プロパンガスと都市ガスの料金比較〈愛知県〉 :プロパンガス料金消費者協会
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プロパンガスと都市ガスの料金比較〈愛知県〉




愛知県におけるプロパンガスと都市ガス料金を比較してみましょう。プロパンガスは都市ガスに比べて高いといわれますが、適正価格で利用すれば、プロパンガスを都市ガス並みの料金まで安くすることができます。


プロパンガスを適正価格に変更で都市ガス並み料金に

愛知県の都市ガス事情

愛知県の都市ガス供給会社数はわずか4社。供給数が最も多いのは「東邦ガス」で、取付メーター数(顧客数)253万件(2021年3月末現在)ですから、県内屈指を誇る大企業です。

「東邦ガス」は東海の雄として顧客数も多いものの、料金はやや安い状況に留まっています。供給エリアは県西部が中心です。

愛知県の一戸建てで比較

<月間10m3使用時>価格:税込み表示(2021年4月現在)
都市ガス価格(プロパン換算価格)
基本料金:1,588円 従量単価:292円 
従量料金:2,920円 合計:4,508円


愛知県の適正価格(協会価格)
基本料金:1,650円 従量単価:352円 
従量料金:3,520円 合計:5,170円
  • プロパンガスの熱量は都市ガス比2.23倍のためプロパン換算(×2.23)した。
  • 都市ガスは、東邦ガス一般料金表の2021年4月検針分「B」を採用。

プロパンガスを適正価格にすれば、
都市ガス並みのガス料金に!

プロパンガスを10m3使用した時の比較では毎月662円程度の差であることが分かります。この差だけで比較すると年間に8,000円程度都市ガスの方が安くなる計算ですが、使用環境によっては単純にそう言い切れないことがあります。

プロパンガスを使用していた人がリフォームする際や、都市ガス可能なエリアで新築予定の方は慎重に選択する必要があります。

ガスの単価は都市ガスが明らかに安いのですが、新築やリフォームで都市ガス利用を選択する場合、その配管工事に関わる費用を全て自己負担する必要があります。それは公道の都市ガス本管から自宅のガス器具設置箇所までの配管工事費用のことです。

自宅が公道に面していてガス設備の設置場所が近ければ、費用を抑えることができますが、多少なり奥まった立地条件のもとでは、工事費は配管距離に比例して高くなっていきます。

一方、プロパンガスであれば、配管工事ガスメーターボンベを設置する場所からガス器具までですから費用は格段に安くなり、さらに、工事費用をガス会社が負担する「無償貸与契約」というプロパンガス業界独特の契約スタイルを選択することも可能です。 ※この場合、初期費用がほぼかかりません。※対応していない会社もあります。

ですから都市ガス工事費用を負担した場合の金額を、毎月の差額でシュミレーションすると、都市ガスの場合数年ではペイできない計算になります。

これはあくまでも協会の提示する適正価格でプロパンガスを使用した場合の話です。LPガス協会が発表する愛知県のプロパンガスの平均価格は協会の適正価格に比べ、40%以上も高くなっていますから、この価格ではプロパンガスにするのは難しい選択になります。

この「無償貸与契約」は単にガス会社が工事費用を負担してくれるお得な契約と言うのではなく、10年から15年程度の一定期間、ガス会社を変更できないと言う契約内容になります。

通常であれば、この契約期間内にガス料金が値上がりする可能性が高いので、むやみにこの契約を結ぶことは危険ですが、協会がご紹介するガス会社であれば、たえず適正価格がを維持されますから、そのリスクを排除できるわけです。

さらに、プロパンガスを選択するもう1つの大きなメリットとして、災害時の復旧時間が挙げられます。

都市ガスはエリアごとの配管全てのガス漏れチェックが必要ですし、もし配管に亀裂が入って入れば、対処して安全を再確認しますから、復旧にはかなりの時間を要します。

しかしプロパンガスは各家の配管/設備等の確認作業だけですから、配送経路さえ確保されれば、その復旧時間は圧倒的に短くなります。このことは各地の災害時の復旧報道でも明らかです。

プロパンガスを使っていた人がわざわざ都市ガスに変更する必要は無いと思いますが、自然災害の多発する昨今、あえて都市ガス物件をプロパンガスに変更する消費者の方も少なからずいることも事実です。

 
 

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なぜプロパンガスは都市ガスより料金が高いのか?

