茨城県における都市ガスとプロパンガスを比較してみましょう。 茨城県の「都市ガス供給世帯数ランキング」は埼玉県や千葉県に少し離され16位。プロパン世帯数が半数以上を占めていて、関東においてはまだまだインフラ整備の余地のあるエリアのようです。 都市ガス会社は統合した3社含め7社ほどで県内に供給していて、中でも「東部ガス」は「東京ガス」を抑え供給世帯数が最も多く、都市ガス世帯の約半数以上に供給しています。
プロパンガス同様このエリアの都市ガスは供給料金に各社かなりの差があるようです。ガス会社を自由に選べるプロパンとは異なり、都市ガスの場合、住む場所によって供給会社が決まっているというのは意外にも都市ガスのウィークポイントかもしれません。
<都市ガスの料金> |
基本料金=1,085円 従量単価=356円※ 合計=6,425円![]()
※茨城県で最も供給世帯数の多い「東部ガス」の料金を参照(2016.1月) |
<協会価格(適正)> |
基本料金=1,500円 従量単価=290円 合計=5,850円
2015/12現在
|
15m3の使用量で約580円プロパンガスの方が安いことがわかりました。茨城県の場合、東京ガスが対応する限られた東のエリアであれば、いくらかはプロパンガスより安く都市ガスを利用できると思われますが、その他のエリアではプロパンガスを協会の適正価格で使うことにより、「都市ガスは安い」とは言い切れないところも存在します。そのような所では、逆に都市ガスをつながずにあえて、プロパンガス仕様の家を建てられる方も少なくありません。
プロパンガスの平均価格は、毎月『一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 石油情報センター』が発表する数値です。 そして、その算出方法は各エリアのガス会社が申告するガス料金から算出されています。当然、競争があるエリアにおいてもまだまだ、高い料金のガス会社は多く、それらの会社が申告した価格ですから、数値も高くなるのは当然です。
プロパンガスはまだ60年ほどの歴史しかありません。1997年の液石法の改定以前は、価格競争の無い業界主導の価格で、消費者は当たり前のように言われるがままの金額を支払ってきました。 また、お互いの顧客を取り合わないなど、独特の習慣も高値安定に拍車をかけていました。
改定後は業界への参入が認可制から届け出制になったことで関東へ他の地方の業者が参入しました。この新期参入会社は顧客基盤を持たないため、既存業者の顧客を取ることで事業開拓を進め、ここからプロパンガス業界の競争は少しづつ始まったのです。
液石法の改定以後20年たった現在でもその価格競争は関東や東海地方、甲信越地方等の一部などまだまだ限定的です。九州や東北、北海道においては、一部のエリアを除いてほとんど競争が無い状態ですので高値安定状態が続いています。
茨城県土浦市に住むHIさん(主婦)
【当協会に相談した理由】協会のホームページにプロパンガスと都市ガスの違いについてわかり易く書いてあったので問い合わせました。
【相談内容】「来月東京に住んでいる息子夫婦が引っ越して来て、二世帯で住むことになりました。息子にはかねがねプロパンガスが高いことをこぼしていたため、近くまで来ている都市ガスに変更したらどうかと提案されました。当面リフォームは考えておらず、配管工事代もかかるし、簡単に進めることもできず、主人がネットで調べていくうちに協会のサイトを見つけました。
都市ガスもプロパンガスと比べて、熱量の違いやそのほかの長短所があることがわかりましたので、どうすることが節約につながるのか相談したくご連絡いたしました。」
【従来のガス会社】土浦市内でプロパンガスを供給する地元のガス販売店
【従来の使用量】22m3
<変更前の料金> |
基本料金=1,500円 従量単価=575円 合計=14,150円 |
まず現在のHIさんのガス料金を診断すると1立方メートル当たり575円ということで、協会が提示している茨城県内のプロパンガスの適正価格に比べ約2倍も高い結果となりました。
HIさんが土浦市に引っ越されて約25年ほど経っているようですが、その間にここまで値上がりしてしまったわけですね。現在の市場の状況から見てこの価格は本当にあり得ない単価であり、プロパンガスが自由料金であるということをガス会社が都合よく利用している結果だと思わずにはいられません。
このような現状であれば、HIさんの息子さんが提案されたように都市ガへの変更を検討したくなるのも当然のことでしょう。
では都市ガスにすると本当に安くなるのかどうか検証してみましょう。 土浦市は茨城県でも南部に位置する県内上位にランクインする世帯数の多いエリアですが、都市ガス会社は「東部ガス」が対応しています。
東部ガスのガス単価は上記にあるように1立方メートル当たり356円※でしたから、同じ22m3で計算すると計約8,900円となり、現在のHIさんよりは都市ガスにすると約5,250円確かに安くなる計算です。ただし、都市ガスにするには工事代が最低でも10万円以上はかかりますので、そのことを考慮する必要があります。
しかし、協会が提示する土浦市のプロパンガスの適正価格1立方メートル当たり290円で計算すると計約7,900円となり、なんと都市ガスを利用するよりもさらに1,000円以上、また現在よりも6,000円以上も安くなる結果となります。
都市ガスの配管工事代の見積もりを取るまでもなく、まずはプロパンガスを適正価格で使えるようにすることが一番の得策であるとは明白です。
【成 果】息子さんが引っ越される前でしたが、安くするのであれば早い方がいいと早速協会の提示する適正価格で対応できるガス会社に変更され、家族が増えなくても年間5万円以上の節約につながることがわかりました。今回息子さんに都市ガスを提案されたことがきっかけでしたが、このような結果となりHIさんはとても喜ばれました。
【新規のガス会社】茨城県内にも支店のある大手プロパンガス会社
<変更後の料金> |
基本料金=1,500円 従量単価=290円 合計=7,880円 |
