ガスの引っ越し手続きの方法は?手順や注意点を解説!

引っ越しのときはガスや電気など、ライフラインの手続きを忘れずに行うことが大切です。特にガスは閉栓・開栓の手続きが必要なため、「どうすべきか分からない」こともあるでしょう。引っ越し時のガスの手続きについて注意点も含めて分かりやすく解説します。
ガスの引っ越し手続きの方法・流れ

ガスの引っ越し手続きは次の手順で進めましょう。
- 新居で契約するガス会社を選ぶ
- 新しいガス会社の契約手続きを進める
- 現在のガス会社の解約手続きを行う
- 旧居のガスを閉栓してもらう
- 新居のガスの開栓に立ち会う
ステップ1:新居で契約するガス会社を選ぶ
まずは新居で契約するガス会社を決めましょう。引っ越し先のエリアによって、対応しているガス会社は異なります。
料金プランについては、現在のガス会社で契約中の料金プランに対応したものを選ぶことが基本ですが、新居にガス温水式の床暖房やエネファーム(家庭用燃料電池システム)がある場合は、適切な料金プランが変わるため注意が必要です。
ステップ2:新しいガス会社の契約手続きを進める
具体的には、新居に設置されているプロパンガスメーターが、どのガス会社のものかを確認しましょう。メーターの所有会社によっては、すぐに他のガス会社へ切り替えられない場合があります。
これは、現ガス会社と新しいガス会社との間に取引関係があると、切り替えが難しくなるためです。そのため、まずは現在の設置会社を把握しておくことが、スムーズな契約手続きの第一歩になります。
ステップ3:現在のガス会社の解約手続きを行う
新居で利用するプロパンガス会社が決まったら、現在契約中のプロパンガス会社に連絡して「引っ越し日にガスの使用を停止すること」を伝えます。
2~3日前では間に合わないことがあるので、引っ越しする1週間前には連絡しておくことが理想的です。ガス会社によっては、閉栓時の立ち会いが必要になることもあります。
ステップ4:旧居のガスを閉栓してもらう
引っ越し日の当日に、ガス会社の担当者が旧居の閉栓作業を行います。閉栓するとガスを使えなくなるため、ガス機器が必要な入浴や調理などは、閉栓のタイミングまでに済ませておきましょう。なお、最終月のガス料金の確認もその時点で行われます。
ステップ5:新居のガスの開栓に立ち会う
新居に引っ越しする当日には、ガスの開栓作業が行われます。ガス会社の作業員が訪問し、開栓作業や安全確認や点火テストなどが行われ、トータルで30分前後で完了することが一般的です。
なお、点火テストにはガスコンロや給湯器などのガス機器が必要なので、開栓作業の前に準備しておきましょう。
ガスの引っ越し手続きをする際の注意点

引っ越しに伴ってガス会社を変更しなければならない場合には、注意すべき点がいくつかあります。
引っ越し前に新旧両方のガス会社に連絡が必要
現在契約中のガス会社があれば、解約手続きが必要です。また、新規のガス会社にもあらかじめ連絡しておかなければ、引っ越し後にすぐ使うことができません。ただし時間に余裕があれば、ガス会社同士で切替手続きを行う「委任状方式」での対応も可能です。
旧居のガス解約手続きは引っ越し1週間前までに行う
旧居で契約しているガス会社の解約手続きは、引っ越し1週間前までに済ませておきましょう。前述したように、ガス会社の担当者が自宅に訪問して閉栓手続きを行うため、直前に申し込むと対応してもらえない可能性があります。特に3~4月などの繁忙期には注意が必要です。
引っ越し先のガスの開通には立ち会いが必須
ガスを停止する場合には立ち会いは基本的に不要ですが、使用を開始する開栓時には立ち会いが必要です。都合の良い日時をガス会社と擦り合わせる必要があるため、引っ越しシーズンなどの繁忙期は特に早めに申し込んでおくことが大切です。
また、開栓作業の立ち会いは法律で義務付けられているため、当日にスケジュールが合わない場合は代理人を用意しておきましょう。
新居のガスの種類と対応機器を確認する
ガスには大きく分けてプロパンガスと都市ガスの2種類があります。両者はガスの火力が違うため、給湯器やガスコンロなどのガス機器も異なります。そこで、新居のガスがプロパンガスならプロパンガス用の機器を、都市ガスなら都市ガス用の機器を用意する必要があります。
ガスと合わせて電気の引っ越し手続きも忘れずに
引っ越しの際はガスだけではなく、電気の手続きも行っておくことが大切です。新居で電力会社と契約しておかないと、引っ越し後に電気が使えないことになります。ガスと同じく、旧居の電気の解約手続きと引越し先の電気の開通手続きを忘れずに行いましょう。
引っ越し時のガスの解約・契約は何日前まで?

