
アパートの空室率が高い?!満室にしたい大家さん必見!
アパートの空室率が上がってきたとき、大家さんにとっては腕の見せ所です。しかし、満室にするにはまず、それに伴う費用を負担しなければならないため、手が付けられないという声も聞かれます。今回は、こうしたお悩みの解決策をご紹介します。
アパートの空室率を下げるおすすめの方法

空室率は、賃貸経営で入居率と逆になる目安で、『空室数 ÷ 総戸数』の計算で求めることができます。
アパートの空室率が高くなると、大家さんは何とかして入居者を増やそうと様々な対策を取るでしょう。中には大掛かりなリフォームなどを行うオーナーもいますが、費用がかさんでしまうのがネックです。
こうした費用に比例して、空室率が下がって満室になればよいのですが、すぐに収入に反映されるわけではありません。アパートの利回りが下がってしまうのも悩みの種です。
そこで、アパートの空室率を下げ、満室につなげる施策としておすすめなのが、人気設備の導入です。物件のターゲットをしっかり見極め、ニーズの高い設備を設置することで、入居者を増やすことができるでしょう。
ターゲットを絞ってアパートの空室率を下げる方法については、こちらの記事でも詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。
インターネット無料
総務省の調査によると、インターネットの利用者数は人口の90%を超えており、今やインターネットのある生活はあたり前になっています。
こうした背景からも、インターネット無料はファミリー向け・単身向けアパートで、人気第1位の設備です。インターネット無料があるかないかで入居を決めるという人も増えています。
Wi-Fiなどインターネットを使うことができるアパートは多いですが、使用料が無料のアパートはまだまだ少ないです。これを実現すれば、近隣エリアの競合物件との差別化を図ることができ、入居率アップにつなげられます。
宅配ボックス
インターネットの普及拡大に伴い、ネットショッピングの利用者も爆発的に増えています。こうした中、アパートの人気設備ランキングで宅配ボックスが毎回上位に入るようになりました。
単身世帯はもちろん、共働きが増えてきた昨今、再配達依頼のわずらわしさや在宅時間の制約から開放されることが人気の理由です。
とはいえ、賃貸アパートで宅配ボックスが設置されているところはまだまだ少ないため、空室率の高い物件に導入することで、満室経営にできる可能性が出てきます。
TVモニター付きインターホン
TVモニター付きインターホンも、賃貸マンションやアパートで人気の高い設備です。単身女性の場合は特に、防犯上の目的で入居のポイントにする人が多いです。
中には、モニターに映った人物を録画しておくことのできるインターホンもあるので、万が一に備えて高機能なインターホンが付いていることは、セキュリティ上も安心ですから、空室率も下がることが考えられます。
初期費用0円でアパートの空室率を下げて満室にする方法

こうした人気の設備をアパートに導入して空室率を下げたいのは山々だけれど、そもそも導入費用が準備できない、と悩んでいる大家さんは多いと思います。
このお悩みを解決する方法が、プロパンガス料金消費者協会が紹介するプロパンガス会社への変更、または新規規約です。この方法なら、大家さんの負担は一切なしで、インターネット無料などの人気設備を導入し、満室につなげることができます。
大家さんには負担なしでありがたいサービスですが、ガス会社や入居者にデメリットはないのか気になる方に簡単に説明します。
まずプロパンガス会社は、大家さんと「無償貸与契約」を結びます。これは、今後そのガス会社を利用する代わりに設備導入にかかる費用を肩代わりするという内容ですので、万が一、契約期間中にガス会社を変更すれば、大家さんは残存金を支払う必要があります。
ガス会社は、この肩代わりした費用を入居者のプロパンガス代に上乗せして回収していく仕組みです。
通常なら、入居者のガス代が高くなると、空室率は変わらないか、むしろ悪くなるのではと考えます。
しかし、プロパンガス料金消費者協会が紹介するガス会社は、適正価格でプロパンガスを供給してくれるため、入居者のガス代が平均して30%安くなるのがポイントです。
従来のプロパンガス代より安くなるため、毎月、無償貸与分として数十円上乗せされたところで、結局は入居者にとってもお得になります。
このように、プロパンガス料金消費者協会を通してガス会社を探すことで、大家さん、ガス会社、入居者の三者がみなうれしい状況となるのが特徴です。
中古アパートへのインターネット導入については、こちらの記事も参考にしてください。
新築のアパートで初期費用を削減したい大家さんは、こちらの記事がおすすめです。
現在、都市ガスアパートの大家さんは、一度以下の記事をご覧ください。
この記事の執筆者

パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
3人の子を持ち、日頃から節約意識も高いことから、ガス代がお得になる仕組みにどっぷりとはまっています。多くの人に役立つ記事を心がけています。