プロパンガスが都市ガスと比較して高いのは事実です。プロパンガスの料金は、都市ガスの約2倍高いといわれています。

全国で都市ガス消費者の8割はプロパンガスの半額くらいで利用していますが、残り2割の方は決して安くない料金で利用しているのが実態です。

都市ガス事業者の場合、顧客数によって原価が大きく変わってくるので、大手事業者と小規模事業者では価格に大きな差が出ます。

例えば、東京ガスは1,000万世帯以上の顧客数があるので単価258円に対し、島根県の松江市ガス局は1万3,000世帯ほどなので単価383円にもなってしまいます。
※都市ガスの料金:2021年4月検針分からプロパンガス料金に換算。価格は税込み。

ちなみに、258円という単価は関東地方のプロパンガス1m3あたりの平均単価に近いといえます。都市ガスも事業者規模の大小で、価格にこれほど大きな差があるのです。

ただ、安い大手都市ガスを利用している利用者が圧倒的に多く、平均するとプロパンガスは都市ガスの2倍高いということになるのです。


プロパンガスの歴史と地域間の格差

プロパンガスはまだ60年ほどの歴史しかありません。

1997年の液石法の改定以前は、価格競争の無い業界主導の価格で、消費者は当たり前のように言われるがままのガス料金を支払ってきました。

また、お互いの顧客を取り合わないなど、プロパンガス業界特有の習慣も高値安定に拍車をかけていました。

改定後は業界への参入が認可制から届け出制になったことで、関東へ他の地方の業者が参入しました。

この新期参入会社は顧客基盤を持たないため、既存業者の顧客を取ることで事業開拓を進めていきました。

ここからプロパンガス業界の顧客獲得競争が少しづつ始まったのです。

液石法の改定以後20年以上たった現在でも、プロパンガスの価格競争は関東や東海地方、甲信越地方等の一部などまだまだ限定的です。

九州や東北地方、北海道においては、一部のエリアを除いてほとんど競争がない状態ですので高値安定状態が続いています。

プロパンガスと都市ガスの料金比較に関する
ご相談事例〈愛知県〉

変更前
ガス会社変更日:2017年3月

適正価格と平均価格と都市ガス価格をしっかり比較して選択することができました。

【ご相談者】

愛知県春日井市に住むGHさん(会社員)

【当協会に相談した理由】

プロパンガスと都市ガスについて詳しく書いてあったので相談してみようと思いました。

【相談内容】

「春日市市内に16年ほど前に家を新築して、今まで同じガス会社にプロパンガスの供給をお願いしてきました。しかし、書類の整理をしていたら、数年前のガスの検針表が出てきて、現在の料金に比べるとかなり安かったことがわかりました。恐らくここ数年で値上がりしたのだと思います。

しかしここ1,2年はガソリンも値下がりし、調べると原油の輸入価格もかなり下がっているので、なぜ値上がりしたのか納得がいきませんでした。それでネットで調べているうちに協会のホームページを見つけプロパンガス業界について色々とわかってきました。

ちょうど一年くらい前にすぐ近くまで都市ガス本管が整備されたこともあり、近所の新築物件などはみな都市ガス仕様になっています。プロパンガスがこんなに高いのであれば、思い切って都市ガスにした方がいいと思い始めました。

それで、見積もりをとってみたら、意外に費用がかさむことが分かり、どうしたらいいのか分からなくなり、率直な意見を伺いたく連絡しました」

【従来のガス会社】

愛知県内に販売ルートを持つプロパンガス販売会社

【従来の使用量】

17m3

<変更前の料金>
基本料金=1,800円 従量単価=580円 合計=11,660

当協会の対応
変更後
【対応策】

GHさんは16年ほど前に春日井市内に家を新築しました。およそ3年前に給湯器の調子が良くなかったのと、一段階パワーを上げたかったので、新たらしいものに買い替えたようです。