引っ越し日時が決まっているのであれば、遅くとも1週間前までなど、できるだけ早い段階で新しいガス会社に連絡しておきましょう。
前述したように、ガスの開栓には立ち会いが必須で、引っ越しシーズンなどはガス会社と都合を合わせづらいからです。そのため、引っ越しが決まった段階で立ち会い日時を決めておくのが得策です。
引っ越しの日時がはっきりとは決まっていない場合は、旧居のガス会社を解約する前に、重複して新居のガス会社と契約してしまうのも有効です。ただし、新旧どちらも基本料金を支払う必要があるため、出費がかさむことに注意が必要です。
引っ越し先で使えるガス会社を調べる

アパートやマンション等の賃貸住宅の場合は、ガス会社をオーナーが決めるため、入居者は基本的にガス会社を選べません。
そのため、オーナーや仲介不動産会社に引っ越し先のガス会社を教えてもらい、申し込みの連絡をしましょう。賃貸でも一戸建ての場合は、入居者がガス会社を選べるケースもあります。
ただし、個人で最適なガス会社を探すのは難しいでしょう。特にプロパンガス会社は自由に選べる一方で、価格やサービスの詳細がオープンになっていないことが多く、比較が難しいからです。
プロパンガス料金消費者協会では、適性価格でプロパンガスを供給する優良ガス会社を無料で紹介していますので、ぜひご相談ください。
ガスの申し込みに必要な情報
新居のガス会社に申し込む際は、次のような情報を用意しておくとスムーズに進みます。
- 引っ越し先の住所
- ガスの使用開始希望日
- 開栓の立ち会い希望日時
- 使用するガスの種類(プロパンガスか都市ガス)
- 支払方法(口座振替・クレジットカードなど)
また、前述したように開栓当日は点火テストが行われるため、ガスコンロや給湯設備などのガス機器も用意しておきたいところです。
引っ越しによるガス会社変更時が節約のチャンス

これまで高いプロパンガス代に悩まされていたという方は、引っ越しを機にガス会社を変更することで、ガス代を大幅に節約できる可能性があります。その仕組みを詳しく説明していきます。
引っ越しによるガス会社変更時が節約のチャンスとなる理由
プロパンガスは自由料金制のため、会社によって単価が異なります。また、公共料金ではないのでプロパンガス会社は自由にガス料金を設定できます。
しかし、「プロパンガスは公共料金だ」「居住エリアで決まった会社と契約しなければならない」といった誤解があり、入居時に不動産会社などから紹介されたガス会社と契約して、不透明な値上げに悩まされてしまうケースが多いです。
このような現状を打破し、消費者の皆さんが従来よりもお得で安心なガス会社を選べるように取り組んできたのが、プロパンガス料金消費者協会です。
独自に適正価格を定め、これに協力してくれるガス会社を全国に拡大し、現在は沖縄を除く全国の都道府県で適正価格のガス会社をご紹介できるようになっています。
適正価格だとどれくらい違うの?

