※月額利用料(通信回線代/ランニングコスト)が別途必要です。
今、アパート設備でなくてはならないのは「給湯器」「エアコン」「入居者無料インターネット」の3点です。どれも高価な設備ですが、これらがなくてはアパート経営は成り立たないと言ってもよいでしょう。それでは1点ずつ見ていきましょう。
プロパンガス会社には、投資限度額という枠がどこでも存在します。投資に積極的なガス屋さんでも単身者世帯(1R、1K)なら1戸あたり15万円前後で、ファミリー世帯(2K以上)なら25万円前後です。給湯器とエアコンだけなら枠に収まりますが「入居者無料インターネット」が加わると下表のように予算をオーバーしてしまいます。これが今まで不可能だった理由です。
給湯器 | エアコン | 「入居者無料インターネット」初期導入費 | 合計(アウト) | |
---|---|---|---|---|
単身世帯 (1R、1K) |
60,000円 (給湯専用) |
90,000円 | 50,000円 | 200,000円 |
ファミリー世帯 (2K〜) |
150,000円 (追い焚き) |
90,000円 | 50,000円 | 290,000円 |
そこで当協会が開発したのが、初期導入費0円の「入居者無料インターネット」です。これならガス会社にその分の設備負担はかかりません。ただし、導入は4戸以上の集合住宅が対象です。4戸未満は完全無料にはなりませんのでご注意ください。
給湯器 | エアコン | 「入居者無料インターネット」 初期導入費 |
合計(セーフ) | |
---|---|---|---|---|
単身世帯 (1R、1K) |
60,000円 (給湯専用) |
90,000円 | 0円 | 150,000円 |
ファミリー世帯 (2K〜) |
150,000円 (追い焚き) |
90,000円 | 0円 | 240,000円 |
「入居者無料インターネット」については物件所在地のプロパンガスの競争環境にも左右されます。
詳しくは当協会に相談ください。
一部屋あたりの通信回線使用料(ランニングコスト)も低コストです。「入居者無料インターネット」の場合、通信回線使用料は大家さんが立て替えて回収は家賃、あるいは管理費や共益費に上乗せするケースが多いようです。
それでも、個人でNTTなどと契約するのに比べればかなり低コストなので、入居者にとってもメリットは十分あると思います。
用途 | 解説 | 必要速度 |
---|---|---|
![]() メールの送受信 |
テキストだけのメールや、画像が少ないウェブサイトの閲覧に向いています。 | 1〜 30メガ |
![]() ネットサーフィン |
ある程度のサイズの画像を添付したメールや画像の多いサイトの閲覧。 | 30メガ〜 100メガ |
![]() 動画/音楽鑑賞など |
動画の再生や音楽鑑賞、ネットショッピングなどに向いています。 | 100メガ〜 500メガ |
![]() 高画質動画の再生 |
高画質の動画(映画)の再生やダウン・ロードなどに向いています。 | 500メガ〜 1ギガ |
同じ「入居者無料インターネット」でも低速商品から高速商品まで色々あります。当協会が推奨するのは最大1Gbpsの高速タイプですので、高画質の映画や大容量データのダウンロードでもストレスフリーで対応できます。
通常インターネットを自分で導入する場合、プロバイダの選択と契約、通信回線の選択と契約それぞれを行う必要があります。
当協会の「入居者無料インターネット」なら、プロバイダも通信回線(NTT光)もすべてセットになっています。
プロパンガス会社は、無償貸与した設備の投資回収を入居者からのガス代で行います。これは日本全国どこでも同じです。
当協会が紹介するガス会社と一般的なガス会社との違いは、ガス会社の投資に対する姿勢です。当協会の会員ガス会社の多くは、積極性上位1%の中に入っている会社です。
投資に対する姿勢 | 解説 | 比率 |
---|---|---|
![]() 積極ガス会社 |
プロパンガス業界の将来に危機感。 生き残りのためには顧客数を増やしたい方針。 |
1% |
![]() 普通ガス会社 |
将来に危機感はあまり感じていない。 漠然と感じていたとしても、何をすれば良いかわからない。 |
