大桑村のプロパンガス料金:プロパンガス料金消費者協会

プロパンガス料金消費者協会

大桑村のプロパンガス料金

大桑村のプロパンガスの市場開放はこれから

 長野県の南西部に位置する大桑村は、東西30km、南北10km、総面積234.45平方kmの山村です。東は南駒ヶ岳をはじめとする中央アルプスの山々、南は南木曽町、北は上松町、西は岐阜県中津川市及び王滝村へ隣接。地形は急峻で、村の総面積の96%を山林が占めています。中央部を北東から南西に流れる木曽川に沿って国道19号、JR中央線が走っています。集落及び耕地は、木曽川とその支流の伊奈川などの流域(標高500~800m)に点在しています。

 

 木曽地域は、有史以前のものとみられる様々な遺跡が点在しており、古くから人類が住んでいたといわれています。しかし、国史に登場するのは8世紀初め。『続日本紀』では大宝2年(702年)に「初めて岐蘇山道を開く」、和銅6年(713年)に「美濃・信濃二国を結ぶ径道は険しく往還が困難なため吉蘇路を通ず」と記されています。そこから、このあたりが東山道の重要な位置にあったことがわかります。交通の要所としての軍事的価値と、大森林を擁するという経済的価値を背景として2つの荘園が成立します。1つは、宮ノ越を中心とした大吉祖荘、もう1つは現在の大桑村を中心とした小吉祖荘。小吉祖荘は当時の中央の有力貴族や寺院の所領でした。平安末期には、木曽の豪族中原兼遠に擁立された木曽義仲が平家追悼の兵を挙げたことにより、木曽の名は一躍全国に知られます。そして時代が下がり、江戸時代から明治維新まで尾張藩の領するところとなりました。維新後は名古屋県となり、明治4年(1,871年)筑摩県に編入。明治7年12月には、須原・長野・殿・野尻村が合併して大桑村となりました。しかし、明治14年3月には財産区分の問題などが原因で、もとの4か村に分村。そして明治22年4月の新町村体制によって再び合併し、今日の大桑村が誕生したのです。

 

 人口4,105人。(2011年8月1日現在)

 

 長野県のプロパンガス業界のオープン化はまだまだこれからです。しかし、少しずつですが自由競争が行われるようになってきたのも事実です。

 

 プロパンガスの料金面で見ると、大桑村が属する長野県は関東に比べると少し高いです。とはいえ、北海道や東北地方に比較するとまだまだ安いエリアと言うこともできます。また、大桑村の場合、関東に比べるとお風呂を灯油で沸かす家庭が多いのも特徴です。料金的には、石油情報センターのホームページに掲載されている都道府県別の平均価格を見ると、10立方メートルで消費税込み7,158円(平成22年2月調べ)となっています。この数字から消費税を抜き、基本料金を1,500円として計算すると従量単価が532円になりました。

 

大桑村:基本料金=1,500円 従量単価=532円

 
出典:石油情報センターのホームページ(2010年2月のデータ)より。
基本料金と従量料金が区別がないため、基本料金は1,500円として従量単価を計算。

 

従量単価532円は高いか安いか

 はっきり言って、ここ大桑村の532円という従量単価はかなり高いです。当一般社団法人プロパンガス料金消費者協会が提唱している適正従量単価は330円380円ですので、適正価格に比較して約35%くらい高いです。これでは、オール電化や太陽光発電などの代替エネルギーに対し、料金面で苦戦を強いられても仕方ないです。大桑村の場合、お風呂をプロパンガスではなく、灯油で沸かす家庭が多く、全体にプロパンガスの使用量が少ないことも高止まりしている原因の一つと思われます。

 

 しかし、532円前後で販売している当のプロパンガス販売会社の言い分として「うちは高くない。この辺では平均的な価格ですよ。うそだと思うなら『石油情報センター』のホームページを見てください。うちの価格が平均価格に近いということがわかりますから」と言われることがあります。要は、石油情報センターの平均価格というのは、料金を高止まりさせたいと思っているプロパンガス会社にとっては、誠に都合の良い「隠れ蓑」になってしまっているとしか言いようがないのです。

 

大桑村はブローカーはまだこれからです

 大桑村は、平均価格が532円と高いですが、地域柄ブローカーの活動はまだあまり見られないようです。しかし、今後市場の開放化にともなって活発になることが予想されます。

 なぜなら、プロパンガス業界は、平成23年3月11日の東日本大震災のあと何かと話題に上るようになった太陽光発電や、数年前から東京電力などの電力会社等が推進してきたオール電化、昔から競合してきた都市ガスなどの代替エネルギーとしのぎを削っており、約2,400万世帯という市場はすこしずつ縮小傾向にあります。このような環境の中で、プロパンガス会社同士の顧客の奪い合いが関東を中心に激化しており、この流れはいずれ全国に波及する可能性があるし、現に東北・甲信・東海などでも始まっています。

 

 また、隣接する山梨県では「ブローカー」が積極的に活動しているという情報も入ってきています。首都圏の神奈川や千葉で活動していたブローカーが山梨で活動を始めたということは、いつ長野県で活動をはじめても不思議はないので、くれぐれもご注意ください。

 

大桑村:基本料金=1,500円 従量単価=350~400円

 

当協会が推薦するガス会社では勝手な値上げは禁止されています

 プロパンガス料金消費者協会が紹介するガス会社の場合、普通よくある、契約後徐々に値上げするようなことはしない約束になっています。ですので、大桑村で長期的なスパンで安心してプロパンガスを利用することができます。また、料金も“格安価格”でなく、“適正価格”ではありますが、平均価格に比べると約35%くらいのコストダウンにつながるので、家計における影響は大きいです。

ご自分の料金が適正料金かどうかは簡単に調べることができます。

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