにはパワーゲートがついているとはいえ大変な体力仕事です。

プロパンガスの配送をするためには運転免許以外に「高圧ガス保安協会」の講習を受け、試験に合格することが必要な業務です。

そのほかに、プロパンガスを扱うには以下の資格があります。

  • プロパンガスを販売する:「第二種販売主任者」の資格
  • プロパンガス設備工事を行う:「液化石油ガス整備士」の資格
  • プロパンガス設備保安点検を行う:「保安業務員」の資格
  • プロパンガスを配送する:「高圧ガス移動監視者(液化石油ガス)」の資格(質量が3,000㎏以上のプロパンガスを配送する際に必要)


(3)生き残りをかけた競争時代

エネルギー業者間での競争激化

関東地方においては、1997年に液石法(液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律)が改正されて以来、他県から新規参入会社が進出し競争が激化しました。これまで競争がなかったプロパンガス業界でしたが、家庭用のガスの小売においては利益が大きいだけに価格競争によって大きな値崩れが生じています。

次いで、2016年「電力の小売り自由化」、2017年「都市ガスの小売り自由化」とエネルギー間の競争が始まりました。それに伴いプロパンガス各社で「プロパンガスと電気のセット販売」など新たな料金プランを提供しています。



このようなエネルギーの変革期にある現代において、プロパンガス業界各社も今後更にガス料金の引き下げをしていかないと、需要減少は加速していくでしょう。いかに消費者にとって魅力のある販売プランを示し、提案していけるかが重要となります。競争は当然のこと、プロパンガス業界もようやく本格的な競争時代に突入したといってよいのではないでしょうか。

いずれにしても、消費者にとっては高いままガスを使うよりも、少しでもガス料金が下がる方向で動いていってほしいものです。


設備共同と集約化の加速

電力・都市ガス小売自由化によるエネルギー間競争の激化のほかにも、人口減少を背景とした需要減少、労働力不足による配送員確保などプロパンガス業界はいくつもの課題を抱えています。このような環境の中、各社は収益力・コスト競争力を高めるとともに消費者に選ばれるガス会社になるべくさまざまな取り組みを図っています。

関東を皮切りに、従来の枠組みを超えた充てん設備や配送ネットワークの共同利用、在庫管理、検針、緊急時対応などの業務の合理化、ガス配送員が安心して働ける雇用環境の整備が進んでいます。

例えば、県内各地に顧客を抱える複数のガス会社が業務提携することで、配送エリアを分担することができるなど重複を減らした効率化が図れます。このようなコストを削減は消費者のガス料金を抑えることにつながるため有効な手段といえます。


豆知識

2018年5月

ミツウロコグループホールディングス株式会社、ミライフ株式会社、三ッ輪産業株式会社、三愛石油株式会社、橋本ホールディングス株式会社の5社は、関東地方(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県)でのプロパンガスの配送・充てん事業の合弁会社を発足ました。

2018年8月

アストモスエネルギー株式会社、ENEOSグローブ株式会社および東京ガスリキッドホールディングス株式会社は、関東エリアにおけるプロパンガスの充てん・配送会社「ガスクル株式会社」を発足しました。

各社の関東エリアの配送事業所と充填所を統合し資源の共同化を図ることで、物流体制効率化とコスト削減が見込まれます。今後もこのような充填所、配送業務の提携の動きは全国に広がっていくと思われます。




まとめ

いかがでしたか?関東地方のガス料金が安い理由をもう一度おさらしてみましょう。


(1)ガス販売量がダントツトップ

プロパンガスの販売量が多い関東地方ではガス料金が安くなる傾向です。販売量が増えれば、ガス会社は原料を大量に購入することができるので、従量単価あたりの原価も下げることができます。


(2)地理的に配送しやすい地域

配送が効率的かどうかでガス料金は異なります。関東地方は市街地で建物が密集し飲食店なども隣接している箇所が多い、また平地が多いことなどから効率的に配送ができるので、人件費やガソリン代などが抑えられガス料金が安い傾向にあります。


(3)生き残りをかけた競争時代

関東地方においては他県から新規参入者が進出し競争が激化して以来、プロパンガス料金の値崩れが始まり、さらに需要減少、エネルギー間競争の激化、労働力不足などと重大な課題を抱えるプロパンガス業界では収益力・コスト競争力を高める取り組みを始めました。

そのため全国でも関東地方のガス料金が安い傾向にあり、消費者にとっては自由価格/自由競争のメリットを享受できるようになってきました。

このエネルギーの変革期にプロパンガス業界は、全国規模でさらに消費者の立場に立った魅力的な販売プランを本腰入れて考案していくことが、必要不可欠になっていくでしょう。

当協会では、適正料金の安定供給ができるプロパンガス会社のご紹介をしています。関東にお住まいの方はもちろん全国(沖縄を除く)でプロパンガスをご利用の方は、今すぐガス料金をチェックしてみましょう。少しでも高いようであればお気軽にご相談ください。

 
 
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