高森町のプロパンガス料金
高森町のプロパンガスの市場開放はこれから
中央アルプスと南アルプスに囲まれ、天竜川がその間を流れる信州・伊那谷。高森町はこの伊那谷の南部、天竜川の西岸に広がる段丘の町です。西に中央アルプスに続く本高森山(1,889.8m)がそびえます。高森町はこの最高地点から東に向かって、ゆるやかに扇状地をつくり広がっています。アルプスの上昇により断層ができ、やがて川の掘り込みによって扇状地ができます。扇状地はまた新たな断層で切られ、階段のようになります。さらにそこを川が掘り込むといった具合に、何十万年にもわたる気の遠くなるような時間をかけて、特有の地形が造られてきました。
町の東には仙丈ヶ岳、塩見岳、赤石岳など、南アルプスの3千メートル峰を望むことができます。この山並みは四季折々に色を変え、目を楽しませてくれるだけでなく、空間をさえぎり、ひとつのまとまりのある風景(遠景)をつくる壁の役目をしています。2つの山脈に囲まれた段丘の町は、いわば大きな自然の箱庭そのものです。
人口13,214人。世帯数4,156世帯。(平成22年10月1日現在)
明治22年、当時の下市田・上市田・吉田・出原・大島山・牛牧の6ヶ村が合併して市田村となりました。一方、明治8年山吹にあった5ヶ村と大島村の前身となった3ヶ村が合併して里見村となりましたが、明治14年に分村し山吹村となりました。昭和32年7月1日に市田村・山吹村が合併し、両村を山頂で結ぶ高森山に由来して町名を高森町としました。
高森町は長野県を代表する地域ブランド「市田柿」の発祥の町です。秋に収穫された渋柿をつるし、天竜川から来る朝霧と日本でも有数を誇る長い日照時間がもたらす温暖な冬の気候の寒暖の差の繰り返しにより、柿の中にある本来の甘み(糖分)が結晶となって浮かび上がり、白く粉化粧されます。これが特産品の干し柿「市田柿」です。最近では食品衛生上、昔のように軒先に柿をつるす「柿すだれ」の風景はほとんど見ることができなくなりましたが、今でも高森町を代表する風物詩のひとつです。
長野県のプロパンガス業界のオープン化はまだまだこれからです。しかし、少しずつですが自由競争が行われるようになってきたのも事実です。
プロパンガスの料金面で見ると、高森町が属する長野県は関東に比べると少し高いです。とはいえ、北海道や東北地方に比較するとまだまだ安いエリアと言うこともできます。また、高森町の場合、関東に比べるとお風呂を灯油で沸かす家庭が多いのも特徴です。料金的には、石油情報センターのホームページに掲載されている都道府県別の平均価格を見ると、10立方メートルで消費税込み7,158円(平成22年2月調べ)となっています。この数字から消費税を抜き、基本料金を1,500円として計算すると従量単価が532円になりました。
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高森町:基本料金=1,500円 従量単価=532円
出典:石油情報センターのホームページ(2010年2月のデータ)より。
基本料金と従量料金が区別がないため、基本料金は1,500円として従量単価を計算。 |
従量単価532円は高いか安いか
はっきり言って、ここ高森町の532円という従量単価はかなり高いです。当一般社団法人プロパンガス料金消費者協会が提唱している適正従量単価は330円~380円ですので、適正価格に比較して約35%くらい高いです。これでは、オール電化や太陽光発電などの代替エネルギーに対し、料金面で苦戦を強いられても仕方ないです。高森町の場合、お風呂をプロパンガスではなく、灯油で沸かす家庭が多く、全体にプロパンガスの使用量が少ないことも高止まりしている原因の一つと思われます。
しかし、532円前後で販売している当のプロパンガス販売会社の言い分として「うちは高くない。この辺では平均的な価格ですよ。うそだと思うなら『石油情報センター』のホームページを見てください。うちの価格が平均価格に近いということがわかりますから」と言われることがあります。要は、石油情報センターの平均価格というのは、料金を高止まりさせたいと思っているプロパンガス会社にとっては、誠に都合の良い「隠れ蓑」になってしまっているとしか言いようがないのです。
高森町はブローカーはまだこれからです
高森町は、平均価格が532円と高いですが、地域柄ブローカーの活動はまだあまり見られないようです。しかし、今後市場の開放化にともなって活発になることが予想されます。
なぜなら、プロパンガス業界は、平成23年3月11日の東日本大震災のあと何かと話題に上るようになった太陽光発電や、数年前から東京電力などの電力会社等が推進してきたオール電化、昔から競合してきた都市ガスなどの代替エネルギーとしのぎを削っており、約2,400万世帯という市場はすこしずつ縮小傾向にあります。このような環境の中で、プロパンガス会社同士の顧客の奪い合いが関東を中心に激化しており、この流れはいずれ全国に波及する可能性があるし、現に東北・甲信・東海などでも始まっています。
また、隣接する山梨県では「ブローカー」が積極的に活動しているという情報も入ってきています。首都圏の神奈川や千葉で活動していたブローカーが山梨で活動を始めたということは、いつ長野県で活動をはじめても不思議はないので、くれぐれもご注意ください。
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高森町:基本料金=1,500円 従量単価=350~400円
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当協会が推薦するガス会社では勝手な値上げは禁止されています
プロパンガス料金消費者協会が紹介するガス会社の場合、普通よくある、契約後徐々に値上げするようなことはしない約束になっています。ですので、高森町で長期的なスパンで安心してプロパンガスを利用することができます。また、料金も“格安価格”でなく、“適正価格”ではありますが、平均価格に比べると約35%くらいのコストダウンにつながるので、家計における影響は大きいです。
ご自分の料金が適正料金かどうかは簡単に調べることができます。
「料金診断」は、お住まいの住居タイプにより異なります。


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