「その他」アーカイブ

日本とトルコの深い絆

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▲トルコの軍艦エルトゥールル号 和歌山県串本町ウェブサイトから引用(掲載許諾済)

 トルコって、親日国と聞いたことがあります。でも、どうしてなのかは全く知りませんでした。

 大地震による被災に苦しんでいるトルコのために、少しでもお役に立ちたいなと思っていた2月17日の新聞記事に「時を超えた絆 強く」という見出しの記事を見つけました。

 話は、明治23年(1890年:今から133年前)9月まで遡ります。

 和歌山県串本町沖でトルコの軍艦エルトゥールル号(写真)が日本への訪問の帰路、台風のために船甲羅岩礁に激突した後、爆発事故を起こし、オスマン少将以下587名が殉職、わずか69名だけが生き残るという大海難事故が起きたのです。

 この大事故に際し、地元の大島島民は総出で不眠不休の救護活動に全力であたったため、69名の方は翌月の5日、日本海軍の比叡、金剛の2隻の軍艦でトルコに向けて出航することが出来たのです。

 翌明治24年1月2日にイスタンブールに入港。トルコ国民から絶大なる感謝で迎えられたそうです。

 それから95年。イランとイラクが戦争をしていた1985年の3月17日、当時のイラク大統領サダム・フセインは今から48時間後、イラン上空を飛ぶ飛行機は無差別攻撃をすると発表。

 イランの首都テヘランには215人の日本人がいて、脱出を模索したものの手段が見つからず途方に暮れていたところ、トルコの救援機が2機到着。タイムリミットの1時間前に全員がイランを脱出できたそうです。

 なぜ、トルコが救いの手を差し伸べてくれたのか?トルコの人々は海難事故から100年近く経ったのに、和歌山の人たちの救助を覚えていてくれて、恩返しをしてくれたのです。

 話を17日「時を超えた絆 強く」の記事に戻します。

 この記事は、トルコの被災地に日本の国際緊急救助隊として派遣されていた、「海猿」と呼ばれる海上保安庁の隊員への産経新聞によるインタビュー記事だったのですが、「現地では日本語で『ありがとう!』と言われて、力をもらった」と述べていました。

 当協会でも、多くのスタッフが賛同してくれた善意の7万9千円を、トルコ大使館経由で、わずかですが支援金として寄付させていただきました。

 お亡くなりになったたくさんの方々のご冥福をお祈りいたします。

<参考記事>協会概要

ウクライナへ防寒用カイロを送りました!

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▲ 日本ウクライナ文化交流協会とNGOからいただいた感謝状

 2023年1月にウクライナへカイロを送りました。

 きっかけは、年末の産経新聞に紹介されていた、日本ウクライナ文化交流協会の活動に関する記事です。

 内容は、ウクライナでは、ロシアのインフラ攻撃のために暖房器具が使えない家庭が非常に多くなっていて、日本からの支援を求めるものでした。

 厳冬期ウクライナ・キーウの1月の平均気温は、何とマイナス6度。最高でもマイナス1度だそうです。そんな寒さの中、暖房器具のない生活とはどんなものでしょうか?想像もできない厳しさです。

 日本もこの冬の寒波は10年に一度の寒さのようですが、オフィスの中は寒さ知らずで、家に帰れば暖房器具のない家庭はほぼないと思います。

 プロパンガスが値上がりしている中、節約されているとは思いますが、銃弾やミサイルは飛んで来ないし温かいお風呂にも入れます。

 日本人としての幸せを感じると共に、困っているウクライナの人たちに少しでも支援ができればという想いで新聞を読みました。新聞によると、欧米では使い捨てカイロは普及しておらず、日本からのカイロは大変貴重で重宝されるとありました。

 そこで、協会内でカンパを募ったところ多くのメンバーから賛同が得られ、合計で7万2千円が集まりました。

 この程度ではあまり役に立たないかもしれませんが、何も行動しないよりは良いと思い日本ウクライナ文化交流協会の「ウクライナにカイロを送るプロジェクト」宛に現金をお送りしした次第です。

 1日も早く戦争が終結することを切に願っています。頑張れウクライナ!

<参考記事>協会の概要

お客さんは、いつも走っている人ですよね?

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昨日、久しぶりにタクシーにのりました。

いつもは、浅草橋から2kmほど離れた神田のオフィスまでリュックを背負ってのジョギングですが、昨日はリュックの他3kgくらいの荷物があったのでさすがに無理です。

客待ちしていた黒い個人タクシーに乗り込むと、「お早うございます!」という元気な声。私も大きな声で挨拶して、行き先を告げると、運転手さんが言いました。

「お客さんは、いつも走っている人ですよね?」

「えっ、何で知っているんですか?」と私。

「実は、1年くらい前に乗っていただいたことがあり、お客さんが健康のために走っている話を聞き、お客さんのことを"カッコ良い"と思い、私も真似してウォーキングですけど始めたんです」

「そしたら、先日健康診断があったんですけど、前は痩せても数値が変わらなかったのに、今回は脂肪肝とかh1a1cとかの数値が結構下がったんで、凄く嬉しいのです!体調もいいんですよ」と、一気に話してくれました。

その段階で私も思い出しました。病気のデパートみたいな運転手さんがいたなぁと。きっとその時、「せめてウォーキングをやってください」とお奨めしたのだと思います。

普通、運動すると健康に良いという話をしても、実践する方は滅多にいませんが、この運転手さんはすぐに実践していたのですね。ビックリすると共に非常に嬉しくなりました。それに、1年も前に乗せた客の姿を覚えていてくれたことも驚きしかありません。

私は結構健康オタクで、ウォーキングとジョギングで毎日1万歩。他にストレッチや筋トレなど合計で1日1時間30分ほど運動しています。

2年ほど前までは筋トレとジョギングだけやっていれば健康でいられると思っていましたが、間違いだったことに気付きました。例えば、ジョギングだけでは股関節の運動が不足するようで、私は昨年12月に整形外科で"変形性股関節症"と診断されてしまいました。

そこで、最近は股関節を中心にストレッチ系の運動を加えました。とにかく関節は動かすことが大事なようですね。

おかげで今では、"変形性股関節症"も気にならないレベルまで改善しました。


写真提供「Go!Isesaki 伊勢崎」http://www.go-isesaki.com/


お約束します。あなたのプロパンガス料金を下げるために、わたしたちは無料でお手伝いしています。Message from 鈴木秀男

プロフィール

プロパンガス料金消費者協会
代表理事 鈴木 秀男

1950年群馬県伊勢崎市生まれ。
伊勢崎東高(現在の伊勢崎高校)で陸上競技に明け暮れ、ビリで卒業した後、東京デザイナー学院へ。グラフィック・デザイナーや広告代理店の営業を経験し、1990年にデール・カーネギーのニューヨーク本部公認トレーナーに認定される。
東芝パソコンシステム株式会社で営業推進部長として勤務したあと1997年4月に独立。趣味はマラソン、読書。
現在、一般社団法人プロパンガス料金消費者協会 代表理事。