プロパンガスは高い?:プロパンガス料金消費者協会

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プロパンガスは高い?


消費者の方の相談を受けていて感じたのは、都市ガスに較べて「プロパンガスは高い!」と思って悩んでいる方が大変多いことです。あなたはどう思いますか?

●プロパンガスが高い理由

1. プロパンガスは公共料金ではなく、自由料金だから

皆さん意外に勘違いされている方が多いのですが、プロパンガスは公共料金ではありません。自由料金商品です。

先日、協会のフリーダイアルに新宿の不動産屋さんから電話がかかってきました。何でも、「アパートに明日入居するお客様がいるのだが、プロパンガスの元栓を開口できなくて困っている。どこに連絡すればいいのかわからない。東京ガスじゃないですよね?」って、プロの不動産屋さんでもこんな状態です。一般消費者が公共料金だと勘違いしていても無理はありません。

自由料金ということは、販売店が自由に価格を決めることができるということです。そうすると結果として価格は高値安定になりがちになるのは理解できると思います。
 

2. 永年に渡り価格競争が行われてこなかったから

ガソリンの場合、スタンドに行けばレギュラーは130円、ハイオクは140円とか明記されているので、どのスタンドが安いか一目瞭然です。そして消費者は1円でも安く入れるために日々価格をチェックしているし、どのスタンドも熾烈な競争の中でしのぎを削っています。

しかしプロパンガスの場合は違います。ガス屋さんの店頭に料金が大きく貼り出されている訳でもないし、電話で聞いても即答できるガス会社は100社に1社あるかどうか疑わしいです。

一般的に業界では、「お互いのお客様を取り合うのはやめよう」という体質があります。関東では現在比較的価格競争が行われていますが、関東以外ではまだまだ競争環境は少なく、ガス料金が高いのを不満に思った消費者がガス会社を変更しようとしても、安値で供給してくれるガス会社がどこなのか探すのは至難の業です。
 

3. 消費者が、プロパンガスを値下げする方法を知らないから

本来消費者の方は、自宅のガス料金が高いと思ったら販売店を代えれば良いのです。しかし、実際はそう簡単に販売店を代えることはできません。まず、今のプロパンガス料金が標準価格に較べて高いのか安いのわからないし、仮にわかったとしても安くて信用できるガス屋さんを探すのは大変なことです。

もしあなたが、インターネットでガス屋さんを探し出して電話しても、「はい。当店のプロパンガスは、基本料金が○○円で、従量料金が1立方メートル当たり○○円です」と明確に答えてくれるガス屋さんは少ないです。

もう一つ、問題をややこしくしているのが『売込価格』の問題です。売込価格のことは新聞等でも報じられているのでご存じの方もいるかと思いますが、契約の際、他社よりも20~40%安いことをアピールして契約し、その後は十分な説明をしないまま値上げを繰り返し、数年で以前と変わらない水準にしてしまうというという問題です。

これだけ複雑な業界を理解することは簡単なことではないので、当協会を最大限活用することをお奨めします。
 

4. 先行投資分が上乗せされているから

新築時に配管工事を行うとガス会社は施主に費用を請求せずに、『無償配管』として貸し付けますが、その費用約10万円(社内原価、解約しようとすると約20万円ほど請求される)は、10年ほどかけて回収しなければならないのでその分が上乗せされるので高くなる。

また、営業ブローカーなどが250円~270円で切り換えると数万円の謝礼がガス会社からもらえるが、これも消費者のガス代から回収するしかないし、もともと250円や270円では赤字になってしまうので、契約後数ヶ月で値上げが始まるようです。
 

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