
お風呂のプロパンガス代が高い!節約するには?
お風呂のガス代が高いのでは?と日々の節約をがんばっている方も多いようです。実際にお風呂のガス代をどれくらい節約できるのか、計算してみました。また、お風呂のガス代が高い時に節約できる画期的な方法もご紹介します。
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お風呂のガス代って1回いくら?
お風呂のガス代は以下の式で計算することができます。
●数式表示
この計算式でわかるように、まず住んでいる地域やご家庭によって水道水の温度、お風呂の湧き上がり温度の好み、お風呂の浴槽の大きさ、給湯器の熱効率や発熱量、従量単価とすべての値が一定ではありません。
一概にお風呂にお湯をためると1回いくらという金額を決めることができませんが、あくまで一般的な例として各数値を当てはめてみます。
全国の水道水の年間を通した平均温度を約15℃とすると、適温の42℃まで上げるのに温度差は27℃です。
水量は200リットル、熱効率80%、発熱量24,000Kcalとします。
また、従量単価はプロパンガスの全国平均の約700円(税込)とします。
これらの値を入れて計算してみると、

1回のお風呂で約196円かかる計算になります。
追い焚きの場合は元々の温度から下がったところを再び沸かすことになるので、この温度差が少なければ少ないほどガス代がかからないことになります。
また、冬は水道水の温度も下がっていることから、適温まで上げるのに余計にガス代がかかります。

お風呂よりシャワーのガス代の方が安い?
お風呂にお湯をためるよりもシャワーの方が安いのでは?と考える方もいますが、これに関しても一概にそうとも限りません。
シャワーであっても出しっぱなしにして使っていれば、浴槽に貯めるのと同じくらいかそれ以上のお湯が必要になってしまうからです。
目安としては、1分間で10リットルと言われているため、浴槽が200リットルなら20分で同じになります。

お風呂のガス代節約術
上記の内容を踏まえて、どうしたら効率よくガスを使用することができるのか考えてみます。
先ほどお伝えしたガス代の計算式によると、ご家庭では水の温度、お湯の量、従量単価に対しての対策がお風呂のガス代を下げる方法に直結することがわかります。
まず水道水の温度を自宅で変えることは難しいため、追い焚きする際にできるだけお湯の温度を下げない工夫が重要です。追い焚きまでの間にお風呂にフタをして保温効果を高めることで、ガスの使用量を減らすことができます。

お湯の量はバスタブの大きさが決まっているため、なかなか減らすことは難しいですが、お湯をいっぱいに張りすぎないことを意識すると月単位でガスの使用量を減らすことができるでしょう。
最後に従量単価ですが、これについてはご家庭で変えることができない!と思っている方も多いので、次の章で詳しく説明します。
お風呂のガス代を劇的に節約するには?
お風呂のガス代の節約術として、お湯の温度を下げない、お湯の量をなるべく減らすなどの方法がありますが、これだけではなかなか大きな効果が見込めません。
最も効果の高い節約術は「ガスの従量単価を下げる」という方法です。
下げるどころか毎月のように上がっているという声もよく聞きますが、そのような方はぜひこれからお伝えする方法をお試しいただきたいです。
実はプロパンガス代は都市ガスと異なり、自由料金制をとっていて、ガス会社が自由に価格を決めることができる仕組みになっています。
消費者の取り合いにより、競争が発生して価格を下げるという会社も出てくるのが通常の流れですが、プロパンガスの業界は結託して値下げをしないようにしているケースがあります。
また、消費者の側でもガス料金は公共料金だと思い込んでいる人が多いのが現状で、一度契約したガス会社を変更するということはなかなかありませんでした。

こうした状況を変えるため、プロパンガス料金消費者協会では適正価格を定めて協力してくれる良心的なガス会社を募っています。
先ほどプロパンガスの従量単価の全国平均は約700円と書きましたが、もちろんエリアによってそれぞれ異なるものの、適正価格の場合、東京で約310円~、大阪で約530円~と、かなりの節約が可能となります(金額:税込)。
例えば、先ほどの計算式に東京の適正価格約310円を当てはめてみると、
お風呂1回のガス代は約87円と、劇的に下がります。
ぜひ一度こちらのガス料金自動診断でご自宅のガス代と適正価格を比較してください。
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<参考ページ>:プロパンガスと都市ガスお風呂代の違い
<参考ページ>:高いプロパンガス代は追い焚きやお湯張りのせい?
<参考ページ>:プロパンガス代は約30%節約できる!効果の高い方法
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お風呂のプロパンガス代が高い!節約するには? まとめ
お風呂のガス代って1回いくらですか?
上昇させる水の温度が低いほどガスの使用量が少なくなるため、水道水が冷たい冬はガス代が高くなります。また、契約しているガス会社によってガスの単価が異なるため、お風呂のガス代は1回いくらにお答えすることは難しくなります。詳細はこちら。
お風呂よりシャワーの方がガス代は安いですか?
シャワーでも20分以上出しっぱなしにすると、お風呂にお湯を張るのと同じだけガスを使うことになります。お風呂でも温度が下がりきらないうちに追い焚きするのであれば、シャワーよりもガスを使用せずに済む可能性が高いです。詳細はこちら。
お風呂のガス代を節約するには?
お風呂にフタをして保温するなどの方法もありますが、劇的に節約するには適正価格でガスを供給する会社に変更するのが一番です。詳細はこちら。
<参考ページ>:ガス会社の変更でガス代30%削減!
この記事の執筆者

パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
3人の子を持ち、日頃から節約意識も高いことから、ガス代がお得になる仕組みにどっぷりとはまっています。多くの人に役立つ記事を心がけています。
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