ご報告
2024年7月2日に施工されたプロパンガスの法律改正のため、
大家さん向けのサービスが完全停止していましたが、このところ多少動きが出てきました。
復活の程度としては、よちよち歩き程度ですが、少しはお役に立てるかもしれません。
ガス会社の切替によるメリットをご希望の方、エリアや相手ガス会社にもよりますが、
法令順守の範囲内で最大限お力になれればと思います。
以下のコンテンツは法令改正前に作成されたもので、現在有効ではありません。
ご注意ください。
協会が選ばれる5つの理由
当協会は、アパート経営をされている大家さんがバリューアップできる、優良なガス会社を紹介する協会です。他社にない強力な5つの特長がありますので、それを詳しくご説明します。
今より設備が充実し、ガス料金は今より安くを実現
なぜ、そのようなことができるのか?
と、思ったことでしょう。ご説明します。
協会が紹介するガス会社が赤字覚悟で安売りするから、ではありません。現在のガス会社が、「ぼったくり」をしているからです。
プロパンガス会社には、大別すると2種類のガス会社があります。「勝ち組」と「負け組」です。
ぼったくっているのは、負け組が多いです。
負け組のガス会社も、本当は積極的に顧客開拓を仕掛けていかないとジリ貧になってしまうのに、資本力もやる気もありません。
ですので、数少ないお客様からできるだけぼったくろうとします。
協会の会員ガス会社の多くは、勝ち組です。彼らは大手の問屋さんクラスで、資本力があり業界での生き残りに真剣です。体質も筋肉質で利益率も驚くほど高いです。
協会に毎月の会費を払ってでもお客様を増やそうという気概に溢れていて、今より無償貸与設備が増えるのは当然と考えています。
また、それでガス代が上がれば入居者の退去を招くということも理解しています。
ですから、冒頭の見出しのようなことができるのです。決して大袈裟なホラ吹きではありません。
プロパンガス会社の変更をご検討の方は、一度協会に相談してみてはいかがでしょうか?
ガス代の不透明な値上げを防止
<参考ページ>:ガス料金見守り保証
98%以上のガス会社が不透明な値上げを行っているようです。
不透明な値上げとは、原油が高騰した際に値上げをしておきながら、下がった時は値下げをしないことを言います。
なぜ、ガス会社各社が値下げをしないかと言うと、単純にそのほうが儲かるからです。
また、ガソリンスタンドは、料金を明示していまますが、プロパンはほとんど開示されないので、下げなくても高いことがバレないのです。
プロパンガス料金消費者協会は、会員ガス会社に対して不透明な値上げを認めていませんが、他の団体ではほぼ放任のようです。
これを放任しておくと、短期での退去につながる可能性があり、非常に危険です。
設備の「貸与価格と貸与期間」の適正化を図ります
まず、上記「見出し」の意味のご説明です。地味ですが、非常に大事なことです!
「貸与価格」とは、給湯器などが壊れてガス会社に無償貸与で新品に交換してもらう際、貸与契約書に記載される価格のことです。
また「貸与期間」は、減価償却される期間のことです。実は、この貸与価格と貸与期間は各ガス会社ごとにバラバラで、これらを適正化することは非常に大事なことです。
適正化されていないことのデメリットは?
物件を売却する際、次に購入する大家さんはプロパンガス会社の変更を考えると思います。その時、貸与価格が高過ぎると次の引受ガス会社が見つからない事態が想像できます。
具体例でご説明しましょう。
- 1K×8戸で、築14年半経過のアパート
- 設備の無償貸与:ガス配管、給湯専用給湯器
- 新築時の貸与総額:230万円
- 設備の貸与期間:22年(配管も給湯器も!)
この物件を新築で建てた大家さんのことです。
大家さんは、ガス代が高いので安いガス会社に変更しようとして協会に相談しました。
通常なら、給湯器の残存はゼロで、15年償却の配管の残存が4〜5万円程度です。それが何と85万円も請求されたのです!
大家さんは、あちこちのガス会社に相談したものの、すべて断られ、最後にたどり着いたのがプロパンガス料金消費者協会でした。
協会では、何とか対応しましたが、貸与価格と貸与期間の重要さはご理解いただけましたでしょうか?
切替の場合、前大家さんとの契約書も無料で診断
これも大切なことです。
プロパンガス業界では、通常あり得ないほど大家さんに不利な契約書がまかり通っています。
例えば、10年契約で4年経った時に解約した場合、給湯器など設備の違約金が発生するだけでなく、残り6年間で発生すると思われるガス代の半分が違約金として請求される。などといった、とんでもない契約書もあります。
世の中には、もっと凄いのもあります!
●ガス会社による償却期間の違い
通常ガス会社 | 悪徳ガス会社 | |
---|---|---|
配管工事 | 15年 | 22年 |
設 備 | 10年 | 22年 |
このガス会社の償却期間は長いですが、それだけではありません。さらに「保安引継費」というのが必要で、戸あたり3〜5万円余計にかかります。
こうなるともう、一度購入したが最後、売却など夢のまた夢で諦めるしかないでしょう。
売買契約書を交わす際は、熟読するような時間は与えられないかも知れません。しかし、その場の雰囲気に押されて印鑑を押すのは危険です。
このような契約書に印鑑を押せば、売却を希望しても残存金が大き過ぎて売却できなくなります。
大事な契約書にハンコを押す前に、経験豊かな第三者にチェックしてもらうことは必須ではないでしょうか?
当協会は、私たちが紹介するガス会社の契約書のひな型は当然事前確認します。
さらに、前大家さんから引き継ぐ契約書も精査させていただきますので、遠慮なくお申し付けください。
多くのプロパンガス会社の中からベストな1社を厳選チョイス
大家さんへ質問です。
「例えばガス会社を3社紹介されたとして、選択基準をお持ちですか?」
もしかしたら、一番多くの設備を付けてくれるガス会社を選ぶかもしれませんね。
しかし、それだけで選ぶと大失敗をする懸念があります。
例えば、①契約後にドンドン値上げをする会社かもしれません。②あるいは、何か依頼しても凄く対応が悪かったり、③契約書の内容が酷すぎて工事が終わったのに、印鑑を押せないことさえあります。
協会が間に入っていれば、そのようなことが起こらない優良なガス会社を厳選した上でベストな1社をご紹介します。
仮に何か問題が起きても、協会が責任を持って問題解決に動くので安心していただけます。
この記事の執筆者
一般社団法人プロパンガス料金消費者協会
代表理事 鈴木 秀男
- 2010年10月 一般社団法人プロパンガス料金消費者協会を設立。代表理事に就任。
1980年広告代理店勤務を経て、東芝パソコンシステム(旧:ソード電算機システム)に入社。営業推進部部長として勤務する傍ら、1990年より世界最大の人材教育機関「デール・カーネギー・コース」のニューヨーク本部公認トレーナーとしてセールスパーソンの教育に20年間従事。官公庁や大手企業を中心に約3千人を指導。また、ヤフージャパンで4年間広報宣伝ディレクターを兼務した。