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100mを激走する鈴木代表(左)

46年ぶり100mに挑戦しました!

2014.07.28

周りの人のほうが速かった!というのが正直な感想です。

7月21日(祝)に第23回 関東マスターズ陸上競技選手権大会が開催され、私は100mに参加してきました。

100mを走るのは何と46年振りです。いやぁ100mって長いですね。いくら走っても終わらないで、最後は足がもつれそうになりました。転んで恥をかかなくて良かったです(笑)

タイムは14秒93。辛うじて15秒を切ることができましたが、順位は20人中16位。自慢はできない順位です。私が走ったのはM60といって、60~64才までの方が走るレースです。このクラスの優勝者は13秒13ですので、私とは2秒近い差がありました。2秒は大きいですね。

実は、私は高校時代陸上をやっていました。専門は200mハードルです。今は400mになってしまったので、なくなってしまった種目です。なぜハードルをやったかというと、走力がないので何もない場所では勝ち目がないのです。そこでハードリングのテクニックで勝負しようという作戦です。

通常ハードル間は9歩とか11歩とか奇数で飛び越えていきます。しかし最初はスピードがあるのでいいのですが、後半になると9歩は無理で11歩にします。そうすると逆に余ってしまって、チョコチョコッときざんでしまいます。ここがタイムロスになります。

そこで私は後半を10歩で飛ぶようにしたのです。ということは最初は左足で踏み切ったら次は右足というように交互で飛ぶのです。慣れないとなかなか大変です。私は走力のなさをそういう工夫で補ってきたのです。

走り終えて安堵の鈴木代表

しかし、マスターズにハードル種目はないので、100mにチャレンジしたのですが、力不足は歴然でした。来年のマスターズまでにはもう少しトレーニングをして、何とか6位以内を目指し、表彰状をゲットしたいものです。

今後の作戦は、タイムを上げることよりも落とさないようにすることです。極端な話、今のタイムでも維持さえすれば75才クラスならダントツの優勝です。(ちなみに優勝タイム=15秒26)

まあ、あと10年タイムを落とさないというのも簡単ではないのはわかっていますが、体力で恵まれないアスリートは戦略で勝負するしか勝ち目はないですからね(笑)