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プロパンガスのメリット・デメリット!都市ガスとの違い

プロパンガスのメリット・デメリット!都市ガスとの違い

プロパンガスのメリットとデメリットについて、都市ガスと比較しながら解説していきます。プロパンガスのメリットを知ってデメリットをなくせるとなれば、きっと今までとは違った見方になるのではないでしょうか。

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プロパンガスと都市ガスの違い

プロパンガスと都市ガスの違いは、主に以下の4点です。

  1. 原料
  2. 火力
  3. 供給方法
  4. 料金

原料の違い

プロパンガスはLPガスとも呼ばれますが、これは液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)のことを表しており、原油が材料となっています。

一方、都市ガスは、液化天然ガス(Liquefied Natural Gas)が原料となっています。

プロパンガスは空気より重いため、床付近にたまります。一方で、都市ガスはメタン中心で空気より軽く、天井付近にたまるという違いがあります。

火力の違い

原料の違いから、同じ体積でもエネルギーとしての発熱量が異なります。プロパンガスは発熱量が高いため、火力を必要とする飲食店でよく使用されます。

供給方法の違い

原料の違いは、供給方法の違いにも表れています。

プロパンガスは、気体を液体の状態にしてボンベに入れ、各家庭に配送していますが、都市ガスは、気体の状態で地下の配管を通り、各家庭に直接接続されています。

料金の違い

現在は都市ガスもプロパンガスも自由料金制となっていますが、2017年までは都市ガスは、公共料金として決められた価格でしか販売することができませんでした。

こうしたことから、どうしてもプロパンガスの方が高いというイメージが多くの人に定着してしまっています。

プロパンガスと都市ガスの違いについて、こちらの記事でも詳しく説明していますので、参考にしてください。

<関連記事>:LPガスと都市ガスの違いをマルっと解説!意外な差とは?

プロパンガスのメリット

都市ガスと比較した際に、プロパンガスには大きなメリットがあります。このメリットについて詳しく見ていきましょう。

プロパンガスは災害に強い

プロパンガス最大のメリットは、『災害に強い』ということです。

例として、東日本大震災で被災した3県(岩手県、宮城県、福島県)で、ライフライン全面復旧までの平均日数を見てみましょう。

都市ガスが53日、電力は99日という日数を要したのに対し、プロパンガスはわずか41日で復旧できているのです。

出典:経済産業省「東日本大震災を踏まえた今後のLPガス安定供給の在り方に関する調査」(平成24年2月)

まずプロパンガスの場合、基本的に2本セットでボンベを設置しているため、仮に1本目のボンベが空になっても残った2本目で1か月程度使い続けることができます。

さらにプロパンガスはボンベで配送可能なため、地域や物件(戸建て、集合住宅)にかかわらず、避難所や仮設住宅へも迅速に設置することができますし、道路さえ問題なければすぐに配達できるというのがメリットです。

一方都市ガスは、災害発生時にはまず地下にあるガス管が破損していないかどうかを調査しなければなりません。破損していれば、掘り起こして修理する大掛かりな工事が必要となるため、復旧までに日数を要してしまうというデメリットがあります。

プロパンガスは発熱量が高い

プロパンガスは発熱量が高いのもメリットです。

プロパンガス燃焼時の発熱量は都市ガスの約2.2倍ですから、2倍強の火力があることになります。

そのため、中華料理店、てんぷら専門店、ラーメン店など火力が強ければ強いほど手早く大量に料理ができる飲食店では、プロパンガスが使われることが多いです。

※ただし家庭用の都市ガスコンロの場合はガスが多く出るようになっているので、プロパンガスコンロと比較しても実際の調理時間に差異はありません。

プロパンガスは設備の無償貸与が可能

プロパンガスは、導入時に大きな費用がかからないのもメリットです。

通常都市ガスは、家庭までつなぐ配管工事が必要となるため、地下を掘る工事となってしまい、初期導入費用が数十万円かかります。その点、プロパンガスならボンベをつなぐ配管は都市ガスよりはるかに安価です。

