6月のCPは、2010年の10月以来の680ドルとなり、今年3月比約55%まで下落しました。背景としては、ギリシャで緊縮財政反対派が新政権を樹立し、混迷が深まることが懸念されていることがあります。
また、世界の需給が緩和するとの観測が強まったことも影響しています。サウジアラビアが増産している一方で米国と中国の需要が鈍化するとの見方が浮上してきたからです。 今後も7月から8月にかけてさらに下落しそうな状況です。