新潟県における都市ガスとプロパンガスを比較してみましょう。 新潟県の「都市ガス供給ランキング」は約67万世帯で全国13位ですが、普及率では全国第4位と優秀で、県内の約95%が都市ガスを利用できる環境となっているようです。その一つの理由として、県内の都市ガス会社は14社あり、山間部などを中心に細かくエリア別に対応しているようです。 中でも北陸ガスは県内の都市ガス全体の約半数世帯に供給しています。
<都市ガスの料金> |
基本料金=841円 従量単価=126円※ 合計=5,125円![]() ※プロパンガスの火力は都市ガスの2.23倍のため、と都市ガスの使用量をプロパン算出しています。(15m3×2.23≒34m3) |
<協会価格(適正)> |
基本料金=1,500円 従量単価=380円 合計=7,200円
2018/2現在
|
ガス料金を比較すると15m3使用した時、都市ガスは約2,000円安くなっています。しかし、都市ガスとプロパンガスの両者を比較するとき、単純に支払い金額だけで判断するのは危険です。 様々な視点で比較すると月々の支払金額だけでは見えてこないものがあるので注意が必要です。
・変更/新築共に公道の本管から給湯器までの引込み工事費用が数万から数十万円必要。
・変更の場合→都市ガス用の給湯器に買い替えるか、部品交換必要。
・都市ガスはエリア全体での稼働確認が必要なので、最短でも1か月はかかってしまうがプロパンガスなら各家のボンベと配管等設備の確認だけなので、2,3日から1週間程度で普及できる可能性が高い。
プロパンガスの平均価格は、毎月『一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センター』が発表する数値です。 そして、その算出方法は各エリアのガス会社が申告するガス料金から算出されています。当然、競争があるエリアにおいてもまだまだ、高い料金のガス会社は多く、それらの会社が申告した価格ですから、数値も高くなるのは当然です。
プロパンガスはまだ60年ほどの歴史しかありません。1997年の液石法の改定以前は、価格競争の無い業界主導の価格で、消費者は当たり前のように言われるがままの金額を支払ってきました。 また、お互いの顧客を取り合わないなど、独特の習慣も高値安定に拍車をかけていました。
改定後は業界への参入が認可制から届け出制になったことで関東へ他の地方の業者が参入しました。この新期参入会社は顧客基盤を持たないため、既存業者の顧客を取ることで事業開拓を進め、ここからプロパンガス業界の競争は少しづつ始まったのです。
液石法の改定以後20年たった現在でもその価格競争は関東や東海地方、甲信越地方等の一部などまだまだ限定的です。九州や東北、北海道においては、一部のエリアを除いてほとんど競争が無い状態ですので高値安定状態が続いています。
新潟県新潟市に住むUWさん(主婦)
【当協会に相談した理由】新築にあたりネットで参考になる各種サイトを探しているうちに協会の都市ガスページにたどり着きました。
【相談内容】「新潟市内に家を新築予定で、当たり前のように都市ガスにする予定でしたが、見積をもらったら、工事代がとても高くて驚きました。それで色々と調べるとプロパンガスという選択肢もあることが分かり、友人に相談したらプロパンガスは高いから都市ガスの方がいいと言われました。
確かに単価で比べるとそうですが、協会のホームページには単純な比較できめてはいけないと書いてありましたので、詳しく聞きたくて連絡しました。今まで隣の三条市内のマンションに住んでいて、新潟市内の友人もほとんどが都市ガスなのでプロパンガスについて詳しくありません。宜しくお願い致します」
【従来のガス会社】新築のためなし
【従来の使用量】マンションで都市ガスを35m3使用
【変更前の料金】新築のためなし
現在三条市にお住いのUWさんは近々新潟市内に新築を建築予定です。都市ガスの工事見積がかなり高かったとのことでご相談いただきました。確かに都市ガスの単価はプロパンに比べると半分いかなので、相当安く思われがちですが、都市ガスとプロパンガスでは熱量が異なり、プロパンガスは都市ガスの2.23倍ものカロリーがあります。従って同じお湯を沸かすのに、都市ガスだとプロパンガスの2.23倍の使用量が必要になるということです。
今まで三条市のマンションで都市ガスを月35m3ほど使用していたUWさんが同じ内容でプロパンガスにすると、使用量は15.6m3で済むということです。これを基準にして比較すると、
・都市ガスだと約5,250円になります。
・プロパンガス業界の平均価格だと約10,490円となります。
・当協会の適正価格だと約7,400円になります。
