ガスが止まる原因と解決策について
突然ガスが止まってしまい、お風呂のお湯が出ない、ガスコンロの火が付かない場合、不便で困りますよね。今回はガスが止まる原因とどうしたらガスを使えるようになるのかをまとめました。慌てずに対処しましょう。
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ガスが止まる原因とは
ガスが止まると不安になりますが、一方で事故や火災を防止するために止まっていると考えれば安心です。ガスが止まる原因について見てみましょう。
ガスが止まる原因:災害
まず、震度5以上の揺れを感知すると、ガスメーター(マイコンメーター)が自動でガスを止めるようになっています。台風や大雨の場合は、風による影響で同様にガスが止まることがあります。
また、都市ガスの場合は配管でガスが送られているため、災害地域一帯のガスが止まることがあります。
ガスが止まる原因:安全装置が作動
災害以外でメーターの安全装置が作動してガスが止まる原因は、つけっぱなしなど長時間の使用、度重なるガス漏れ、コンロや給湯器の不具合などです。
ガスが止まっているのではなく、給湯器などのガス機器の故障であれば、修理や交換が必要になります。プロパンガスで給湯器を交換する場合は、ガス会社を変更してサービスを受けられることがあるので、こちらもおすすめです。
<関連記事>:プロパンガス給湯器交換時の重要点
ガスが止まる原因:滞納
ガス代を滞納している場合に、ガスが止まります。ガス会社では、検針日の翌日から50日過ぎても支払いが無い場合、通知を行った上でガスを止めることになっています。
ガス代の滞納によってガスが止まった時は、ガス代を支払わないとガスを使用できませんので、ガス会社に連絡してください。
特にプロパンガスを使用していてガス代が高過ぎるという人は、ガス会社を変更してガス代自体を安くする方法がおすすめです。
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ガスが止まった時に復帰させる方法
安全装置が作動してガスが止まった場合には、以下の流れで復帰させてください。
ガスが止まった時に確認したいこと
- ガス臭いときは自分で対処せず、すぐにガス会社に連絡してください。
- ガスが止まったと思っても、他の機器が使用できることがあるので確認します。他のガス機器も使用できない場合は、ガスが止まっています。他の機器が使用できる場合は、使用できない機器の故障が考えられます。
- ガスメーターの元栓が閉まっていればガスは使えないので、念のため確認します。ガスメーターの栓が横になっていると閉まっているので、縦にして開きましょう。
- ガスメーターのランプが赤点滅の場合、安全装置が作動しています。以下の方法で復帰させます。
ガスメーターの復帰方法
- 最初に使用しているすべてのガス機器を切ります。
- 復帰ボタンにキャップが付いている場合はキャップを外します。
- 復帰ボタンを押すと赤ランプが点滅から点灯に変わり、再度点滅が始まります。
- 点滅が終了するまで数分待ち、点灯に変わったらガスを使用できます。
ガスメーターの種類によって復帰方法が異なることがあるので、詳しい方法は各ガス会社にお問い合わせください。
ガスメーターの復帰を試してもガスが使えない場合は、ガス会社に連絡して来てもらいます。
ガスが止まる原因と解決策についてまとめ
ガスが止まる原因とは?
地震や台風などの災害でガスが止まることがあります。それ以外では、ガス漏れ、長時間の使用、機器の不具合などで安全装置が作動します。料金の滞納でもガスが止まります。詳細はこちら。
ガスが止まった時に確認することは?
ガス臭くないか、他のガス機器も使用できないか、ガスメーターに付いている元栓が閉まっていないか、ガスメーターの赤ランプが点滅していないかを確認します。詳細はこちら。
ガス臭いときは?
すぐにガス会社に連絡してください。
ガスメーターの復帰方法は?
すべてのガス機器をオフにします。ガスメーターの復帰ボタンを押し、点滅から点灯、再点滅、点灯までの数分間を待ちます。詳細はこちら。※ガスメーターの種類によって復帰方法が異なるため、操作の際は各ガス会社にあらかじめご確認をお願いします。
<関連記事>:ガス会社の変更でガス代30%削減!
この記事の執筆者
パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
3人の子を持ち、日頃から節約意識も高いことから、ガス代がお得になる仕組みにどっぷりとはまっています。多くの人に役立つ記事を心がけています。
プロパンガス料金消費者協会
- ・1950年
- 群馬県伊勢崎市生まれ。
- ・1980年
- ソード株式会社(後の東芝パソコンシステム株式会社)に入社。
- ・2010年
- 一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
- ・2011年
- 同代表理事に就任。現在に至る。
- ・2023年
- BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。
設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。
それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。
現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。
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