冬のガス代を今年から30%安くする!
冬のLPガス代が高いのは仕方ないと思っているあなた、それは違います!もちろん夏と冬では冬の方が高いのはどの家庭でも同じです。しかし、夏はガス代が高いことに気づいていないだけなんです。あなたの家庭のガス代を見直してガッツリ節約しましょう。
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世帯人数別冬のガス代
総務省統計局の家計調査「家計収支編(二人以上の世帯)」によると、2023年2月の世帯人数別(二人以上の世帯)ガス代は、以下のようになっています。
2023年2月の世帯人数別(二人以上の世帯)ガス代
2人 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人以上 |
---|---|---|---|---|
7,887円 | 8,805円 | 8,363円 | 8,802円 | 8,822円 |
引用:総務省統計局ー家計調査 家計収支編(二人以上の世帯) 第3-1表 2023年2月世帯人員別1世帯当たり1か月間の収入と支出
一方で、2022年8月のガス代は、こちらです。
2022年8月の世帯人数別(二人以上の世帯)ガス代
2人 | 3人 | 4人 | 5人以上 | 6人以上 |
---|---|---|---|---|
3,412円 | 3,891円 | 3,698円 | 3,769円 | 4,671円 |
引用:総務省統計局ー家計調査 家計収支編(二人以上の世帯) 第3-1表 2022年8月世帯人員別1世帯当たり1か月間の収入と支出
もちろん冬の時期は原油価格の変動の影響もありますが、それでも夏と冬ではガス代が実に4,000円程度も違うのですから、「冬のガス代は高い!」と感じるのは無理もありません。
また同じ月での比較であれば、家族の人数が少なくても多くても、ガス代にはそれほど大きな違いがないことがおわかりいただけるのではないでしょうか。
地域別冬のガス代
今度は地域別にプロパンガス代の違いを見てみましょう。
一般的に温暖な地域よりも寒冷地の方が水温が低いことやガスを床暖房に使うなどしているため、光熱費は高くなるイメージですが、はたしてどうでしょうか?
総務省の家計調査から、プロパンガスの年間支出を多い順に10か所をピックアップしてみました。
プロパンガスの年間支出都市別ランキング
順位 | 都市 | プロパンガス年間支出金額 |
---|---|---|
1 | 山形市 | 48,802円 |
2 | 盛岡市 | 42,930円 |
3 | 札幌市 | 37,946円 |
4 | 松山市 | 37,317円 |
5 | 高知市 | 37,135円 |
6 | 佐賀市 | 37,022円 |
7 | 松江市 | 36,981円 |
8 | 福島市 | 36,569円 |
9 | 水戸市 | 36,438円 |
10 | 宇都宮市 | 35,488円 |
引用:総務省統計局ー家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング (2020年(令和2年)~2022年(令和4年)平均)
これは年間を通してのガス代であり、冬に特化したデータではないのですが、プロパンガスの支出ランキングに入っているということは、冬のガス代も高いといえるでしょう。
いかがでしょうか。この表を見る限り、寒くない地域も多く含まれています。
あれ、おかしいな?と思ったあなたは鋭い!
次の章で冬のガス代が高い原因について説明していきます。
ガスの使用量だけではなかった!
どんな家庭でも冬はお湯をたくさん使うし、お風呂の追い焚きも増えます。
さらに、家族が多ければそれだけ「ガスを多く使うのは仕方がない」とあきらめている方も多いと思います。
ところが実際は、ガスの使用量が多いからという理由だけでは、冬のガス代が高いことを説明できないのです!
それをよく表しているのが、先ほどの都市別プロパンガス代ランキングです。
地域別にみても年間を通してプロパンガス代が高い地域と安い地域がある、これはどういうことなのでしょう?
ベスト10の地域には、北海道や東北の他の都市が入っていません。寒冷地では、冬の暖房に灯油を利用する習慣があるからと考えられます。
つまり「寒冷地はガスの使用量が多い=冬はガス代が高い」は間違いです!
また、全国の都道府県庁所在地であっても、都市ガスの普及率が低い都市の場合、プロパンガスに頼らざるを得ない地域も多くあり、上位にランキングされてくるとも考えられます。
ガス単価が高いのが原因だった!
それでは、夏と冬に限らず、ガス代が高い原因は何なのでしょうか?
それはズバリ「プロパンガスの単価が高いから」です。
実は、供給するガス会社によって、プロパンガスの単価は変わってきます。
「ガス代ってどのガス会社も一律で同じ料金」だと思ってませんか?
多くの方が勘違いしているのですが、プロパンガスは自由に料金を設定できるため、各ガス会社は、使用している家庭ごとに料金を変えています。
それだけでなく、儲けを出そうとジワジワ値上げを繰り返すこともあります。
そうして、原油価格の高騰などさまざまな理由によりどんどん値上げをされて、気付いた頃には相当なガス代を払っていたことに驚く方が多いのです。
あなたの家のガス代、高くないですか?
