プロパンガス(LPガス)を使っているけれど、あまりにガス代が高くて困っているという方も多いのではないでしょうか。プロパンガスは自由料金のため、ガス会社がそれぞれ自由にガス料金を決めています。
特に長年同じガス会社を使っていると、値上げが繰り返されて地域の相場よりもはるかに高い設定になってしまっている可能性が高いです。
プロパンガス代を安定的に安く使うには『ガス会社の乗り換え』が得策です。
「ガス会社を乗り換えたいけど、どのガス会社を選べばいいの?」「高いガス料金の請求がきて愕然としたが、どうしたらよいから分からない」と何も手を打たずに放置している利用者も多いのではないでしょうか。
そんなあなたに朗報です。今回は「絶対に失敗しないガス会社の選び方」について紹介します。
プロパンガス料金はいまだオープンにされていないことが多く、非常に複雑で分かりにくいのが現状です。ここでは、都道府県ごとのプロパンガス料金について説明します。
先にも述べた通り、プロパンガス料金はガス会社が自由に決めることができる自由料金です。地域の地理的事情によって自宅までのガスボンベの配送費も異なるので、ベースとなる基本料金にも差があります。
例えば、関東地方、中部地方、近畿地方などガス会社が多く競争が激しい都市部では、ガス料金の相場は安くなりますが、北海道、東北地方など山岳部や雪深い地方では、冬の輸送費用がかさむためガス料金の相場は高くなる傾向にあります。
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日本全国のプロパンガス料金の中で、相場が一番安い地域は競争の激しい関東地方です。しかし、自分の住んでいる地域が関東地方以外の場合は、関東地方の平均相場と比較しても意味はありません。ガス料金の相場とあなたのガス料金を比較する際には、自分の住んでいる県の平均相場と比べる必要があります。
地域毎のガス料金平均相場は、プロパンガス料金消費者協会の「プロパンガス料金の平均と相場」ページから確認することができます。
あなたのガス料金は平均相場と比べて高いですか?同等ですか?それとも安いですか?
実は、 結果が"安い"場合でも安心はできません。なぜなら平均相場とは、自由料金制のもと割高に設定されている一般家庭のガス料金を平均化したものなので、当然、相場は割高なのです。つまり、平均相場と比較して結果が同等額なら、今のガス料金は間違いなく"高い"というわけです。
結果が"安い"としても、良心的なガス会社に乗り換えをすることで、今よりも更に安くなる可能性が非常に高いのです。
「節約したいけど、実際いくら安くなるのか知りたい」というあなたに最適な方法があります。
それは、協会の「ガス料金自動診断(一戸建ての方)」ページから自分の住んでいる地域をクリックし、必要な情報を入力するだけで簡単にガス料金が高いか安いかをチェックすることです。
早速、試してみましょう(下記バナーよりお住まいの地域を選びクリックすると、該当エリアページにアクセスできます)。
必要な情報は、請求書や明細書に記載されています。
ガス料金自動診断で得られる情報は、以下のとおりです。
いかがですか?たった1分で有用な情報が入手できます。節約したいけど、プロパンガスのことはよくわからないのでどうすればよいかわからなかったというあなたにもおすすめです。
最近はインターネットで申し込みをすると、現在のガス料金よりも安いガス会社を紹介してくれる仲介サービスを行っているサイトなどが多くあります。しかも、紹介手数料などは一切無料となれば、このような仲介業者を利用すると、自分でインターネットを使ってガス会社を探す手間が一切省けます。
しかし、ここで気になるのは、契約後に安定して適正価格でガスを供給してくれるのかという点です。つまり、不透明な値上げが起こらないという確約がないのです。
プロパンガス料金消費者協会であれば、契約後の不透明な値上げをしないことを約束する優良会員ガス会社を紹介します。
さらに、万一のガス料金設定に不備が生じた際には、協会が元の料金に戻す「ガス料金見守り保証」をアフターサービスとして付けているので、"永久的にあなたのガス料金が不当に高くなることがない"という最大のメリットがあります。
ガス料金を安くする方法は「ガス会社の乗り換え」が一番だと知っていても「手数料0円なんて裏がある?何だか心配」と感じる方もいるかもしれません。
協会では、プロパンガスを適正料金で供給することに協力してくれる会員ガス会社からの会費をいただくことで運営をしています。安心してプロパンガス料金消費者協会に相談しましょう。
さて、ここからは協会経由での手続き方法について紹介します。 協会へは、フリーダイヤルまたはメールで相談ができます(上記バナーから問合せフォームへアクセス出来ます)。
入力情報は複雑なものではありません。これをもとに、協会の担当者があなたに最も適したガス会社を選定し紹介します。
あなたのガス会社の乗り換え意志が確認できれば、新しいガス会社から電話連絡が入ります。ご自宅に訪問して、今後の手続きについて詳しく説明する流れです。
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委任状にサインして約1週間後、新ガス会社が旧ガス会社の所有物であるボンベやメーターを新ガス会社のものに差し替える作業を行います。敷地内の作業ですから立ち合いは必要ですが、時間が合わない場合には、ガス会社に任せることも可能です(応相談)。
1つ注意してほしい点があります。それは、委任状を受け取った旧ガス会社の訪問です。当然、突然の解約通知を受け取った旧ガス会社は、何とかあなたに直接会って事情を確認し、解約を取り消してほしいと考えますからアポなしで訪問してきます。しつこい担当者であれば、何度も足を運ぶことも考えられます。
決まって「ガス料金を値下げするので、解約しないでください」といいます。新ガス会社と同じかそれよりも安くすると持ちかけるかもしれません。
あなたならどうしますか?これはチャンス!魅力的な提案だと思いますか?
これは、引き留め工作です。旧ガス会社は、他社に乗り換えされてしまうくらいなら格安価格(売り込み価格)にしてでも引き留めたいと考えます。
しかし、安くしたガス料金は半年もすれば今と同じ料金に戻ります。この話に応じても意味がありません。
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旧ガス会社が訪問してきた際には、はっきりと断ることが大事です。これが「絶対に失敗しないガス会社の選び方」の一番大事なポイントともいえます。
今回は「絶対に失敗しないガス会社の選び方」について紹介しました。
プロパンガスは自由料金なので、各社で料金設定が異なります。さらに、ウェブサイトにガス料金が公開されていないこと、同じガス会社でも料金プランが何通りもあることなどから、個人でガス料金を調べることが非常に難しいのが現状です。
今、自分が支払っているガス料金が高いのか安いのかさえ判断がつかないという方は、プロパンガス料金消費者協会のサイトで地域の平均相場と比較してみるといいでしょう。「ガス料金自動診断」を使えば、ズバリ高いか安いかを即時に診断することが可能です。
ガス会社の乗り換えを検討している方は、電話かメールで直接当協会に相談することをおすすめします。信頼できる115社(2020年10月現在)の協会会員ガス会社の中から、適正料金で供給できる業者を選定し無料で紹介します。
面倒なガス会社探しの手間が省けるだけでなく「絶対に失敗しないガス会社選び」をしたい方に最適な方法です。
(H)