※適正価格=協会紹介価格(2025年9月現在)
上記は東京都の例です。「石油情報センター」によると、東京都の平均価格(2025年8月現在)は基本料金1,907円で、1m3当たりの従量単価は648円です。一方、協会が適正とする東京都の適正価格(2025年9月現在)は、基本料金1,650円で1m3あたりの従量単価308円です。
10m3使用時の請求額は平均価格で8,354円、適正価格で4,730円となり4割以上の節約が実現することになります。協会にご相談いただくと、新居エリアにおいて適正価格でプロパンガスを供給する良心的なガス会社をご紹介します。
また、協会経由でご契約いただいた場合、適正価格を永久的に保証する「ガス料金見守り保証」が付いているため、長年にわたって安心してガスを使用できます。ガス会社を切り替える際の面倒な手続きは、新ガス会社がほとんどやってくれるので心配ありません。
プロパンガス料金消費者協会には「ガス料金見守り保証」があります!
「最近ガス代が高いのでは...」と感じられる方は、一度協会へご相談ください。協会では、全国130社(1,450拠点)以上(2025年10月時点)の優良ガス会社と提携しており、いずれも協会が提唱する適正価格でのガス供給に賛同しています。
これを保証するために、協会の紹介でガス会社を変更した方には「ガス料金見守り保証」という無料の永久保証制度が適用されます。
これは、万が一提携ガス会社が不当な値上げをした場合は、ご利用者さまから連絡いただくことで、協会がガス会社に確認し、不当と認めたものに対しては是正を求めます。
これにより、末永くプロパンガスの適正価格が維持され、値上げの不安なく利用することができるのです。
<関連記事>:ガス料金見守り保証
ガスの引っ越しに関するよくある質問
ガスの引っ越しに関するよくある質問をまとめました。引っ越し時のガス契約の参考にしてみてください。
ガス開栓日に立ち会えない場合は?
プロパンガスは危険物なので、ガスの開栓時は契約者本人の立ち会いが法律で義務付けられています。そのため、立ち会いなしで開栓手続きを行うことはできません。
当日の立ち会いがどうしても難しい場合は、家族・友人・大家さんなど信頼できる人に代理人として立ち会ってもらいましょう。その際は事前にガス会社に連絡しておけば、基本的には本人確認書類や委任状などは不要です。
都市ガスからプロパンガスに乗り換えたらガス機器はどうなる?
都市ガスからプロパンガスに乗り換える場合は、対応しているガス機器が変わります。これまで使用していた給湯器やガスコンロは使えないため、部品交換か買い替えが必要になります。
土日祝や連休でもガス開栓はできる?
プロパンガス会社の多くは、土日祝日は開栓・閉栓には応じてくれません。人手に余裕があった昔は応じてくれましたが、近年は働き方改革や人手不足でやりたくてもできないのが実情です。
土日祝日に当番の方は出社していても、緊急対応に備えて出ているので開栓・閉栓には応じてもらえないと思ったほうが良いでしょう。
ガス閉栓・開栓手続きを忘れたら?
旧居のガス閉栓手続きを忘れてしまった場合でも、あとからガス会社に連絡すれば停止できます。基本的に本人の立ち会いは不要ですが、使用分のガス料金は請求されるので注意が必要です。
開栓手続きを忘れてしまうとガスが使えず不便なので、すぐにガス会社に連絡して開栓手続きを行ってもらいましょう。なお、プロパンガスは有資格者でなければ開栓できないため、絶対にご自身で開栓してはいけません。
適正価格と平均価格は何が違いますか?
適正価格は、プロパンガス料金消費者協会が提唱している価格です。「プロパンガスの平均価格は大手都市ガスの1.8〜2倍高いので、1.2倍までに抑えられないか」と考えた末に行き着いた価格です。
平均価格は、全国のガス会社がエネ研/石油情報センターに報告している一方的な価格の平均値ですので全体的に大変高くなっています。
なぜ協会経由だと安くなるのですか?
協会が紹介するガス会社では、通常の流通経路を1段階スキップすることで、安い価格を実現しているからです。
通常:①元売り会社→②卸売り会社→③小売店→④消費者(4段階)
協会:①元売り会社→②卸売り会社→③消費者(3段階)
つまり通常③の小売店を省き、②卸売り会社から③消費者に直接お届けすることで、中間マージンをカットしています。これにより、従来より安い価格でプロパンガスをご利用いただけるのです。
<関連記事>:ガス会社の変更でガス代30%削減!
ガスの引っ越し手続きでお困りの際は「プロパンガス料金消費者協会」がご相談を承ります

引っ越しの際は、旧居のガス会社への解約手続きと、新居のガス会社での契約手続きが必要になります。いずれの手続きも、遅くとも引っ越しの1週間前に済ませておきましょう。
また、プロパンガス会社を選ぶときは、適正価格で提供していて不透明な値上げがない、良心的な会社を選ぶことが大切です。
「一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会」では、現状よりもお得な価格でプロパンガスを供給できる、優良ガス会社をご紹介します。協会によると、平均して37%安くなった実績があり(2024年3月調査)、ガス料金が安くなる可能性があります。
さらに、協会では適正価格の「永久保証」を実現しており、利用者の皆さまは「不当な値上げ」を心配する必要がありません。万が一、ガス会社が理由の不透明な値上げをした場合、協会が責任をもってガス会社と交渉し、価格が維持できるよう調整します。
万が一、ガス会社が自社都合の理由による不透明な値上げをした場合、協会が責任をもってガス会社と交渉し、価格を適正に維持できるよう調整します。
「引っ越しで新しくガス会社を選びたい」「ガスを安く使いたい」といったお悩みがある方は、一度プロパンガス料金消費者協会にご相談することをおすすめします。
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プロパンガス料金消費者協会
- ・1950年
- 群馬県伊勢崎市生まれ。
- ・1980年
- ソード株式会社(後の東芝パソコンシステム株式会社)に入社。
- ・2010年
- 一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会を設立して理事に就任。
- ・2011年
- 同代表理事に就任。現在に至る。
- ・2023年
- BSテレビ東京「マネーのまなび」で、不透明なプロパンガスの料金について取材を受け、番組内で解説。
設立当時、プロパンガスは都市ガスに比べて約1.8倍も高い状況にも関わらず、消費者が相談できる団体は皆無であった。そこで、鈴木は消費者の立場に立って、不透明なガス代について料金面から取り組む団体として協会を設立した。
それまで存在しなかったプロパンガス料金の“適正価格”の設定に奔走。大手供給業者の賛同を得て、設立10年足らずで”適正価格“を共通言語として全国展開を達成し、130社以上のプロパンガス会社とパートナー契約している。
現在はプロパンガスの”適正価格“の指標になる「CP速報」を毎月執筆し、ガス料金の適正価格での供給に貢献している。