<関連記事>:全国市区町村の適正価格
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ガス代がガス会社によって違う理由
ガス代が契約するプロパンガス会社によって違う大きな理由は、その料金制度です。
プロパンガスは当初から自由料金制をとっていて、供給するガス会社がエリアだけでなく顧客ごとに価格を決められる仕組みになっています。
「お客様がほしいのならば、どうして安くしないの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。
通常自由に価格設定できる市場の場合は、新規顧客を獲得するために値下げ競争をするなどして価格が下がっていくものなのですが、プロパンガスの場合は少し事情が異なります。
「食料品は、少しでも安いスーパーを探す」という方は多くても、「プロパンガスは公共料金のようなもので値下げはできない。値下げ交渉はおろか、プロパンガス会社は選べない。」と思い込んでいることが多いのです。
それでは、実際にガス会社の選び方によって、どれくらいガス代が違ってくるのかお伝えしていきます。
あなたのガス代はズバリ30%安くなる!
まず先ほど、プロパンガス会社によってガス単価が違うことを説明しましたが、個別に各ガス会社の価格を調べて比較をするのは現実的でありません。
そこで、指標となるのがプロパンガス料金消費者協会が提唱するプロパンガスの「適正価格」です。
適正価格は、都市ガス料金を基準に協会が独自設定した価格帯です。
この価格での供給に賛同し協力する会員ガス会社は、現在130社/支店・営業所数で1,450か所以上(2022年6月現在)と全国にその数を拡大しています。
協会では適正価格を、都道府県ごとに定めており、いわゆる相場といわれるガス代と比較すると平均して30%の差があるのが最大の特徴です。
<関連記事>:適正料金早見表 2022(一戸建)
もし月のガス代が1万円かかるお宅であれば、3,000円以上節約することが可能となりますし、年間では4万円近くのガス代を安くできるのです。
それなら、すぐにでもガス会社を変更したい!と思われた方は協会までお問い合わせください。
適正価格のガス会社を見つける近道
ここまで冬のガス代が高い原因について見てきましたが、自由料金制のプロパンガス業界においては、適正価格でガスを供給するガス会社を個人で探すのは難しいのが現状です。
そこで、ぜひ利用したいのがプロパンガス料金消費者協会です。
協会が紹介するガス会社が信頼できる理由
協会では、紹介するガス会社としっかりとした契約を結んでいて、会員ガス会社は不透明な値上げをしない約束になっています。
しかし万が一、紹介したガス会社が不透明と思われる値上げをした場合に備えて、協会独自の永久保証制度を設けています。
それが、「ガス料金見守り保証」です。
詳しくは下記をご覧ください。
<関連記事>:ガス料金見守り保証
よくある質問
Q.1この協会は信頼できる団体なのでしょうか?
- A.1
-
はい、ご安心ください。当協会は2009年に設立され、以来累計10万人以上の相談実績があります。また、一般社団法人 日本自動車連盟様(JAF)を始めとする大手企業とも業務提携しており、強固な信頼関係を築いております。
また、Google口コミでは多くの消費者から、平均4.8の高評価をいただいておりますので、是非一度ご覧ください。
なぜ無料で紹介できるの?
それにしても「無料で紹介してくれるって怪しくない?」と思っている方のためにご説明しましょう。
元々プロパンガス料金消費者協会はNPO法人としてスタート、高いといわれるプロパンガスの料金を都市ガス並みに下げようと設立された一般社団法人です。
とはいえ、様々な経費がかかってきますから、これについては適正価格に賛同する会員ガス会社からの会費で運営しています。
そのため、消費者の方から相談費用などをいただくことはありませんし、相談後にしつこい売り込みをするといったことも一切ありません。
最初の相談から、ガス会社の紹介後にも費用の心配は不要です!
協会を利用すれば間違いなし!
このように、冬のガス代もしくは年間を通してプロパンガス代が高いという方がガス代を節約するには、プロパンガス料金消費者協会に相談するのが一番です!
最初の第一歩となる問い合わせは、電話か簡単な内容を記入するフォームから可能です。
<関連記事>:プロパンガス会社変更の流れ
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この記事の執筆者
パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
3人の子を持ち、日頃から節約意識も高いことから、ガス代がお得になる仕組みにどっぷりとはまっています。多くの人に役立つ記事を心がけています。
プロパンガス料金消費者協会
- ・1950年
- 群馬県伊勢崎市生まれ。
- ・1980年
- ソード株式会社(後の東芝パソコンシステム株式会社)に入社。
- ・2010年
- 一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
- ・2011年
- 同代表理事に就任。現在に至る。
- ・2023年
- BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。
設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。
それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。
現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。
プロパンガス料金消費者協会からのお知らせ
ガス料金削減コンサルタント、Webデザイナー・コーダー募集中!
一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会では、当協会の活動に必要なスタッフを募集しています。
詳細はこちらのURLをご覧ください。
https://www.propane-npo.com/recruit/