こうして比べると明らかに都市ガスが安く、プロパンガスの業界平均価格だと倍ほど違うのがはっきりわかります。 ただ、協会の適正価格と比較するとその差は約2,000円程度。月額だけでみるとそれでもプロパンガスがかなり高いように見えます。
しかし新築であれば、本管からの配管工事代を施主が支払うことになります。しかも本管からの距離に応じて料金は高くなります。一方、プロパンガスの場合は新築時の配管工事費は特別のことがない限り数万円程度。しかもガス会社の多くは15年契約を結ぶことでその工事代を負担してくれます。これなら、初期費用の経費がかなり抑えられるわけです。
もちろん、この「無償貸与契約」はどんなガス会社とでも交わしていいというものではありません。契約期間内に不条理な値上げをされてガス会社を変更しいと思っても、違約金支払いが必要になりますから、例えば当協会の会員ガス会社のように、将来的にも不適切な値上げの可能性のないガス会社と契約することが最も重要になります。
このことを踏まえ、UWさんには協会の会員ガス会社をご紹介して、プロパンガスにした場合の見積を早急に出していただきました。その上で最終的にプロパンガスで進めることを決心されました。
都市ガスに比べ、月々の支払いが2,000円程度高いというのは少々気になると思いますが、都市ガスに必要な初期費用の工事代320,000円を負担しなくていいとなると話は変わってきます。初期費用を負担すると差額から換算して10年たってもペイできず、都市ガスを選ぶメリットがなかなか見えてきません。
さらに協会の会員ガス会社だからこそ、このような費用対効果が実現するのであって、他のガス会社では5年もしないうちに都市ガスのメリットを享受できるようになりますから、プロパンガスを選ぶことはお勧めできません。
また、何より金額だけでなく、UWさんは災害時の復旧対応をとても気にされていました。プロパンガスの復旧時間の速さは都市ガスに比べ圧倒的に早いことは、ここ数年の相次ぐ災害時の報道を見ても明らかです。 かつて新潟県にも大きな地震が発生したこともあり、UWさんはその点をとても重視されました。
【新規のガス会社】新潟県でも有数の大手ガス会社
<月間15.6m3使った場合>
<変更後の料金> |
基本料金=1,500円 従量単価=380円 合計=7,400円 |
月間=約3,290円
(平均価格のガス会社 請求額10,490円⇒適正価格のプロパンガスの請求額7,200円)
年間=約40,000円
・配管工事代 約320,000円(税抜)建築時に支払い必要
【プロパンガスにした場合の初期費用】・配管工事代 約65,000円(税抜)→無償貸与につき支払い不要
協会からのワンポイントアドバイス |
●プロパンガス業界の平均価格では都市ガスには勝てません。協会の適正価格が永続的に維持されてこそ、都市ガスに負けないメリットが生まれるのです。 |
新潟県における都市ガスとプロパンガスを比較してみましょう。 新潟県の「都市ガス供給ランキング」は約67万世帯で全国13位ですが、普及率では全国第4位と優秀で、県内の約95%が都市ガスを利用できる環境となっているようです。
その一つの理由として、県内の都市ガス会社は14社あり、山間部などを中心に細かくエリア別に対応しているようです。 中でも北陸ガスは県内の都市ガス全体の約半数世帯に供給しています。
<都市ガスの料金> |
基本料金=841円 従量単価=126円※ 合計=5,125円![]() ※プロパンガスの火力は都市ガスの2.23倍のため、と都市ガスの使用量をプロパン算出しています。(15m3×2.23≒34m3) |
<協会価格(適正)> |
基本料金=1,500円 従量単価=380円 合計=7,200円
2018/2現在
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ガス料金を比較すると15m3使用した時、都市ガスは約2,000円安くなっています。しかし、都市ガスとプロパンガスの両者を比較するとき、単純に支払い金額だけで判断するのは危険です。 様々な視点で比較すると月々の支払金額だけでは見えてこないものがあるので注意が必要です。
・変更/新築共に公道の本管から給湯器までの引込み工事費用が数万から数十万円必要。
・変更の場合→都市ガス用の給湯器に買い替えるか、部品交換必要。
・都市ガスはエリア全体での稼働確認が必要なので、最短でも1か月はかかってしまうがプロパンガスなら各家のボンベと配管等設備の確認だけなので、2,3日から1週間程度で普及できる可能性が高い。
新潟県新潟市に住むUWさん(主婦)
【当協会に相談した理由】新築にあたりネットで参考になる各種サイトを探しているうちに協会の都市ガスページにたどり着きました。