それで、ガスの請求金額が上がってきたことには気がついてましたが、大きな給湯器にしたので使用量が増えたのだと決めつけ、調べようとはしませんでした。

しかし、今回ガスの単価そのものが値上がりして高くなり、請求金額が上がったことも分かり、タイミングよく都市ガスが整備されていたので、変更について考え始めました。

現在のガス料金は1立方メートルあたり580円と言うことですから、協会の適正価格に比べるとなんと40%以上高い設定になっています。これでは特に冬場の支払額は1万円を超えてしまいますから家計を圧迫する大きな要因です。

一方、都市ガスと比較してみましょう。GHさんは先月プロパンガスを約17m3使用しています。これを都市ガスに換算すると、プロパンガスは都市ガスの約2.23倍のカロリーがありますから、都市ガスなら約38m3使用する計算になります。また、自己負担になる都市ガスのための配管工事費用と給湯器をプロパン仕様から都市ガス用に変更するための部品と取り付け代金併せて約135,000円のお見積もりとのことでした。


<都市ガス>

基本料金1,444円+(38m3×単価119円)=5,966
配管工事費用135,000

<プロパンガス>
■現在

基本料金1,800円+(17m3×単価580円)=11,660

■協会の適正価格の場合

基本料金1,500円+(17m3×単価320円)=6,940

この比較によると、都市ガスの配管工事費用を負担しても、現在の高いガス料金なら、毎月の差額が6,000円にも及ぶので2年もすれば十分に元はとれますから、都市ガスに変更する意味は十分にあります。

しかし、協会の適正価格でプロパンガスを使った場合は月額1,000円程度の差ですから都市ガスに変更した場合と比較すると、10年くらい経たないと元は取れない計算になります。現在のガス料金を適正価格にすれば、自己負担額の必要がなくなり、現在よりも経費を40%も削減することができます。

この結果を踏まて、GHさんは都市ガスへの変更をやめて、適正価格でプロパンガスを使うことを選択されました。

【成果】

春日井市に配送ルートを有する大手ガス会社をご紹介致しました。協会の「ガス料金見守り保証」により、GHさんは永続的に適正価格でプロパンガスを使うことが可能です。40%の節約はとても大きいので、とても喜んでいただけました。

【新規のガス会社】

東海エリアをカバーする大手プロパンガス会社

<変更後の料金>
基本料金=1,500円 従量単価=320円 合計=6,940


【変更後の差額】17m3使用の場合

月間=約4,720円(従来の請求額11,660円→変更後の請求額6,940円)
年間=約50,000円の節約に!(夏季使用量を考慮しています)

【都市ガスにした場合の出費額】

初期費用=約135,000円(税抜)



プロパンガスと都市ガスの料金比較〈愛知県〉
-まとめ-

愛知県の都市ガス事情は?

愛知県の都市ガス供給会社数はわずか4社。供給数が最も多いのは「東邦ガス」です。詳細はこちら

プロパンガスが都市ガスに近い料金を実現できるか?

都市ガスの料金はプロパンガスと比べて安くなる計算ですが、配管工事やプロパンからの変更による設備の仕様変更等考えると初期費用は数十万に及びます。一方、プロパンガス業界には「無償貸与契約」という独特の契約方法があり、初期費用を抑えて使用することが可能です。詳細はこちら

なぜプロパンガスは都市ガスより料金が高いのか?

全国で都市ガス消費者の8割はプロパンガスの半額くらいで利用していますが、残り2割の方は決して安くない料金で利用しているのが実態です。ただ、安い大手都市ガスを利用している利用者が圧倒的に多く、平均するとプロパンガスは都市ガスの2倍高いということになるのです。詳細はこちら

(T)


 
 

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