毎日新聞にプロパンガスの記事

相談窓口(イメージ画)

9月2日の日曜日、毎日新聞に上記の記事が掲載されました。

エネ庁は、アパートのプロパンガス利用者が不透明な料金を払わされているケースがあるとみて、消費者を対象に全国調査に乗り出すようです。

新聞記事を見て、最初にタイトルが「LPガス料金 不透明 エネ庁が全国調査へ」となっているので、一般の方は戸建てを含めたプロパンガス全体の話しではないかと誤解すると思ってしまいました。

でもよく読むと、エネ庁のターゲットはアパートの料金に対する無償貸与のことだとわかります。

アパートの大家さんの関心は、今回の調査がどんな意味があるのかというところだと思いますので、私の私見を申し上げます。

結論としてはこの調査が実施・公表されても一気に透明化が進むとか入居者への料金開示が進むとかいうのはないと思います。

ただ、少しずつその方向に向かっていることは事実です。昨年6月の法改正の施工以来、大手ガス会社を中心にエネ庁の指導を受け入れ始めていますし、最低限行政指導を食らわないよう改善をするようにはなってきています。

従来のエネ庁は、保安など安全性に関することは行政指導もしっかりやってきた反面、料金のことにはあまり突っ込んできませんでしたが、今後は料金面でも介入してくるかもしれません。

今後のエネ庁の方針が気になるところです。

ただ、この調査に関係なく大家さんに理解しておいていただきたいのは、プロパンガス屋さんというのは、契約した段階のガス料金が一番安くて、時間の経過とともに上がってしまうということです。

全国のガス会社の共通点は、原油が高騰すれば値上げするけど、原油が値下がりしても入居者のガス代は下げない、という点です。

これは、恒例行事のようなもので毎年のように繰り返されます。これこそが「プロパンガス料金の不透明さ」です。そして、これを防止して、不透明な値上げをさせないのが当協会の「ガス料金見守り保証」です。これだけは頭に入れておいてほしいと思います。

今回の調査が実施され、報告書が公開されたらまた書きたいと思います。

消費生活センターからのご紹介

相談窓口(イメージ画)

先日、神奈川県の消費生活センターからプロパンガスのお客様をご紹介いただき、その方からご相談の電話が入りました。

ご相談者は、某大手ガス会社と契約中の方ですが、たび重なる値上げと担当者の不誠実な対応に不信感が募り、消費生活センターへ相談されました。

消費生活センターさんは、今回のケースでは今のプロパンガス会社から信頼のおける別の会社へ変更することがベストな方法だと判断され、当協会へ相談するようアドバイスされていました。

さて、現在のガス会社からの"たび重なる値上げ"という問題ですが、これはこの業界では珍しいことではありません。

一般的なプロパンガス会社では、プロパンガスの原料である原油の輸入価格が上昇すると小売り価格を値上げします。それ自体はおかしくないのですが、問題は原油価格が下がっても自主的に値下げすることは滅多にないことです。これが同じ原油を原料とするプロパンガスとガソリンの決定的に違う点です。

ガソリンは、原油価格の動きに連動して価格が店頭に表示されるのでわかりやすいですが、プロパンの場合はそのような形でホームページ等に表示されることがほとんどないので、よほど詳しいか業界人でないと市場動向等サッパリわからないのが実態です。

消費生活センターの方も、プロパンガス業界の料金の不透明さは良くご存じで、相談者の悩みは理解されていると思います。そして、抜本的な解決策としては、プロパンガス会社を変更するしかないことも十分承知されていると思います。

だからこそ、適正価格を守るプロパンガス会社を紹介することを保証している当協会を紹介してくださったのでしょう。

実際、各都道府県の消費生活センターからはこれまでも時々ご紹介をいただいております。そして、当協会が紹介したガス会社の場合、契約後何年経っても「不透明な値上げをされた」などのクレームもないことから、当協会の信用が少しずつ築かれているのではないでしょうか。

学生アパートの料金引き下げの成功例

アパート(イメージ画)

5月18日(金)にメルマガを配信したところ、読者の方からメールをいただきました。

この方は、北関東地方にある大学の生活協同組合の職員の方です。お会いしたことはありませんが、昨年の6月に私が東京の「賃貸住宅フェア2017 in 東京」でセミナーをやらせていただいた時に受講された方だとのことでした。

いただいたメールの内容は、概ね以下の通りです。

「学生向けのアパートを管理しているが、料金に関する学生からのクレームを時々受けることがある。現在も『高い!』とのクレームに対応しているが、供給元のガス会社から明確な料金提示がもらえずに困っている」

ガス会社名は明かせませんが、そのエリアでは大手の部類に入る会社です。高い場合はガス会社の変更が一番手っ取り早いのですが、今回は大家さんとガス会社との付き合いが長いので変更は無理とのことでした。

そこで、料金交渉のポイントをアドバイス差し上げたところ、それから数日後に再度メールが入りました。

今度は料金交渉の結果報告でした。
プロパンガス会社と生協、入居者との三者面談を行い。適正価格まで下げていただいたとのことです。

メール全文は記載できませんが、御礼の言葉の部分だけ引用させていただきます。

 >鈴木様のおかげで問題解決に至ることができまして、
 >本当に感謝いたします。
 >引き続き、今後ともご支援くださいますように
 >宜しくお願いいたします。

液石法(プロパンガスの法律)が2017年6月1日に大きく改正されましたが、料金の透明化はまだ緒に就いたばかりで、なかなか進まないなぁというのが実感です。

P.S.
先日のメルマガも開封率が40%を超えました。平均開封率は10%前後のようなので驚異的な数字ですね。それだけ、アパートの大家さんを中心とした方の「ガス料金開示」への感心の高さを実感しています。

写真提供「Go!Isesaki 伊勢崎」http://www.go-isesaki.com/


お約束します。あなたのプロパンガス料金を下げるために、わたしたちは無料でお手伝いしています。Message from 鈴木秀男

プロフィール

プロパンガス料金消費者協会
代表理事 鈴木 秀男

1950年群馬県伊勢崎市生まれ。
伊勢崎東高(現在の伊勢崎高校)で陸上競技に明け暮れ、ビリで卒業した後、東京デザイナー学院へ。グラフィック・デザイナーや広告代理店の営業を経験し、1990年にデール・カーネギーのニューヨーク本部公認トレーナーに認定される。
東芝パソコンシステム株式会社で営業推進部長として勤務したあと1997年4月に独立。趣味はマラソン、読書。
現在、一般社団法人プロパンガス料金消費者協会 代表理事。

「マネーの達人」連載記事はこちら>>
「マネーの達人」連載記事はこちら>>
プロパンガス料金消費者協会「コラム記事」

プロパンガス料金消費者協会「コラム記事」