さらにプロパンガス導入の場合は「設備の無償貸与」が広く行われていることはあまり知られていないかもしれません。

給湯器をはじめとする設備機器(エアコンやインターホン等)を導入する場合は、プロパンガス会社が立て替えてくれるので、費用がかからないというメリットがあります。

プロパンガスのデメリット

実は、プロパンガスのデメリットはそれほど多くありませんが、唯一で最大とも言えるデメリットがあるのは否定できません。

そのデメリットは、都市ガスと比較して「価格が高い」というものです。

しかし、これは真実かというと、あながちそうともいえないのが現状です。

都市ガスは2017年に自由化されるまで、公共料金としてあらかじめ決められた価格で提供されていたため、プロパンガスよりも安い料金で使うことができていたのです。

一方プロパンガスは始めから自由料金制をとっていたため、ガス会社が自由に料金を設定してきました。

この際、都市ガスの公共料金と混同して「値下げはできない」と思い込んでいた人も多かったのではないでしょうか。

その結果、プロパンガスが高くても値下げはできないと思い、文句を言ってもしょうがないという認識になったと考えられます。

ですから、この「価格が高い」というデメリットは誤解から来るところも大きく、実際にはプロパンガスの単価を下げる方法は存在します。

価格が高いというデメリットさえなければ、プロパンガスを選ぶという人も多いはず。

そこでこの後、プロパンガス唯一ともいえるデメリットを打ち消す方法をお伝えします。

プロパンガスの単価を下げてメリットを最大化!

一般的に都市ガス料金と比較されているプロパンガス料金は、「相場」と言われる平均価格などを使っていることがほとんどです。ガスの値上げに関するニュースでも、比較されるのはこうした平均価格ばかりです。

ところが、プロパンガスの平均価格は値上げを繰り返した結果の高い価格になっていて、本来はもっと低くあるべきなのです。

プロパンガス料金消費者協会では、高いプロパンガス料金を都市ガス並みに下げることを目的として、独自に適正価格を定めました。適正価格についてはこちらをご覧ください。

<関連記事>:プロパンガス料金の適正価格 2024

この適正価格に賛同した全国130社/支店・営業所数で1,450か所以上(2023年4月現在)の会員ガス会社により成り立っています。

鈴木秀男代表理事

適正価格のガス会社に変更すれば、プロパンガス料金を最大50%、平均で30%削減できます。

ガス会社を変更するとなると面倒だなと思うかもしれませんが、プロパンガス料金消費者協会に相談すれば面倒なことはありません。

協会が最適な優良会員ガス会社を無料で紹介しますし、切り替え手続きなどほとんどありません。

ガス会社を変更した後によくあるのが、最初は安かったけれど結局また値上がりして元の値段と同じになってしまうということです。

協会では信頼できる優良ガス会社のみが会員となっているので、変更後の不透明な値上げはありません。

しかし万が一にも不透明な値上げがあった場合には、協会が代わって元の料金に戻すよう交渉を行う永久保証「ガス料金見守り保証」もあるので安心です。

<関連記事>:ガス料金見守り保証

高いガス代でお困りの方や少しでも興味がある方は、ぜひ一度協会にご相談ください。

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プロパンガスのメリット・デメリット!都市ガスとの違いまとめ

プロパンガスと都市ガスの違いは?

プロパンガスと都市ガスは、主に原料、火力、供給方法、料金が異なります。詳細はこちら

プロパンガスのメリットは?

主なメリットは災害に強い、火力が強い、設備導入時にお金がかからないことです。詳細はこちら

プロパンガスのデメリットは?

都市ガスと比較して唯一のデメリットとも言えるのが「価格が高い」ことでしたが、そうとも言えないケースが多いです。詳細はこちら

プロパンガスのメリットを最大化する方法は?

プロパンガスのデメリットを打ち消して、メリットを最大化する方法のカギとなるのは、適正価格です。詳細はこちら

この記事の執筆者

パソコン教室講師/WEBライター

Tanaka

3人の子を持ち、日頃から節約意識も高いことから、ガス代がお得になる仕組みにどっぷりとはまっています。多くの人に役立つ記事を心がけています。

 
〈監修者〉 監修者
一般社団法人
プロパンガス料金消費者協会
代表理事 鈴木 秀男
・1950年 
群馬県伊勢崎市生まれ。
・1980年 
ソード株式会社(後の東芝パソコンシステム株式会社)に入社。
・2010年 
一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
・2011年 
同代表理事に就任。現在に至る。
・2023年 
BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。

 設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。

 それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。

 現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。

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