月間=約6,300円(従来の請求額14,150円→変更後の請求額7,880円)
年間=約57,000円の節約に!※夏期使用量を考慮しています。
初期費用=約150,000円(税抜)
協会からのワンポイントアドバイス |
●都市ガス会社はエリアごと決まっていますが、料金体系が各社異なるのでよく調べる必要があります。 ●プロパンガス会社は自由に選べますが、都市ガス会社は自由に選べません。 しかし、都市ガスエリアでもプロパンガスを選択することは全く問題ありません。 ●プロパンガスは「平均」や「相場」価格ではなく、協会の適正価格で使うことが重要です。 |
茨城県における都市ガスとプロパンガスを比較してみましょう。 茨城県の「都市ガス供給世帯数ランキング」は埼玉県や千葉県に少し離され16位。プロパン世帯数が半数以上を占めていて、関東においてはまだまだインフラ整備の余地のあるエリアのようです。
都市ガス会社は統合した3社含め7社ほどで県内に供給していて、中でも「東部ガス」は「東京ガス」を抑え供給世帯数が最も多く、都市ガス世帯の約半数以上に供給しています。
プロパンガス同様このエリアの都市ガスは供給料金に各社かなりの差があるようです。ガス会社を自由に選べるプロパンとは異なり、都市ガスの場合、住む場所によって供給会社が決まっているというのは意外にも都市ガスのウィークポイントかもしれません。
<都市ガスの料金> |
基本料金=1,085円 従量単価=356円※ 合計=6,425円 ※茨城県で最も供給世帯数の多い「東部ガス」の料金を参照(2016.1月)
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<協会価格(適正)> |
基本料金=1,500円 従量単価=290円 合計=5,850円 2015/12現在
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15m3の使用量で約580円プロパンガスの方が安いことがわかりました。
茨城県の場合、東京ガスが対応する限られた東のエリアであれば、いくらかはプロパンガスより安く都市ガスを利用できると思われますが、その他のエリアではプロパンガスを協会の適正価格で使うことにより、「都市ガスは安い」とは言い切れないところも存在します。
そのような所では、逆に都市ガスをつながずにあえて、プロパンガス仕様の家を建てられる方も少なくありません。
茨城県土浦市に住むHIさん(主婦)
【当協会に相談した理由】協会のホームページにプロパンガスと都市ガスの違いについてわかり易く書いてあったので問い合わせました。
【相談内容】「来月東京に住んでいる息子夫婦が引っ越して来て、二世帯で住むことになりました。息子にはかねがねプロパンガスが高いことをこぼしていたため、近くまで来ている都市ガスに変更したらどうかと提案されました。当面リフォームは考えておらず、配管工事代もかかるし、簡単に進めることもできず、主人がネットで調べていくうちに協会のサイトを見つけました。
都市ガスもプロパンガスと比べて、熱量の違いやそのほかの長短所があることがわかりましたので、どうすることが節約につながるのか相談したくご連絡いたしました。」
【従来のガス会社】土浦市内でプロパンガスを供給する地元のガス販売店
【従来の使用量】22m3
<変更前の料金> |
基本料金=1,500円 従量単価=575円 合計=14,150円 |
まず現在のHIさんのガス料金を診断すると1立方メートル当たり575円ということで、協会が提示している茨城県内のプロパンガスの適正価格に比べ約2倍も高い結果となりました。
HIさんが土浦市に引っ越されて約25年ほど経っているようですが、その間にここまで値上がりしてしまったわけですね。現在の市場の状況から見てこの価格は本当にあり得ない単価であり、プロパンガスが自由料金であるということをガス会社が都合よく利用している結果だと思わずにはいられません。
このような現状であれば、HIさんの息子さんが提案されたように都市ガへの変更を検討したくなるのも当然のことでしょう。
では都市ガスにすると本当に安くなるのかどうか検証してみましょう。 土浦市は茨城県でも南部に位置する県内上位にランクインする世帯数の多いエリアですが、都市ガス会社は「東部ガス」が対応しています。
東部ガスのガス単価は上記にあるように1立方メートル当たり356円※でしたから、同じ22m3で計算すると計約8,900円となり、現在のHIさんよりは都市ガスにすると約5,250円確かに安くなる計算です。ただし、都市ガスにするには工事代が最低でも10万円以上はかかりますので、そのことを考慮する必要があります。
しかし、協会が提示する土浦市のプロパンガスの適正価格1立方メートル当たり290円で計算すると計約7,900円となり、なんと都市ガスを利用するよりもさらに1,000円以上、また現在よりも6,000円以上も安くなる結果となります。
都市ガスの配管工事代の見積もりを取るまでもなく、まずはプロパンガスを適正価格で使えるようにすることが一番の得策であるとは明白です。
【成 果】息子さんが引っ越される前でしたが、安くするのであれば早い方がいいと早速協会の提示する適正価格で対応できるガス会社に変更され、家族が増えなくても年間5万円以上の節約につながることがわかりました。今回息子さんに都市ガスを提案されたことがきっかけでしたが、このような結果となりHIさんはとても喜ばれました。
【新規のガス会社】茨城県内にも支店のある大手プロパンガス会社
<変更後の料金> |
基本料金=1,500円 従量単価=290円 合計=7,880円 |
月間=約6,300円(従来の請求額14,150円→変更後の請求額7,880円)
年間=約57,000円の節約に!※夏期使用量を考慮しています。
初期費用=約150,000円(税抜)
協会からのワンポイントアドバイス |
●都市ガス会社はエリアごと決まっていますが、料金体系が各社異なるのでよく調べる必要があります。 |
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