「え?ガス会社って乗り換えられるの?」と思ったあなた、もしかしたら、お宅のプロパンガス料金は高いかもしれません。
また、家を建ててから一度もガス会社を乗り換えたことがないと言う方も、プロパンガス料金が高止まりしている可能性があります。
いまだに勘違いしている人が多いのですが、プロパンガスは自由料金です。2017年のガス自由化により、都市ガスも自由にガス会社を選べるようになりましたが、プロパンガスはそれ以前からずっと自由料金制です。
しかし、このことは長く知られていなかっため、いまだに高いプロパンガス料金に苦しめられている人がたくさんいます。
このような方は、ガス会社を一度も乗り換えたことがなく、高いガス料金を長年払い続けている傾向にあります。
勘違いしてはいけません。プロパンガスは自由料金です。灯油やガソリンのように、自由な値付けが許されているエネルギー商品です。
当然、安い会社もあれば高い会社もあるので、消費者はプロパンガス会社の料金設定に不満があれば、自由にガス会社を乗り換えてもなんの問題もありません。
実際、当協会のサポートでガス会社を乗り換えた方は、およそ20~30%ほどガス代を安くすることに成功しています。
ガス会社を変更することはできないと勘違いしたまま、高いガス代を払い続けているなら、実にもったいない話です。
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逆に、ガス会社を乗り換えたにもかかわらず、結局は乗り換える前より高くなってしまった、という本末転倒の結果になってしまった方も大勢います。このような方は、ガス会社の乗り換え方法に問題があります。
ガス会社の乗り換えは、簡単に見えて実はとても難しい仕事であることを理解してください。というのも、ただ単に「高いガス会社から安いガス会社に乗り換えればOK!」というわけではないからです。
「安い!」と思って乗り換えたはずなのに、数年経ってみたら、乗り換え前よりガス代が上がってしまったなら、それは乗り換え失敗です。
誤解してはいけないのは、料金が安い会社が必ずしも良い会社というわけではないということです。
消費者は、安いガス会社=良心的なガス会社という構図を描きがちですが、プロパンガス業界に限ってはそうではありません。
プロパンガスの単価を巧妙に操作して、徐々にガス料金が上がっていくような料金設定をするガス会社も世の中にはたくさんあるので注意が必要です。
相談者の中には、自宅に訪問してきた営業マンが、200円台の格安料金を提示してきたので思わずそのガス会社に乗り換えたという方も結構います。
しかし、そのような格安ガス会社の料金は、決して長続きしません。契約後、いろいろな理由を付けて値上げを繰り返すので、結局は高いガス料金に苦しめられることになります。
そもそも、大幅に安い料金は「売り込み価格」です。ガス会社の営業マンが、顧客を惹きつけるためだけに設定した一時的な見せかけの料金に過ぎません。
最初だけ安くても、その後、どんどん値上げされてしまえば、結局は、高いガス料金を払っているのと同じことです。
ガス会社を乗り換える上で重要なのは、プロパンガスの料金を適正価格の範囲内で長く維持してくれる優良なガス会社を選ばなければならないということです。
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あらためて説明しますと、適正価格とは、高いプロパンガス料金に困っている消費者のために、当協会が独自に定めた価格のことです。
当協会は、プロパンガスの利用者が都市ガスのように安心して利用できる価格環境を整えるため、適正価格という概念を業界に初めて持ち込みました。
よって、当協会の会員ガス会社ならば、当協会の適正価格の趣旨に賛同してくれている会社だけで構成されているので、適正価格の維持は保証できます。
何度も言いますが、ガス会社を乗り換える上で一番重要なポイントは、適正価格で長く販売してくれる優良ガス会社を選ぶことです。
当協会は、適正価格の優良ガス会社を主な会員としているので、協会経由でガス会社を乗り換えれば、ガス代が高騰するようなことはありません。
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ちなみに、プロパンガス業界には、都道府県ごとに相場を示した「平均価格」という指標があります。「エネ研・石油情報センター」が発表しているものですが、これはまったくあてにならないので注意してください。
というのも、この価格はガス会社が任意で報告した「言い値」をもとに算出されているため、数字に信憑性がないからです。