69% |
![]() 消極ガス会社 |
小規模。代表者が高齢。後継者なし。 自分の代が何とか食えれば良いという考え。 |
30% |
全国にプロパンガス会社は約2万社近くありますが、その中で、投資に積極的なガス会社は1%程度の200社以下だと思われます。大家さんが自分で積極的なガス会社を探すには100社当たって1社巡り会うかどうかという確率ですので、効率の良さで当協会へのご相談をお勧めします。
投資に積極的なガス会社は、目先の利益にはこだわらず、長期的な目線で投資する会社が多いです。本来、設備投資額がかさめば、入居者のガス代に転嫁されるので、ガス料金が高額になってしまします。
それに対して、協会経由であれば、入居者のガス代を高くし過ぎることなく、大家さん、入居者、ガス会社の3者のメリットを考慮した提案ができるのが特徴です。
「給湯器」「エアコン」「入居者無料インターネット」の三種の神器が、関東地方ならほぼ全域導入可能です。なぜ関東なら可能かというと、それだけ多くの「投資に積極的なガス会社」が当協会の会員として協力してくれているからです。
ただ、あまりに築年数が古い物件や、戸数が非常に少なかったり、半数以上が空室だったりすると対応できない可能性もあるのでご了承ください。
誤解のないようにお伝えしますと、関東地方以外は不可能ということでは決してありません。初期導入費0円の「入居者無料インターネット」サービスがリリースされてまだ日が浅く、事例が少ないため太鼓判を押すことができないというだけです。
当協会としては全力でトライしますので、積極的に相談していただければと思います。
「無償貸与」とは、一言で言うと「リース契約」のようなものです。設備を付けた分の対価は、リース料の代わりに入居者のプロパンガス代に上乗せされます。
例えば、単身者世帯の場合、給湯器分として1立方メートルあたり100円、エアコン分として160円という具合です。一般的には、設備がたくさん付けばつくほど入居者のガス代は高くなるということになります。
仮に、無償貸与設備が何もない場合の従量単価が300円だとします。そこに給湯器(100円)とエアコン(160円)を付けると従量単価は560円になります。
給湯器 | エアコン | |
---|---|---|
単身世帯(1R、1K) | 50,000円(給湯専用)→単価100円 | 80,000円→単価160円 |
ファミリー世帯(2K〜) | 125,000円(追い焚き)→単価100円 | 80,000円→単価70円 |
当協会のポリシーは「三方よし」です。どういうことかというと、大家さんに喜んでいただくだけではなく、ガス会社にとっても多少の利益が出せるよう調整します。その上で、入居者のガス代が現状よりも高額にならないように設定するのです。
大抵の場合、集合住宅の入居者のガス代はほとんどの場合適正価格を上回っています。それを協会を通すことで、一旦適正価格のガス代に戻し、それから「三種の神器」の上乗せ分を試算するので、結果的に現状のガス料金と大きな差が出ないというわけです。
よって、入居者からのクレームを心配する必要はありませんのでご安心ください。
なお、会員ガス会社がコスト的に設備仕入れは難しいと判断し、協会が仕入れた方がコストが下がる場合には、協会が独自に設備を仕入れて「三種の神器」導入の実現をサポートしています。
大手で著名なプロパンガス会社でも結構仕入れが高いケースもあるのです。
大家さんにとって気になるのは、ガス代が"知らないうちに"値上げされることでガス代が高くなり、それが原因で退去が相次ぐことではないでしょうか?仮に、そんなことになったら設備を付けてもらっても逆効果で、本末転倒ですよね。
当協会がご紹介するプロパンガス会社なら、そのような心配はありません。なぜなら、当協会の会員ガス会社は値上げを決定する前に当協会と協議する約束になっているからです。
プロパンガスの仕入れ価格が相応の値上がりをしていなければ値上げそのものを許可しないし、仮に値上げを認めた場合でも原価が下がれば販売価格も下げてもらいます。
なぜそのようなことが可能なのかというと、当協会は大手元売り会社の協力を得て、他社には真似できない独自の適正価格の算出システムを構築しているからなのです。