「2015年7月」アーカイブ

ホテルから見た札幌市の町並み

▲ホテルから見た札幌市の町並み

プロパンガス会社を変更してガス料金を安くすることができるかどうかは、都道府県によって大きく環境が異なります。

なぜならば、元々プロパンガス業界には談合体質があり、「高価格を維持する」「お互いの顧客は取り合わない」という慣習が40年も続いてきたからです。しかし、それも少しずつですが変わってきました。

最も環境がオープンになっているのは関東地方です。関東ではほぼ自由にガス会社を選択することができます。とは言っても、まだ一般のガス利用者が自力で優良ガス会社を見つけることは至難の技であることは否めませんが。続いて東海地方。東海地方は関東ほどオープンではないものの、変更する気持ちさえあればできます。

次いで甲信越地方で、そのあと東北地方が続いています。東北地方は東海地方と比較するとまだまだ自由に変更できるとは言えませんが、少し時間をかければできないこともありません。

次は北海道です。北海道のオープン度合いは、人によって見解は異なるでしょうが、私は全体的に言って東北並みかと思います。全体的というのは、同じ北海道でもエリアによって大きく異なるからです。札幌、函館などの都市部では比較的自由に変更することができますが、小さな町ではまだまだ不可能に近い状態です。

札幌には、ガス会社変更に応じてくれるプロパンガス会社が10社近くあるようです。札幌には約20万世帯ほどのプロパンガス利用者が居て、年間数千世帯がガス会社を変更しているようです。大雑把に言えば100世帯中1世帯が変更しているイメージです。これが多いのか少ないのか何とも言えませんが。

北海道の次は、北陸地方です。北陸で当協会がカバーしているエリアは福井県だけです。石川県や富山県に関する情報は現在ありません。その福井県ですが、あまり活発とは言えないながら細々というイメージですね。

最後に近畿地方です。近畿地方も全体として保守的であることは他のエリアと変わりません。切替通知書をファックスで送りつけるような、関東の流儀は通用しません。しかし、徐々にガス会社の変更が行われつつあります。

保守的だった北海道のプロパンガス会社も少しずつ変化しています。5年前は同業他社の目を気にして一切積極的な切替活動をしてこなかった会社も、徐々に力を入れ始めています。

来年4月からは電気の小売り自由化がスタートします。これを機にプロパンガスと電気のセット販売が始まるでしょう。2017年からは都市ガスが自由化される予定です。この数年でプロパンガスを取り巻く環境は大きく変わろうとしています。

プロパンガスだけいつまでも談合などしていたら、世の中から取り残されてしまいます。そのことに気付き始めたプロパンガス会社が北海道でも徐々に増えてきました。これからの市場変化には目が離せません。

> 対象エリアと適正価格についてはこちらから


写真提供「Go!Isesaki 伊勢崎」http://www.go-isesaki.com/


お約束します。あなたのプロパンガス料金を下げるために、わたしたちは無料でお手伝いしています。Message from 鈴木秀男

プロフィール

プロパンガス料金消費者協会
代表理事 鈴木 秀男

1950年群馬県伊勢崎市生まれ。
伊勢崎東高(現在の伊勢崎高校)で陸上競技に明け暮れ、ビリで卒業した後、東京デザイナー学院へ。グラフィック・デザイナーや広告代理店の営業を経験し、1990年にデール・カーネギーのニューヨーク本部公認トレーナーに認定される。
東芝パソコンシステム株式会社で営業推進部長として勤務したあと1997年4月に独立。趣味はマラソン、読書。
現在、一般社団法人プロパンガス料金消費者協会 代表理事。

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