【相談内容】「新潟市内に家を新築予定で、当たり前のように都市ガスにする予定でしたが、見積をもらったら、工事代がとても高くて驚きました。
それで色々と調べるとプロパンガスという選択肢もあることが分かり、友人に相談したらプロパンガスは高いから都市ガスの方がいいと言われました。
確かに単価で比べるとそうですが、協会のホームページには単純な比較できめてはいけないと書いてありましたので、詳しく聞きたくて連絡しました。
今まで隣の三条市内のマンションに住んでいて、新潟市内の友人もほとんどが都市ガスなのでプロパンガスについて詳しくありません。宜しくお願い致します」
【従来のガス会社】新築のためなし
【従来の使用量】マンションで都市ガスを35m3使用
【変更前の料金】新築のためなし
現在三条市にお住いのUWさんは近々新潟市内に新築を建築予定です。都市ガスの工事見積がかなり高かったとのことでご相談いただきました。
確かに都市ガスの単価はプロパンに比べると半分いかなので、相当安く思われがちですが、都市ガスとプロパンガスでは熱量が異なり、プロパンガスは都市ガスの2.23倍ものカロリーがあります。従って同じお湯を沸かすのに、都市ガスだとプロパンガスの2.23倍の使用量が必要になるということです。
今まで三条市のマンションで都市ガスを月35m3ほど使用していたUWさんが同じ内容でプロパンガスにすると、使用量は15.6m3で済むということです。これを基準にして比較すると、
・都市ガスだと約5,250円になります。
・プロパンガス業界の平均価格だと約10,490円となります。
・当協会の適正価格だと約7,400円になります。
こうして比べると明らかに都市ガスが安く、プロパンガスの業界平均価格だと倍ほど違うのがはっきりわかります。 ただ、協会の適正価格と比較するとその差は約2,000円程度。月額だけでみるとそれでもプロパンガスがかなり高いように見えます。
しかし新築であれば、本管からの配管工事代を施主が支払うことになります。しかも本管からの距離に応じて料金は高くなります。
一方、プロパンガスの場合は新築時の配管工事費は特別のことがない限り数万円程度。しかもガス会社の多くは15年契約を結ぶことでその工事代を負担してくれます。これなら、初期費用の経費がかなり抑えられるわけです。
もちろん、この「無償貸与契約」はどんなガス会社とでも交わしていいというものではありません。
契約期間内に不条理な値上げをされてガス会社を変更しいと思っても、違約金支払いが必要になりますから、例えば当協会の会員ガス会社のように、将来的にも不適切な値上げの可能性のないガス会社と契約することが最も重要になります。
このことを踏まえ、UWさんには協会の会員ガス会社をご紹介して、プロパンガスにした場合の見積を早急に出していただきました。その上で最終的にプロパンガスで進めることを決心されました。
都市ガスに比べ、月々の支払いが2,000円程度高いというのは少々気になると思いますが、都市ガスに必要な初期費用の工事代320,000円を負担しなくていいとなると話は変わってきます。初期費用を負担すると差額から換算して10年たってもペイできず、都市ガスを選ぶメリットがなかなか見えてきません。
さらに協会の会員ガス会社だからこそ、このような費用対効果が実現するのであって、他のガス会社では5年もしないうちに都市ガスのメリットを享受できるようになりますから、プロパンガスを選ぶことはお勧めできません。
また、何より金額だけでなく、UWさんは災害時の復旧対応をとても気にされていました。プロパンガスの復旧時間の速さは都市ガスに比べ圧倒的に早いことは、ここ数年の相次ぐ災害時の報道を見ても明らかです。 かつて新潟県にも大きな地震が発生したこともあり、UWさんはその点をとても重視されました。
【新規のガス会社】新潟県でも有数の大手ガス会社
<月間15.6m3使った場合>
<変更後の料金> |
基本料金=1,500円 従量単価=380円 合計=7,400円 |
月間=約3,290円
(平均価格のガス会社 請求額10,490円⇒適正価格のプロパンガスの請求額7,200円)
年間=約40,000円
・配管工事代 約320,000円(税抜)建築時に支払い必要
【プロパンガスにした場合の初期費用】・配管工事代 約65,000円(税抜)→無償貸与につき支払い不要
協会からのワンポイントアドバイス |
●プロパンガス業界の平均価格では都市ガスには勝てません。協会の適正価格が永続的に維持されてこそ、都市ガスに負けないメリットが生まれるのです。 |
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