高い料金を取りたいガス会社にしてみれば、平均価格を高く設定しておけば自社の高い料金も説明がしやすいので、意図的に高く申告している可能性があるからです。
当協会の相談者の中には、「料金が高い!」とガス会社にクレームを入れたら、「これが平均価格ですよ」と、なだめられたという方もたくさんいます。
この平均価格は、当社が定める適正価格と比較して、だいたい20~30%ほど高いのが普通です。
ガス会社を適正価格の会社に乗り換えたところ、ガス代を20~30%安くできたという根拠はここにあるのです。
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さて、ここまで読んできた方なら、さっそくこう思ったのではないでしょうか。「ガス代を下げるには、適正価格の優良ガス会社へ乗り換えれば、OK!」と。
確かにその通りですが、適正価格のガス会社を探すことは、実はとてつもなく難しいことです。ハッキリ言って、一般消費者が個人で適正価格のガス会社を探すことは無理です。
というのもプロパンガス会社は、全国に約2万社ほどありますが、その多くが自社の料金をガソリンスタンドのように公表しているわけではないからです。
最近は、ガス自由化の影響からか、経産省による「液化石油ガスの小売営業における取引適正化指針」が制定され、都市ガスに比べて不明瞭さが目立つプロパンガス事業者に対して是正を求める動きも出てきました。
その指針には、プロパンガス事業者は、単価や基本料金の他に、標準的な月額料金の水準なども店頭やホームページなどにきちんと公表するべきであると明記されています。
けれども、まだまだ徹底されているとは言いがたい状況なので、悪いガス会社の口車にのせられてまんまとだまされてしまう人が大勢います。
結局のところ、ガス会社を乗り換えるのは、プロに任せるのが一番ベストな方法です。自力でガス会社を乗り換えようと奮起しても、違約金や嫌がらせなどのトラブルに発展するようなこともあるので注意してください。
なかでも、ガス会社乗り換え時における違約金のトラブルは、専門的な知識を必要とします。
トラブルに巻き込まれて無駄な時間を浪費するくらいなら、最初から当協会へご相談いただくのが賢明です。時間もガス代も両方節約できて一石二鳥です。
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また、当協会経由でガス会社を乗り換えた利用者には、「ガス料金見守り保証」が無料で付きます。契約後もずっと適正価格を維持することが保証されているので安心です。
万が一不透明な値上げが起こったときは、当協会へご連絡ください。利用者の代わりに担当スタッフが責任を持ってガス会社と交渉いたします。
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まずは、下記の「料金自動診断」バナーで自宅のガス料金を診断してみましょう。この料金診断バナーは、ご自宅のプロパンガスの単価と適正価格を瞬時で診断します。
加えて、当協会が推奨する適正価格のガス会社に乗り換えれば、月間と年間でどれくらいガス代が安くなるか、シミュレーションもバッチリやってくれるので、大変便利です。
では、直近のプロパンガスの検針票をお手元にご用意したら、早速プルダウンメニューからあなたがお住まいの都道府県を選び、緑色の「無料料金自動診断をする」ボタンをクリックしてください。
すると、下図のような料金自動診断ページが表示されます。
お手元の検針票を見ながら使用量と合計請求金額を入力したら、さらに「診断する」ボタンをクリック。すぐに診断結果が表示されます。
「かなり高い!」と診断された方は、プロパンガスの単価が適正価格ではない可能性があります。ガス会社を乗り換えることで、ガス代が今より安くなる可能性は十分にあります。
逆に「かなり安い!」と診断された方も、実は要注意です。その安い料金は、値上がりする恐れがあります。
いずれにしても、上記のような結果が出た方は、診断結果画面内にある、フリーダイヤルかメールで今すぐご相談ください。
ヒアリングやガス会社の検索、切替工事終了まで、当協会の担当スタッフが最後まで懇切丁寧にサポートいたします。
ガス会社の乗り換え方法は、けっして一筋縄ではいきません。ガス代が高くて困っている人の中には、ずっと同じガス会社を使っていたために料金が高止まりしていたり、格安ガス会社に乗り換えてしまったことが原因だったりと、理由はさまざまです。
このような方は、ぜひ、当協会へご相談ください。一緒に解決していきましょう。
(K)