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「販売店変更」がスムーズに行く条件とは?

2009.04.13

先日、電話でお話しした千葉県木更津市に住むKさんは、プロパンガスの販売店を変更することによって、ガス代を30%削減することに成功しました。月に約4000円、年間では5万円近くになります。

誰と話していても暗い話しか出てこない昨今ですが、これは家計にとってはビッグニュースではないでしょうか?事実Kさんも大変喜んでくださり電話口で何回もお礼を言われました。

これはKさんだけに当てはまる特別な例かというとそんなことはないです。どこの家庭でも簡単にできます。ただ、そのためにはクリアしないといけないいくつかの条件がありますのでご説明します。

築年数が10年以上経っていること
これが最大の条件です。新築時には、施主が何もしなくてもプロパンガスの配管工事がされ、入居と同時にガスが使えるようになっていたと思います。また、それにかかった工事代金を請求された記憶もないのではないでしょうか?

実は、殆どの場合、本来施主が負担するべきこの費用はガス屋さんが負担しています。その額は10万円とかそれ以上とか言われています。10万円もか からないのではないかとも思いますが、見積りを見たわけでもないし何とも言えません。そして、この費用は10年で減価償却されるようです。

ですので、10年以上経っていれば問題ありませんが、それ以下ですと残存価格が残っています。「新築とか5~6年だと残存価格があるのはわかった。 じゃあ9年ならどうなんだ?」という質問もあるかと思います。この場合ですと残存価格もわずかなので新しいガス屋さんが負担できることもあるかも知れませ んが、ケースバイケースですので、微妙な場合はご相談になるかと思います。

「戸建て」の場合はこの「築年数」が大きなチェックポイントですが、借家とかアパートなどの場合は別の条件が加わりますので、このへんについては次回お伝えしたいと思います。